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今後日本は実質上の乱婚状態に陥る?離婚率の増加から見える未来

乱婚

乱婚とは、ある集団の中で複数相手と性的な関係を持つシステムを指します。

この言葉を聞くと、複数との異性との乱交状態や、常識や倫理観を欠いた反社会的な行動と思われがちですが、これはある特定の動物の配合システムを指す言葉であり、最近では「複雄複雌の配偶システム」と指す事が多いです。

 

人類はかつて乱婚状態になった事はない?

多くの人は、人類はかつて乱婚状態であり、そのご一夫多妻婚になり、一夫一妻婚に移行していったと思い込んでいる人も多いです。

しかし、実際には人類の歴史の中で乱婚状態であったのは、類人猿としてもかなり初期の頃にあった可能性があるのみで、それを証明する証拠はありません。

また、乱婚とはかなり行き当たりばったりの配偶システムです。特定の異性と長期的な関係を築くことに向いておらず、なおかつ社会性を維持することが出来ません。つまり、集団はおろか、家族という一単位を築く上で、乱婚はまったく理に適っていないシステムなのです。

 

一夫一妻制で離婚が増えれば、乱婚となる?

原始時代以前ならいざしらず、現代では乱婚はかなり不都合なシステムという意見が大半です。

しかし、現在の日本社会では、表面的には一夫一妻制度でも、その仕組みは乱婚にとても近い形に変わりつつあるのです。

 

離婚率の増加は、実質的な乱婚状態を引き起こしている

今や3人に1人が離婚経験者というこの日本では、今後も離婚率の増加が予想されています。

では、離婚をした男女はその後再婚をしないのでしょうか?いいえ、実際には離婚経験者は結婚と離婚を2度、3度と繰り返す事もあります。

では、これは乱婚なのかといわれると、完全にそうとは言い切れません。乱婚とは集団の配偶システムを指す言葉なのですから、日本人全体の離婚率が100パーセントにならなくては、乱婚とはなりえません。

ということは、現在の日本は一夫一妻制度と乱婚制度のハイブリット型とも言えるようなら、新たな配偶システムの中にあると考えることも可能なのです。

 

生涯婚か、実質的乱婚を選ぶ自由がある

現在の日本は、一夫一妻制度の中で、生涯婚か乱婚かを選べる様な新たなシステムの中にあります。

どちらを選ぶかは個人の自由にゆだねられます。実際には、生涯婚のつもりで結婚する人が大半ですが、本能に赴くままに生きる人は、本心では乱婚の方を望む人も多いです。

 

生涯婚の特徴

一夫一妻制度は、その始まりから現在まで生涯婚を目的としています。

生涯婚のメリットは、生涯に渡って配偶者が得られるため、個人の力が弱くとも安定的に結婚生活を営むことが可能になる点です。

また、子供営む上でもメリットは大きいです。特に愛情を注ぐというためには、生涯婚で長期的に接することのほうが有利なのが現実でしょう。

ただ、生涯の伴侶の選択を誤ったと感じた場合に取り返しは付かず、その不自由さを嫌う人も多いです。

 

離婚後の複数婚の特徴

一人の配偶者ではなく、離婚後に複数の相手と結婚し続けることも可能です。

複数婚のメリットは、一人に異性に縛られることなく、複数の異性と関係を持てる点でしょう。

そのため結婚後もよりよい相手を探す事が可能なります。ただ、結婚に安定を求めるためには、どこかで生涯婚の相手を探す必要があるため、恋愛期間の延長線上として捉えていると失敗することも多いでしょう。

 

独立心が高い人間ほど個人的乱婚が増える?

上記の通り、生涯の伴侶を得ることは安定につながりますが、より良い相手と生涯の伴侶となるには、その相手を見極めるために様々なトライが必要になります。その最中に、結婚を誤ることもあれば、離婚を繰り返すこともあるでしょう。

離婚を繰り返すことによって起きるデメリットは、個人として生きる期間が長くなることです。

精神的にも経済的にも支えてくれる相手が居ない状態を繰り返すことは、肉体的にも精神的にも衰えやすい年齢の経過と共にリスクが増していきます。

しかし、離婚をしても経済的に安定しており、なおかつ精神的にも安定しているメンタルの強い人は、離婚後に受けるデメリットが減ります。

そのため、自立心が強く、経済的にも安定している人間ほど離婚を繰り返しやすいとも考えられます。

また、その方がより優れた遺伝子を持つ人間同士が出会いやすいという社会生物学上のメリットもあります。

 

一夫一妻制の中でこそ、乱婚は成立する

乱婚は人間の社会にはまったく適してはいませんが、こと一夫一妻制度という配偶システムの中で限定的に機能させる分には、むしろ優れた遺伝子を残す上で有利です。

この性質に人類が気が付き始めたのかは分かりませんが、実際に一夫一妻制度を進める国は、次第に離婚数が増えていきます。

しかし、一夫多妻制度に切り替わることはなく、完全な乱婚状態にならないのも、一夫一妻制度のメリットを享受しつつ、乱婚の持つ優れた遺伝子を残すという有利さを活用しようとする人類の生存戦略なのかもしれません。

 

まとめ

人が離婚をすることは日本ではあまり推奨されていませんが、一夫一妻制度でなぜここまで離婚をし、人が個人の自由を求めるのかを考えると、そこには一夫一妻制度のデメリットを補うための人類の知恵が隠されているのかもしれません。

ただ、結果的にもし人類が結婚という制度をさらに軽いものにし、離婚を容易い物にして行ったとしたら・・・その先には、実質上の乱婚(複雄複雌の配偶システム)が待っていると考えられます。

その頃になると、ひとはより浮気や不倫にたいして寛容では無くなるでしょう。乱婚とは人間がより多くの異性と配偶したいと考える本能を忠実に具現化したものです。

つまり、愛情は消えないものの、長期的な関係になることも無い。ということは、恋愛期間と同じく、結婚をした男女の間でも二股や複数の異性と同時進行的に関係を持つ事が簡単になるでしょう。

しかし、愛情がある以上嫉妬心は消えません。これが消えてしまったら、人はただ配偶者を求め、子孫を残すための本物の機械の様になってしまいます。

せめて生涯婚を選ぶか、複数婚を選ぶか選択できる程度に留めておくのが、人々にとっては良いものかもしれませんね。

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