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実録結婚調査:結婚資金をだまし取った女

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昔から結婚詐欺を行う男女は数多くいましたが、その罪が詐欺罪として立証されることはそれほど多くありませんでした。

なぜなら、結婚詐欺を行う人間は必ず相手との恋愛関係を築きあげ、そのうえで相手の合意を得て金銭を取ります。

金銭を得る方法としては、親の介護のためや、努めていた会社の倒産、もしくは結婚のための資金などが多いです。

そのご、お金を得たあとに関係を断ったとしても、外見的には「恋愛関係のトラブル」として見られてしまい、警察が詐欺容疑で捜査することも少なく、証拠不十分で刑事告訴できなないケースが多いです。

また、恋愛の上での出来事であるため、それほど大金でなければ「しょうがない事だと」詐欺被害にあった事実にまるで気が付かない事もあります。

ただし、それは熟練された技術を持つ天性の詐欺師に限った話。

そうではない結婚詐欺師は、なんらかの形で必ず報いを受ける羽目となるのです。

 

相談

今回の相談者は東京都在住のOさん(33歳:会社員)

はじめはメールでの相談であり、結婚調査に関する費用面についての質問のあと、詳しい相談内容については後日の面談の際に話す事となりました。

面談の場所となったのは依頼者の自宅付近の喫茶店。同席者として依頼者のお姉さんが一緒に店に入らっしゃいました。

そしていよいよ依頼者の話を伺う機会になると、依頼者は準備していたという預金通帳のコピーを見せながら「実は、婚約していた女性に貸したお金が帰ってこないんです」と、小さな声でしゃべりはじめました。

その場で依頼者に見せて頂いた金額はおよそ100万円程。これだけの金額を一体なぜ貸してしまったのかを訪ねると、依頼者は口ごもりながらもなんとか事情について話してくれました。

依頼者の説明によれば、その女性と出会ったのは半年程前で、SNSを通じて知り合ってからすぐに意気投合し恋愛関係に発展したといいます。

また、お互いに結婚適齢期であったため、当初から結婚を意識した交際をしていたのですが、突然相手の妊娠が発覚し、結婚へのスピードはさらに高まったといいます。

すると、急に女性が「結婚してくれるか不安だから、私に結婚資金を預けてほしい」と言い出したといいます。依頼者はそんなことをしなくとも必ず結婚すると言ったそうなのですが、女性はそれを拒否、ヒステリックな様子で依頼者に迫ったといいます。

 

これにはさすがに依頼者も不安にさせてはまずいと思い、女性に対してお金を支払いました。

これにより女性は一時期安堵し、妊娠の報告もかねてお互いの両親に挨拶に行こうと言っていたのですが、その後しばらくして「やっぱり貴方とは結婚できない、お金は中絶費用に使う」といって、男性のもとを突然去ってしまったのです。

この一件のあと、依頼者は妊娠させてしまったことと、女性から不甲斐ないと自分が思われていたことにショックを受け自分を責め続けていましたが、依頼者の姉が結婚詐欺の可能性を指摘したため、同じSNSで同様の被害にあった人間について調べた結果、ほかにも数名の男性が同様の手口で金銭を渡してしまったあと、関係を絶たれていることが分かったのです。

 

依頼内容

今回の依頼者が結婚詐欺に気が付いたのは以下のポイントからでした。

 

突然関係を断たれたこと

相手と突然関係を断ってきた時、相手は必ず相手に非があるとして関係を断ってきますが、それもすべては結婚詐欺を悟られないための方法。このことに本人はすぐには気が付けませんが、事情を他人に説明することさえできれば、客観的にみて100万円ものお金が中絶費用に必要でなかったことはだれでも私的してくるはずです。

 

妊娠検査

女性の結婚詐欺のみならず、男性一般が気を付けたほうがいいのが、妊娠したといって関係を迫ってくる女性の存在です。

これが一般的な恋愛であれ、しょうがない女性ということで済まされるかもしれませんが、それによって金銭をせしめる女性が居るのも確かであり、そうした手口に男性はまんまと引っかかってしまいます。

さらに、唯一信用できるはずの妊娠検査薬の結果すら薬品によってごまかす人も居るのですから、まったく油断はできません。

 

調査開始

今回の調査は結婚詐欺をおこなった人間を見つけだす事ですが、同時に警察への被害届を行うため、詐欺にあったと目される人たちに被害状況を聞いて回る調査も行いました。

その結果、集まったのは依頼者と同様の手口にあった人々の振り込み記録。これをもって警察に被害届を出し終えた後、あらためて詐欺行為を行った女性の捜索を行いました。

女性の創作を行うのは簡単ではありませんでしたが、インターネット調査から始まり、引っ越し先にかんする聞き込みなどを繰り返した結果、当該女性の現住所を確認しました。

ただ、引っ越し先の住所には対象者である女性以外にも、父親と母親、さらには対象者の弟と思わしき男性と少年が一人住んでいたのです。

その事実を依頼者に知らせると、家族構成や対象者の現状についての調査依頼が入ったため、続けて生活状況について調べる事となったのです。

 

調査結果

生活状況に関する調査を行った結果、居住先は集合団地の中にあり、父親は姿を見せず、母親はパート勤務。長男は会社員、下の弟は専門学校に通っていました。

そして、問題の女性はアルバイト勤務としてカラオケ店に勤めている事が判明しました。

また、近隣住民に対して聞き込みを行った結果、金銭的にもかなり困っている様子がうかがえた他、姿を見せない父親はすでに他界している事実が判明しました。

この事実を依頼者に説明した所、結婚詐欺についての告訴は行うものの、損害賠償請求については考慮すると決心したようでした。

確かに、結婚詐欺に走る人間がお金に困っている例は多いですし、金銭的に困っているからこそ、人はお金にまつわる犯罪に走るのも事実です。

しかし、かといって詐欺行為を働いて良い理由にもなりませんし、多くの人の心を自身の利益のために傷つけたことは許されません。

結局、その後この件は刑事事件となった事実はわからず仕舞いに終わってしまいましたが、依頼者のような人間が生まれることも、困窮を理由に結婚詐欺に走る女性が減ることも願わずにはいられません。

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