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実録浮気調査:悪夢の外張り

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皆さまは「外張り」という聞いた事がありますか?

この言葉は調査などを行う警察や探偵が主に使う言葉で、その意味は「車両などを用いらず、路上に立って張り込みを行う」ことを指しており、もしかしたらドラマや小説などで見聞きした事があるかもしれませんね。

実は、都心部や地方都市などでは人通りも多く、車を停めるスペースも少ないので多くの探偵が日夜外張りを繰り返しながら調査をしています。

これだけでも結構大変そうな作業ですが、これを北国の、しかも真冬に行うとなると、もはや命の危険すら感じるような張り込みを体験することが出来ます。

そんな張り込みはどんな探偵でもやりたくはありませんし、実際に行った私も二度とあんな調査はしたくありません。ただ、それでも苦労や努力というのは必ず実ると信じ、依頼者のために探偵は常に体を張り続けています。

 

相談内容

今回ご紹介する案件の相談者は、北海道にお住まいのOさん(女性・30代・行員)です

Oさんは北海道内の地方都市の銀行に勤めており、旦那さんは公務員として働いていました。二人の間にお子さんが2人おり、調査に依頼される3年ほどまえにマイホームを購入したと仰っていました。

しかし、そんな幸せが崩れたのは自宅を購入してから半年ほどが経た頃でした。

その日の夜、旦那さんが「会社の同僚との飲み会に出かける」と連絡してきたきり、一切連絡が取れなくなり、その日の朝になってようやく家に戻ってきたのです。

朝帰りをした旦那さんに激怒したOさんが旦那さんに「朝帰りって、いったい何をしていたの?心配で寝れなかったんだから!」と文句を言います。

これに旦那さんは平服して誤ったそうなのですが、それからというもの、時折同じように朝帰りを繰り返すことが多くなってきました。

ついに堪り兼ねたOさんは、旦那さんが飲みに行っているという同僚と会ったとき「うちの人をあんまり飲ませすぎないでくださいね」と嫌味を言うと、同僚は「あいつは最近付き合いが悪くて、殆ど飲みに行っていないぞ?」と告げられたそうです。

 

それでは、いったいなぜ旦那さんは朝帰りを繰り返す様になったのか?

不安を募らせたOさんは浮気の可能性を次第に疑う様になり、ついに旦那さんの携帯電話をチェックします。

すると、そこには浮気相手とのラブラブなメッセージのやり取りが

これにショックを受けたOさんは、離婚も視野に入れて本格的な証拠を集めるために探偵社に相談に訪れたのです。

 

依頼内容

Oさんの旦那さんの浮気相手と目されたのは、旦那さんと同じ地域の公務員の女性(Aさん)でした。

しかし、同僚であることは携帯に残された文面から推測できたものの、本名や住所、年齢などは一切不明なままです。

また、Aさんと対象者は会社が終わったあと、市内にあるバーや居酒屋に良く立ち寄っている様子も伺えたそうです。

そこで、本調査では勤務先から退勤する対象者を確認後、浮気相手と接触したのち不貞行為を確認。その後浮気相手の住所を割り出すプランが練られました。

ちなみに、この対象者は公共交通機関、もしくはタクシーでのみ移動するため、徒歩尾行要員2名、その他1名を車両尾行に加えた計三名による尾行が行われる事となったのです。

 

調査開始

勤務先周辺から調査が開始されてから1時間程が経った頃、勤務先からスーツの上にダウンを着込んだ対象者の姿が現れました。

季節は2月。北海道では最も寒さが増す時期と言われていますが、当日はさらに晴天であったため、放射熱(地表の熱が上空に逃げて地上の温度が下がる現象)が発生しているため、普段よりもさらに温度が低い状況でした。

なんて寒さだろうと、まつ毛の氷を落としながら尾行をしていると、ふと目に入った駅前の温度計が目に入ります。

 

表示されていた気温は、なんと-25度

まさかこんなに寒いとは思わず、思わず無線で現在の温度を伝えてみると、現地の調査員からは「これ位よくありますよ」と軽く一言。そんな馬鹿な、とは言えませんでしたが、とにかく体を温めるためにもカメラを回しながら尾行を続けました。

すると、今度はカメラに異常が発生。バッテリーが急速に冷えてしまったせいか、見る見るうちに残量が減っていきます(当時のカメラは良くバッテリーが減りました)

さらに携帯電話もおかしくなりはじめ、次々と機械トラブルが発生。

カメラのレンズもすぐに曇り、放っておくとその部分だけが凍り付く始末です。

それでも何とか車両からのバックアップを受けながら徒歩尾行を続けると、対象者が居酒屋に入る姿を確認。ワンテンポ遅れてこちらも居酒屋の中に入ると、店内で合流したと思われる30代位の女性と席を共にしている姿を確認しました。

 

それから車両に乗り込み、店の反対側で張り込みをしていると、2時間程して対象者立が出てきて、今度はいま来た道を戻る様に駅前方向に向かって歩いていきます。

分ってはいたものの、またかと思いこちらも徒歩尾行に移ると、今度はすぐに住宅街の中へと曲がり、ほど近い場所にあった単身者用と思わしきアパートの中へと入っていきました。

これであとは張り込みを続ければ調査が終わる……と思い、後ろを振り返ると、なぜか調査車両がありません。

どうしたのかと思い携帯電話を入れると、暗い声をした調査員の声が聞こえました。

「さっきの場所で発進しようとしたら、スリップした車にぶつけられた」

 

そんな馬鹿な!

思わず声を上げそうになりましたが、こんな静かな住宅街で叫ぶわけにもいかず、渋々了解。事故処理が終わるまで、私はその場でたち張りを続けることになったのです。

しかし、気温-25度という環境で張り込みをしていると、すぐに体が震えだし、じっとしていられなくなります。さらに奥歯がガチガチと言い出し、体が全体に震えが回りはじめたため、私はその場で足踏み運動を繰り返しながら、早く車が来ることをひたすらに祈り続けました。

それから一時間後、おじいさんに車をぶつけられたという調査車両が発見したのは、路肩の雪山の陰に隠れながら、まるで遭難者の様に唇を真っ青にしながら震えていた私でした。

 

調査結果

この調査の結果、浮気相手宅に泊まり込んだ対象者の様子を確認し、同時に浮気相手の住所を割り出すことができました。

さらに後日調査を行った結果、浮気相手の勤務先と所属部署が判明。その結果依頼者に伝えると、この証拠をもって旦那さんとよく話し合うと仰っていた様です。

それにしても、北海道での調査は本当に大変です。

特に冬場は何かとトラブルが多いので、調査を依頼する際には、探偵社に万全の態勢を整えて挑んでもらうようにしましょう。

また、出来れば真冬の張り込みや尾行を頑張っている探偵に労いの言葉でも掛けて頂ければ、探偵の苦労も報われるかもしれません。

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