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孤独ゆえの結婚・若い世代の浮気問題に見る貧困問題

 

2482_1探偵業界の料金は年々下がりつづけています。

その結果、探偵業界の利益が減っているのかというと、一概にそうでもありません。料金が引き下がることによって依頼できる層が増えたことは間違いなく、実際に依頼者の年齢層もどんどんと下がってきているように感じます。

しかし、その結果探偵たちは、かつてのような富裕層からの依頼に見るような「表面上は綺麗でも、中身が汚い」世界だけではなく、若い世代が抱えがちな「貧困」問題も見ることになったのです。

そこで、今回は浮気調査の中で見た若年層の貧困問題についてご紹介させて頂きます。

10代で結婚した夫婦に見える貧困問題

若い頃に結婚する夫婦は、やはり金銭問題を抱えやすく、周囲からのサポートは欠かせません。

ただ、残念なことに若い頃に結婚する全ての人間が周囲からのサポートを得られている訳ではありません。

むしろ、大人からのサポートを受けられない人間だからこそ、若くして結婚してしまう人間も目立ちます。

孤独に悩まされたAさん

私がかつて知り合った人物にAさんという人物が居ます。

Aさんは、浮気調査のために探偵社に訪れましたが、その話を聞くうちに、どうやら問題が浮気だけでは無いことが分かり、ついには自身の身の上相談にまで発展しました。

話によれば、Aさんの家庭は早くに離婚し、母親の手によって育てられたといいます。しかし、父親からの十分な養育費は無く、母子手当と母のパート代だけが生活の便りでした。

そうした家庭に育っても、健全に生きていける人間もいます。しかし、残念ながらAさんはそうではありませんでした。貧困家庭に育った人間は避けては通れない、孤独ゆえの精神的不安定さゆえ、10代の頃には不登校を経験、精神科に通う時期もあったといいます。

また、不安定な家庭環境ゆえに母親との関係も悪く、友人の家を泊まり歩いては家に帰らないこともあったといいます。

しかし、そんなAさんはある男性と出会い、交際の末妊娠しました。

自身の妊娠について悩みはしたものの、旦那さんが結婚の意思を固めてくれたことから、ついに自分の居場所ができたと思い、すぐに結婚。その年齢はわずか18歳であったといいます。

この結婚に母親は猛反対し、結果的に母子の縁は切れてしまいました。

ただ、母親にも金銭的余裕が無かったので、たとえ関係が続いていたとしても、援助はそれほど期待できなかったでしょう。

結婚という幸せのあとに待ち構えていた現実

孤独であったAさんは、出会った旦那さんとの結婚や出産によって幸せを感じていました。所が、その幸せは長くは続きません。

旦那さんはまだ若く、金銭的には安定はしていません。旦那さんも早い結婚のせいで、両親からの援助は期待できず、子供を育てるためのお金にも苦労しました。

そうしたストレスもあってか、子育て期間の間に夫婦は口論が絶えず、時には旦那さんのDVを受けることもあったそうです。

さらに、その結果旦那さんの浮気が発覚しました。

しかし、旦那さんの浮気やDVにAさんは暫くは絶えていたといいます。親からの援助も期待できず、結果的に生活保護になるしかないAさんは、子供のことを考えて離婚せずにいました。

しかし、それもついに我慢の限界に達し、DVでの離婚と同時に、浮気による慰謝料請求と養育費の支払いを求めるため、探偵社に調査を依頼されたのです。

浮気調査の依頼を断るしかなかった

Aさんから浮気調査の依頼を探偵社が断る理由はありません。

しかし、以来を受けた相談員の頭を悩ませていたのは、Aさんの支払い能力でした。

探偵社にはローンを組める制度があるので、現在は経済的余裕が無いかたでも依頼ができるようになっています。

しかし、Aさんは旦那さんと別居状態にあり、さらに離婚後は生活保護を受ける予定となっているため、支払い能力はほぼありません。また、慰謝料請求にしても、旦那さんの収入からは期待できません。

こんな時でもビジネスに徹していれば、Aさんの依頼を受けることもできたのですが、相談員は心を鬼にしてAさんの依頼を一度は考えなおさせ、今度は出来るだけ自分で浮気調査を行って費用の節約ができてから探偵社に来るよう説得しました。

一旦依頼を断ったのは、離婚後のAさんの生活を考えた相談員の配慮です。探偵社に限らず、自社ローンは職種や経済状況に関わらずローンを組めるシステムです。

しかし、経済的余裕がないにも関わらずローンを組めば、探偵社は良くとも、その後の生活が苦しくなることは目に見えています。浮気調査をしなければ離婚の慰謝料や養育費すら期待できないなら、なんとか費用の削減をしてもらい、調査によって受けるダメージを最小限に食いとどめる必要があったのです。

費用削減と、浮気調査の実行

相談を受けてから3週間後、相談員のもとに再びAさんからの連絡がありました。

その結果、なんとか12万円以内で調査を行えることになりましたが、費用が少ないため、調査員は私一名のみ。現場としてはかなり心もとない状況ですが、それでもプロとしてなんとか調査をすすめました。

その結果、旦那さんの生活を見て愕然としました。幼い子供と奥さんを抱えながら、仕事が終わればギャンブルに興じ、さらには浮気相手の部屋に泊まり込む始末だったのです。

若い世代の貧困は様々な不幸を生む

若い世代で結婚する人を非難する方がたまにいます。

しかし、私としては若い世代で結婚することが例え過ちであったとしても、それを罪として周囲の人間が放置する社会の冷たさは、是非とも改善すべき点だと考えます。

また、今回のケースでは旦那さんの行いの酷さが目立ち、調査中の私も怒りを感じたものですが、あとになって冷静に考えれば、彼もまた、ただ若いだけで、自分が父親として何をすべきか教えてくれる人間が回りに居なかっただけだと考えています。

人間は必ずリセットできるものです。

この調査で離婚をしたAさんも、その後の生活はなんとか看護師の資格を取得して、自分の力で子供を育てていく決心をされていました。過酷な環境で生き抜く母親の姿は、とても美しいものです。

ただ、過ちを犯しても、自分のみの力で人生をリセットできる若者なんて、この世界にはいません。若くして結婚した人間のも、ぜひ国や回りの人間が手をさし伸ばしてもらいたいものです。

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