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結婚前調査で政治思想は調べられるのか?

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結婚調査を依頼したいと考えている人の要望は様々であり、依頼のバリエーションは依頼者の数だけあると言っても良いほど多岐に渡ります。

そんな中、最近再び依頼者の中から要望として飛び出し始めたのが『政治思想』に関係する調査で、かつて90年代ごろは、結婚調査のみならず、企業の信用調査でも政治や思想に関する調査を行う所が多かったのです。

それでは、政治や思想を調べるために探偵は何をするのか?そして、調査対象となる政治や思想とは一体何なのか?

ここでは結婚調査における政治と思想の問題について詳しく解説させて頂きます。

政治と思想が調べられる理由

調査を行うのは探偵ですが、その調査を依頼するのは依頼者なので、政治や思想について調査が増えたということは、当然世間そのものが結婚相手の政治や思想について強い関心を抱くようになったと言う事です。

この調査が増え始めた発端となったのが、911によってアメリカと戦争状態に突入したイスラム過激派の登場でした。

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この集団はイスラム教における聖典『コーラン』を極解し、宗教そのものをテロ活動に利用した明らかなテログループです。

しかし、テロ活動がさらに激しさを増して行くにつれ、この運動の参加者がけっしてイスラム教徒のみでは無い事が次第にわかりはじめました。

特に、近年中東系に誕生した『イスラム国(IS)』は、世界各国から戦闘員を募集するなどして巨大な軍事勢力にまで成長しています。

そして、その戦闘に参加する兵士の内、海外からISの活動に参加した人々の殆どはイスラム教徒ですらない人間が多く、ISの活動に参加するためにイスラム教に改宗するような人間まで現れています。

このような現状があるため、人々の間ではすでにイスラム教や過激派の一派ではないかという不安よりも、ISへの理解や賛同を示すような政治的、もしくは思想的傾向にある人間を危険視するようになってきたのです。

身近に潜む恐怖

さらにこの様な政治的思想を持つ人間の調査が増え始めた背景には、インターネットの普及によって、誰もが過激な思想を持ち、それを共有出来る人間と出会えてしまう『思想シェア』が問題となっています。

例えば、昨年北海道大学でISへの支配地域に渡り、戦闘員として活動に参加しようと企てた大学生が逮捕される事件が起きました。

この学生は決して東欧人でもなければ、イスラム教徒でもなく、本来であればISとはまるで無関係の人間でした。

ところが、この学生はISのホームページに何度も出入りし、その他SNSやチャットを利用して、ISなどの活動についての情報収集を行っていました。

この様に、インターネットではテロ思想すら簡単に共有出来る以上、国や人種を越えたあらゆる地域で、まるで突然現れたかのように、善良な市民の中に危険なテロリストが誕生してしまう確率は昔よりも極端に高くなってしまったのです。

かつての政治調査

現在、結婚調査での中でも依頼が多いのは、やはりISなどの活動に関連するものが多いですが、かつては『共産主義』やそれに類似する政治的思想の調査を行う人も沢山いました。

これは戦時中から行われた、所謂『赤狩り』と呼ばれた時代から盛んに行われはじめました。

ただ、赤狩りの時代が終わると、一度は共産主義に傾倒する若者も減ったため、このような調査が行われることもなくなったのですが、高度経済成長期に入ると、今度は学生たちを中心に安保闘争などが行われはじめ、その中から『赤軍派』を代表とする国際的なテログループが生まれ始めます。

すると、やはり結婚調査においても、相手がそのような安保闘争に参加している過激なグループの一員なのか?もしも安保闘争を行っているのなら、穏健派に属しているのか?それとも過激派の一派なのか?などといった調査を依頼する人も多かったのです。

政治・思想の調査

この様に、政治・思想に関する調査は、テログループや過激派が活動を激化させていくのとほぼ比例するように需要が増えており、調査対象となる政治や思想の種類も、世間の動向が大きく反映しています。

では、その政治・思想の調査を探偵がどの様に行うのかというと、それには次のような手法を取ることになるでしょう。

行動確認

尾行や張り込みなどを行って、政治団体やその構成員と接触しないかを確認します。

この場合、接触した人物の政治や思想についても調査を行わなければならない為、調査の時間は他の調査よりも長くなる事が多いです。

聞き込み

対象者の周辺人物に対して聞き込み、本人の政治や思想についての評判を聞きます。

この時、セオリーであれば外堀から埋める様に、対象者から遠い人物から責めるものなのですが、政治や思想的な話は近しい人間にしか話していない場合が多いので、普段から良く話しをする人物から聞き込みを行う場合もあります。

偽装接触

聞き込みや行動確認によって確認が出来ない場合には、危惧される政治思想をもった人間に調査員が偽装し、本人と接触して反応を見ることもあります。

政治や思想を調べることは難しい

このように、政治や思想に関する調査は、ある特定の思想を調べ続けてきた訳ではなく、時代によって対象となる政治思想が大きく変化します。

しかし、依頼者の個人的な見解によって、対象者の指示政党が自分と同じなのかどうかを調べるような依頼は殆どありません。

 

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