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浮気をするのはやはり動物の本能だった?配偶者を愛しながら浮気をする動物達

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人間がなぜ浮気をするのか?

そんな壮大かつニッチなテーマに挑む研究科は驚くほど多く、その研究は世界中の様々な場所で行われています。

そして、今回ご紹介するのはアフリカ、しかも研究のターゲットとなったのは人間ではなくサル……ここから、一体浮気の何がわかるのでしょうか?

 

自然界の浮気もの、ゲラダヒヒの生態

ゲラダヒヒとは、オナザル科に属するヒヒの一種です。

エチオピアやエリトリアを中心に分布。霊長類では珍しく草原やいわばなどを中心に活動を行います。

容姿は派手な鬣が特徴で、その見た目はまるでサルのライオン。

生態もライオンと非常に似通っており、雄一等と複数のメス、さらに複数の子ゲラダヒヒで群れを構成(ハーレム)食べ物が雑食であることを除けば、サルのライオンとも言える生き物なのです。

 

ただし、ゲラダヒヒはライオンよりも知能が高く、その行動も狡猾。時にはリーダーを欺くように、ハーレム無いで不倫が繰り返されるというのです。

 

霊長類におけるはじめて観測された戦術的欺瞞

霊長類が同じ霊長類を騙すことは殆どありません。

しかし、それが初めて確認された、しかも欺瞞の内容がなんと霊長類同士の浮気だというのだから驚きです。

この観測を行ったのはA Le Rouxが率いる研究チーム。

彼らは長期間にわたってエチオピア周辺に住む野生のゲラダヒヒを観察し続けた結果、膨大な研究データによって野生のグラダヒヒが浮気をすること、さらにその浮気を隠し通そうとすることを証明しました。

同チームが科学雑誌「ジャーナル」に発表した論文によれば、ゲラダヒヒは交尾を行う最中に大変特徴的な交尾声を発する事で知られています。

ところが同チームが観察している最中、群れのリーダーの目を盗み、一匹の雄と雌が交尾声を発しはじめました。

もちろん、このとき交尾を行った雌はリーダーの妻であり、その相手の雄はその部下。まさしく昼ドラ的な不倫状態です。

 

ところがその最中、姿を現さなかったリーダーが不意に姿を現しました。

もちろん、このときリーダーは不倫中の妻と部下の性行為を目撃しちません。

しかし、リーダーが近づいた気配を察した雌と雄は、不意に交尾声を押さえはじめ、リーダーの動向に注視しはじめたのだと言います。

この行動を人間に例えると、自宅で浮気をしていた妻と間男が、突然帰宅した夫に驚いて息をひそめている状態と言えるでしょうか?本当に人間の不倫みたいですね。

 

ゲラダヒヒから見て取れる浮気の仕組み

今回の研究結果により、ゲラダヒヒは不貞行為を隠蔽する習性をもって居る事がわかりました。

これは不貞行為によって発生する情報を抑制するシステムが霊長類にはすでに存在していることを示唆しており、すでに生物はゲラダヒヒ程度の知能を持っている生き物であれば、戦略的に欺瞞を行う可能性を示唆しています。

つまり、私たち人間が浮気を行っていたのは、おそらく霊長類の段階からであり、その頃からすでに浮気を隠すという欺瞞すらも覚えていた可能性があるのです。

 

浮気が起きるのは知能のせい?

多くの人間は「浮気は人の本能である」と考えているでしょうが、いつ頃からこの本能が芽生え始めていたのかは誰にもわかりません。

しかしゲラダヒヒの研究によって得られた答えは、人の浮気の歴史を紐解く鍵になる可能性があります。

例えば、浮気を行う動物はほかの動物にも沢山おり、つがいで行動する事の多い鳥類では、雄がパートナーを裏切って他の取りにアピールを行う様子は多く目撃されています。

しかし、浮気をしてもそれを隠蔽する行動はまったく確認されておらず、つがいのメスが即座にその行動を咎めています。

こうした事象を総合して考えると、浮気を浮気たらしめているのは明らかに『欺瞞』という行動であり、その欺瞞こそが知性の高さを示す行動であるという事なのです。

 

人は浮気をする事によって進化した?

かつて人間の歴史と欺瞞の関係性の研究は理論モデルのみによる成果が続いていました。

その中でも人は人を騙す事は遥か昔から行われ続けており、その行為はなんらかの生存戦略の上に発生したというのが研究者の共通の見解でした。

しかし、一体人はなぜ人を騙すようになったのか?また、なぜ人は人の嘘を見抜くようになったのかは研究がまったく進んでおらず、嘘の始まりがどこにあるのか誰にもわからなかったのです。

 

ところが、今回のゲラダヒヒが戦略的欺瞞によって浮気を行う事が観察された事におり、私たちが嘘を付く発端が浮気にある可能性が示唆されたのです。

そして、多くの研究者が人は嘘によって知性を高めて、より狡猾な生存戦略を取れるようになったという考え方もあります。

つまり、私たちは浮気を覚えた事によって知性を高め、現在の様な進化を遂げた可能性があるのです。

もしもそうだとしたら、恐らく私たちがより狡猾に、より良い子孫を残そうとすればするほど浮気が起こる訳ですから、もはや浮気を止めることは永遠に不可能なのかもしれません。

 

浮気は止めるべきである

人間の進化に貢献し、より多く、より良い遺伝子を残すために浮気が誕生したとしても、私たちは浮気を社会悪と考え、浮気を止めなければならないと考えています。

また、浮気を止める事は、より多く、より良い遺伝子を残すための生存戦略である事をご存知でしたでしょうか?

ちなみに両者の考えが人類に及ぼす影響は次の様に別々の役割をもって居ます。

 

浮気を肯定する考え

実際には浮気は『遺伝子を残す』事に特化した考え方のため、より多くの遺伝子を残し、優れた遺伝子同士の配合を生むのには適しています。

しかし、浮気が行われ続けると育ての親のどちらかが常に違うパートナーを求めて行動するため、育児放棄が発生したり、一人の子供に対して十分な教育を施せない可能性が出てきます。

 

浮気を否定する考え

浮気を否定することは、生涯一夫一妻制度をつらぬかなければならず、当然雄、雌ともに遺伝子を残すチャンスは減ります。

しかし、代わりに一人の子供に対して父と母が長期的、かつ安定的に教育を施せるため、子供の生存率の上昇、または知性の上昇が期待できます。

つまり、人間が動物である以上、生き残るためにはどちらの考えも必要だという事。

どちらかが悪で、どちらかが正義という単純な話ではないのです。

 

ゲラダヒヒにならないために

ゲラダヒヒは浮気をしましが、その結果群れのリーダーから制裁を受ける事は免れません。

これは人間も同じで、人間として平均的な知性があれば、浮気が悪いというのは知性がある以上誰でも理解できる事なのです。

つまり、結局は浮気は非難されて当然の行為。

これが非難されなくなった場合、私たち人類は安定的な子育てを行えるような余裕が無い危機的な状況に陥っている可能性があります。

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