対象者のミスによって探偵は調査が可能になるのか?隙さえなければ探偵は調査できない?

インターネット上を見てみると、ある記事にふと目がとまりました。

その記事はアメリカの探偵社を取材した海外ライターの記事であり『個人情報の流出を防ぐために探偵を取材する』といった類のものです。

この記事は非常に興味深いものでした。

海外の探偵事務所を取材されている記事ということでも興味が沸きましたが、まず探偵の様々な調査活動を通して、個人情報を守る方法を見つけるというライフハックが海外でも行われていることにも驚きました。

その中に「探偵の調査は対象者のミスによって可能になる』との一文が。これは面白い解釈です。探偵は自らの技量によって調査が可能となっていると考えますが、アメリカ人のライターの解釈では、対象者のミスによって調査が可能になっているというのですから、目から鱗が落ちるような感覚でした。

この記事はさほど大きく取り上げられることもなく、見過ごされている方も多いと思いますが、個人的にはとても良い記事だと思うので、あらためてこの問題について掘り下げてみたいと思います。

対象者のミスによって調査が可能になっている理由

「対象者のミスによって調査が可能になる」という解釈で探偵の調査を見てみると、その世界はまるで違って見えてきます。

例えば記事内では、探偵達が行っているSNS調査も、対象者がSNSを非公開にすることで防ぐと書いています。

また、自宅内のプライベートな領域を外部から探偵に見られたくなければ、常にカーテンを閉め切ることで情報をシャットアウトすることが大切なように、ネットでもプライバシーを守ることは今や当たり前であると訴えています。

さらに、プライバシー領域を守ることが出来れば、必然的に探偵は調査の範囲が狭まるため、その領域に侵入することが出来ないのです。

 

探偵が姿を消すのは、隙を生み出すため

もしも全ての人達が探偵を警戒したとしたら、探偵の調査は今よりも遥かに困難を極めるでしょう。

それは当然のことで、探偵が姿を消して調査をする理由は、全て対象者の隙を生み出すため費やされているからです。

もしも貴方の周囲に探偵と名乗る人物(警察でもかまいません)が現れ、自分を調査することになったと言ったとしたらどうしますか?

もしも浮気をしていたら、当然浮気にはいかずに誠実な自分を探偵に見せるでしょう。また、ほかにも人に知られたくないことがあれば、当然その部分を隠すはずです。

人に隠したいプライベートな部分とは、常に人が隠したいと考えるやましい部分と重なります。そのやましさを調べるのが探偵の仕事なら、当然自分の姿を出せば相手は確実に隠し通します。

だからこそ、古くから探偵は尾行や張り込みなど、身を隠しながら調査を行う術を研究し、相手のプライベートな領域を観察する能力高めてきたのです。

 

完璧に探偵の調査を回避する方法はある?

もしも調査の対象者が自らのプライバシーを保護するため、完璧な対策を施したとしたら、恐らく、探偵に狙われるよりも辛い現実を見なくてはならないかもしれません。

 

探偵は基本的に公共の場所で観察をする

探偵は確かに人のプライバシーを侵害すると思われがちですが、実際にはプライバシーの侵害をせずに調査を行うことのほうが多いです。

探偵は相手が建物の中や室内にいる時には、基本的に内部の様子を探ろうと無理をすることはありません。カーテンを閉めた状態なら、そこにうつる影や明かりの有無を観察する位のもの。

かわりに、探偵が動きだすのは家の外に出た瞬間であり、道路を歩いたり、店舗に入るなど、プライベートなゾーンではない場所なのです。

一方、インターネット上でも基本的には公共の部分(不特定多数に公開された情報)をメインに調査を行います。

鍵付きのアカウントなどの内部を見るために、別のアカウントを使って中身を覗き見る方法は多様されますが、基本的にあまり成功率は高くありません。むしろ、そうではない公開領域から拾ってきた情報のほうが頼りになることが多いです。

 

プライバシーの完全は、公共性を消すこと

もしも探偵に狙われたくないと思ったら、公共の領域での行動全てを制限しなくてはなりません。

それはリアルもネットの世界も変わりなく、その殆どを非公開にして活動する必要があります。

これはあまり現実的な方法とはいえません。そもそも、探偵が姿を消す以上、いつ、どのタイミングでどの部分の調査が行われるか分かったものではありません。

つまり、探偵から狙われないようにするには、プライベートな領域を多く作り、なるべく

 

調査をされたくない場合には?

探偵に調査をされたい人なんてまず居ません。

一部の変わり者を除いて、殆どの人が自分のプライベートな部分を調査され、それを記録に付けられることなど望んでいないからです。

そんな人達がもしも探偵の調査から逃れたいと思うなら、やはり普段から堅実な生活を続け、隠しごとをなるべくしないように気を付けなくてはなりません。

 

探偵は依頼者なしで調査はしない

探偵は調査を行いますが、各報道機関や週刊誌とは違い、依頼者の存在なくして調査は行えません。そして、その依頼者とは対象者と必ず接点がある人物となるでしょう。

それが浮気調査となれば、依頼者は必ず貴方のパートナーです。

探偵からの調査を警戒するならば、そのパートナーを大切にし、疑心暗鬼にしない行動を心がけるのが大切です。

 

まとめ

探偵の調査を逃れたいと考えている人は多いですし、探偵の調査も対象者のミスによって起きるといえば、それは間違いありません。

しかし、いくらミスをしないといっても、社会生活が不可能になるレベルまで探偵を警戒する意味はあまりないと思います。

探偵の調査は、結果的に対象者の身の潔白を証明する手段にもなるので、調査をされることで、より信用を得られる人も珍しくありません。

世間では何かと怖がられる存在である探偵。しかし、その実態ははそれほど恐れるべき存在ではないのかもしれません。