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探偵は命を救うのか?行方不明者発見時に探偵がとる行動

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探偵の仕事といえば、尾行や張り込みなど、社会の陰で暗躍するイメージが強いでしょう。そのため、探偵という仕事が社会にどのように貢献しているのか?疑問に思う人も多いかと思います。

しかし、探偵という仕事は驚くほど社会に貢献しています。得意行方不明者の捜索活動は、命を直接救う機会も多く、探偵にとってもやりがいの大きな仕事の一つです。

では、探偵が行う行方不明者の発見は、どのようにして人の命を救っているのか?今回は実際にあった調査の実例も踏まえてご紹介させて頂きたいと思います。

実例1『自殺を阻止する』

自らの意志により姿を消す人間は、少なからずも頭の中に「自殺」の二文字がよぎっているものです。

それは例え子供の家出でも同じことで、たんなる家出と思っていたものが、行方不明になった数時間後に遺体となって発見されることも珍しくありません。

行方不明者を捜索を行う中で、自殺しそうになる行方不明者をギリギリのタイミングで見つけ出し、なんとかその命を救ったという事例は数限りなくあります。それは明らかに自殺を意識した行動を見つけたこともあれば、あと数秒遅れていれば、命が失われていた瞬間もあるのです。

 

車にガスを引き込んで自殺

2000年初頭、世界中に経済危機が巻き起こり、その余波を受けた日本でも急激な経済の低迷が発生しました。そんな中、絶望感に際悩まされた人々は強い自殺願望を抱くようになり、集団自殺が流行を見せた時期もあります。

 

そんな時代の行方不明者の捜索では、よく密封した車に排ガスを引き込んで自殺する人々に遭遇したといいます。

車での自殺は当時かなりの流行を見せていました。練炭自殺同様、二酸化炭素を大量に吸い込むことで脳に機能停止を促すことから「眠るように死ねる」と言われており、痛みも少なく、首つりや飛び降りよりもポピュラーな方法となったのです。

こうした自殺は、自宅では行わず、どこか離れた土地で車の中にガスを引き込むという手法が通例でした。発見にまで時間がかかるため、すでに手遅れとなることも多かったのですが、中には探偵が行方不明者の捜索途中、意識を失いかけた行方不明者を発見し、命を救ったという実例もあります。

二酸化炭素による自殺は非常に時間がかかります。失踪してすぐに本格的な捜索活動を行うことが出来れば、ぎりぎりのタイミングで命を救うことも可能なのです。

 

飛び降り自殺を防ぐ

崖やビル、マンションからの飛び降り自殺は、今でも自殺を考える人にとって簡単な方法です。また、観光名所などの景観の美しい場所には、大抵自殺に適した崖などがあるため、現実社会から逃げ出してきた行方不明者には、魅力的な自殺スポットに見えるのです。

人は死ぬとき、不思議と最後に美しい風景の中で死にたいと考えます。ロマンチックな自殺というのは、はるか昔から人々が描いてきた願望の一つでもあり、高所からの風景を見ながら最後の時を迎えようと考える人は珍しくありません。

 

こうした経緯があることから、探偵が観光地などで行方不明者を発見した時には、必ずといって良いほど自殺の可能性に備えます。崖に近づこうとしたり、周囲に人が離れるまで高所に居ようとする気配があれば、すぐに声をかけ、自殺を思いとどまらせるのです。

声をかけた行方不明者は、大抵そのまま自殺を思いとどまります。誰かが見ている前で自殺をしようとするなら、美しい観光地を選ぶ理由は無いのかもしれません。こうした理由から探偵だけでなく、警察や民間の自殺防止NPO法人の人々が観光地で自殺予防を呼び掛けています。

 

山中に入っての首つり

首釣り自殺は自宅の中やホテルの中で行われることが多いと言われています。

しかし、行方不明になった後に山中に入り、首つり自殺を行う人々もいます。

首つり自殺の名所として有名なのは、山梨県にある青木ヶ原樹海でしょう。この樹海では毎年多くの自殺志願者が集まってきては、木にロープをくくりつけて首つり自殺を試みようとしています。

 

山中で首つり自殺を行う人の多くは、自殺を行う前に行方不明者の届け出がなされています。そして、首つり自殺を行おうとする人間を探し出すため、探偵が雇われることもあります。

行方不明者の行き先が山中だとわかった場合、追跡する探偵は山中での自殺の可能性を考慮にいれます。その結果、車から降りて山中に入る様子が見られれば、そのまま本人を追跡し声を掛けることになります。

 

自殺を止めることは探偵の仕事なのか?

探偵の仕事は、厳密にいえば行方不明者の命を救うことではありません。探偵業は行方不明者を探し出すことであり、無理やり行方不明者を捕獲することが仕事ではありません。

また、探偵の仕事は厳密にいえば調査業にあり、探偵業法にも「特定個人の依頼により、尾行、張り込みなどを用いて調査すること」と定められております。

しかし、調査の最中に対象者に命の危険が迫れば、当然探偵はその命を救わなくてはなりません。依頼者はただ調べることだけを期待していません。特に行方不明者の捜索は、本人を見つけるだけでなく、無事家族と引き合わせるまでが探偵の仕事となるのです。

 

まとめ

探偵は意外な場所で、地道な社会貢献を続けています。その姿を多くの人に知ってもらえるのは、おそらくまだまだ先の話になるでしょう。

しかし、人知れず活動を続けていたとしても、探偵と行方不明者、そして依頼者家族たちだけは、一つの依頼によって一人の人間の命が救われたことを知っているのです。

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