行方不明者捜索のために必要なアイテムとは?

行方不明者を探すためにはノウハウが必要です。

しかし、どんな人でも友人や家族が繰り返し行方不明になることはありません。

また、誰もが警察から積極的な捜索をしてもらえることもありません。お金が無ければ、探偵に調査を依頼することもできない…それが現実です。

ただし、プロ並みの調査は無理でも、容量さえ押さえれば、普通より遥かに良い調査を行うことが出来ます。

行方不明者捜索のための情報整理術

行方不明者の捜索には情報を上手く使えなければなりません特に、知識もノウハウも無ければ、行方不明者を探し出すことで良い結果を得られるかもしれません。

 

メモ・ノートを使って情報を整理

行方不明者の捜索にはメモは欠かせません。

ノートでもかまいませんし、スマホやパソコンのソフトでもかいません。とにかく記録できるものを準備しておかないと、行方調査は簡単に頓挫してしまいます。

たかがメモと思って、多くの人が甘くみていますが、行方調査には記録を取らなくてはならない情報が大量にあります。

 

得られた情報を記録する

行方調査をしていれば、必ず聞き込みをすることになります。情報は自分の足で稼ぐことになるでしょうが、中にはポスターを見たり、ネットの公開情報を見た人から急に電話が入ってくることもありまし。

ただ、そこで重要な情報を聞いても、その中身を忘れてしまっては意味がありません。見聞きした情報は必ずメモし、忘れないようにしましょう。特に見かけた場所と住所は正確にメモしてください。

 

情報を整理する

捜索活動するなかで手に入れる情報の半分以上は、行方不明者の居場所に直結しません。情報が古かったり、人違いであることが殆どです。

ただし、どの情報も無駄にできません。もしかしたら、一見無駄になるような情報から行方不明者の居場所に繋がるかもしれないのです。

重要な情報を選びだすには、情報の整理が欠かせません。ただ、慣れている人間でも、頭の中だけで情報を整理するのは難しいものです。プロですら難しいのですから、初の捜索活動に挑む人にとっては猶のこと。手にした情報をメモで一覧にし、客観的に情報を分析しましょう。

 

メモによる情報整理のコツ

メモを使って情報を整理する時は、得られた情報を時系列順に並べるのが一番わかりやすいです。こうすると、対象者の行動を一目で終えると共に、重複したり、矛盾する情報も発見しやすくなります。

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(例) 5月12日

  • 9:00 自宅を出て行方不明に
  • 15:00  〇〇町付近で目撃証言。服装に変化なし。駅の方向に徒歩で向かっている様子。
  • 18:00  〇〇駅の監視カメラで目撃。駅を出てすぐにタクシーに乗る。タクシー会社は〇〇
  • 19:00  〇〇駅の周辺で目撃証言。コンビニで友人らしき男性と話している。
  • 19:30  タクシー会社から。〇〇付近でタクシーを追りたことが判明。その後歩いて住宅街に消える。

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こうして情報を時系列順にすると、明らかに矛盾する情報があることが解りますよね?この例なら、18:00にタクシーに乗車している映像があるのに、19:00にはまだ駅の付近で目撃例があります。

しかし、タクシー会社からは20:00付近に住宅街でタクシーを降りています。となれば、駅周辺での目撃例が間違いか、もしくはタクシー会社の運転手が見間違えたかどちらか一つです。

この状況なら、監視カメラの映像を信じて、そのまま住宅街に向かっても良いでしょう。しかし、人員が余っているなら、監視カメラの映像が間違いなく本人なのか?そして、タクシーの運転手が見間違えていないか、裏を取るための調査を行うとより効果的です。

 

行方不明で勘違いの証言が多い理由

行方不明者を探す時には、多くの誤った情報を聞くことになります。

しかし、特に情報提供者が悪意を持っている訳ではありません。

 

顔を見間違える

捜索中に最も多い誤認が、行方不明者の写真をみて、まったく別の人物を連想してしまうという過ちです。特に人の出入りが多い店舗のスタッフや、毎日大量の人間を見る街頭に立つ人達からの情報は、顔の間違いなどが起こりやすいです。

人は、見知らぬだれかの顔を自然と覚えています。しかし、写真を見て、記憶に眠った本人の顔を完璧に引き出せる訳ではありません。人間の脳は検索機能と同じく、特徴となるキーワードから記憶にある人間の顔を引っ張り出してきます。

ただ、「金髪・派手なメイク・低身長」という特徴を持つ人間の顔写真を見て脳内を検索した時に、都合よく本人が出てくるとは限りません。検索サイトと同じように、同じキーワードを含んだ人間の顔が、ランキング順に(記憶の新しい順、もしくは良く引き出すか、印象付けられた記憶)登場するのです。

 

善意による記憶のねつ造

行方不明者の捜索で怖いのが、行方不明者を見つけようと必死になってくれる人ほど、手助けをするために記憶のねつ造をしてしまう現象です。

人は自分の記憶を操作することが出来ます。それも、意識しているよりも、強い無意識による影響が強いものです。

親切で、行方不明者の捜索に熱心に参加してくれる人は、行方不明者を探して困っている人の手助けをしようと必死です。しかし、それゆえになんとか手助けが出来ないかと思ううちに記憶をねつ造し、それらしく手がかりになりそうな情報を提供してしまうのです。

 

実際にあった例としては、行方不明者と良くにた服装をしていたものの、顔は明らかに違う人物を見かけた女性が「間違いなくこの人を見かけた、近所のアパートに住んでいる」と証言した事例があります。その後、結果的にアパートの女性は勘違いに終わり、行方不明者の捜索は大きな時間のロスを強いられました。

何の情報が無いよりもましですが、信憑性の低い情報は、裏を取る優先度を下げなくてはなりません。行方不明者の捜索はスピードが命です。疑わしき情報に惑わされないように、情報を見極めるようにしましょう。

 

整理されない情報は、混乱だけを招く

行方不明者を早く見つけなくてはならないのは、その先に本人の死が待っているかもしれないからです。

しかし、聞き込みや情報提供から手に入れた多くの情報に惑わされ、時間のロスばかりしていると、行方不明者の命が危険にさらされます。

勢いだけで闇雲に探すのではなく、情報をきちんと整理しながら、確実に最短ルートを走りましょう。