ストーカーに嫌がらせをされたら?パターンと対応の仕方

ストーカーに嫌がらせをされたら、どんな対応をすべきなのか、ストーカー被害に合っている人は常に悩む所でしょう。

ストーカーは恐ろしく、どんな行動に出てきてもおかしくありません。だからこそ、これ以上被害に合わないためには何をすべきなのか考えはじめると、まるで迷路に入ってしまったように答えが見つからなくなります。

そこで、今回はストーカーに嫌がらせを受けた場合に備え、その対応策を探偵目線から考えてみました。

ストーカーが嫌がらせを行う理由

ストーカーの嫌がらせといっても、その全てが同じ理由で行われている訳ではありません。

ストーカーのタイプにより、嫌がらせを行う理由は変わります。

愛情表現型

ストーカーの大半が行う嫌がらせは、行き過ぎた愛情表現によるものです。

例えば、相手にラブレターのような長文の手紙や電子メッセージを送りつけること。相手が反応するまで何度も電話をし続けること。自分に振り向いてもらえるまで、頼んでもいないプレゼントを贈り続けることなどが愛情表現型のいやがらせに該当します。

また、自宅の周辺に張り込んだり、常に相手を監視している事実を相手に告げるのも、同じく愛情表現型のストーカーに多いです。また、相手の写真を撮影して集めたり、相手のものを盗んで集めるのも、同様に行き過ぎた愛情表現の一例としてとらえられるでしょう。

ただ、愛情表現型は攻撃性はそれほど高くなく、嫌がらせとしても無視できるものが多いですが、相手の恋愛感情が高まるにつれて、ストーカー行為はさらに激しくなっていき、危険度が増す傾向にあります。

悪意表現型

法律において、ストーカーは「好意にもとづく」ストーキングであると定義されていますが、広義の意味では、恋愛感情ではなく、憎悪や敵意によってあいてをつけまわし、嫌がらせを行うのもストーカーとして定義できるでしょう。

また、嫌がらせや憎悪によるストーキングは、もともと好意があった相手に対して抱くこともあります。

悪意を表現するストーキングでは、かなり攻撃的な嫌がらせが連続します。死んだ動物の死骸を送りつけたり、虫を送り付ける、もしくは車を傷つけたり、ドアに落書きをするなどがその典型例です。

嫌がらせを行う目的は様々です。異性を取られてしまったパターンが最も多いですが、妄想によって敵意をむき出すタイプ、過去に大きな確執があった相手というパターン、ストレスの発散相手として勝手にターゲットにしているなど、非常に多種多様です。

しかし、悪質な嫌がらせがエスカレートしていくケースは、愛情表現型よりも少ないと考えられます。愛情表現型とは違い、悪意を表現するタイプは憎悪や怒りを発散させるのが目的です。

嫌がらせへの対応策

嫌がらせの対応策は、嫌がらせ相手がどんなタイプなのかで変わります。

愛情表現型の場合は「スルー」が基本

愛情表現に関する嫌がらせの場合、最も恐ろしいのは、相手の好意がエスカレートすることです。

はじめ、ストーカーは自分の好意が押さえきれずに、迷惑な愛情表現を行います。
これに対して、過剰な拒否反応を示したり、ストーカーに対して妙に優しい反応を見せるのも危険です。ストーカーは相手が反応を示すだけで、その反応をあらゆる意味で自分に都合の良いものに変化させてしまいます。だからこそ、まずは反応をしないのがベストです。

しかし、ストーカーから具体的なプレゼントが送られてきたら、無反応でいるのは非常に危険です。かなり高価なアイテムや、入手するのに苦労したであろうものなどを送り届けられてしまったら、そのまま無反応でいると、身勝手な相手は「なぜ反応を返さないのか」と怒りを募らせていきます。

こうなる前に、高価なプレゼントなどが送られてきたら、まずは回りの人間に相談して対応を考えましょう。出来る限り相手を刺激しないように、プレゼントを贈られても困ることを丁寧に説明するのが大切でしょう。ただし、どれも自分一人で対応しないようにしましょう。客観的に見て、どれだけ安全に相手からフェイドアウトするかがカギとなります。

悪意表現型の場合は「強い姿勢」が基本

悪意表現型の相手の場合は、相手に自分が弱い人間だと思われれば、そのまま嫌がらせが継続すると思って良いでしょう。

嫌がらせをしても反応が無く、警察にも相談しない、対抗策も何も行わないとなれば、嫌がらせをする側からすれば、危険の無い安全な対象者となります。

こうしてストーカー犯から良いカモと判断される前に、早めに対応を打つことが大切です。相手には自分が強気の姿勢でいることを示し、犯人捜しもしっかりと行うことが大切です。

大切なのは、犯人に決して甘く見られないことです。

ストーキングによって嫌がらせを行う相手は、基本的に臆病です。自分に手を出して危険な目に遭うとわからせれば、相手は自分が捕まる前に嫌がらせを辞めるでしょう。

ストーカーへの対応にマニュアルはない

ストーカーへの対応はマニュアル的に行うべきではありません。

むしろ、マニュアル通りのストーカー対策を行えば、マニュアルに当てはまらないストーカーには恰好の餌食となります。

ストーカー相手がどんなタイプで、何を目的としてスいやがらせをしているのか?ストーカー被害をうけたら、まず真っ先に相手の立場に立って考えてみるのが大切です。そのうえで対応を練って行動に出るのがベストでしょう。

ただ、相手がどんなストーカーなのか見極めるのは、ストカー対策のプロに頼むのが一番です。特に相手がどんな人物なのか判断できない場合には、出来るだけ早めにプロに相談して対策を練るようにしましょう。

まとめ

潜在的ストーカーを除き、ストーカー行為が露見するのは、ストーカーが相手に対して明確な嫌がらせを行う時です。

こうなると、相手はすでにストーキングにのめり込み過ぎており、自分を完璧に見失っています。普通の相手と思って接するのはとても危険ですし、彼らは法も常識も簡単に乗り越えてくると思って、常に最悪の事態を想像しながら対策を行いましょう。