浮気調査でショックを受けないために準備しておくべきこと

浮気調査を頼むのは簡単なことではありません。

それは金銭的な問題かと思われますが、実際には浮気調査の結果、知ってしまう真実にたいする恐怖が最も大きな障害なのかもしれません。

誰でも世の中には知りたくないことが沢山あります。そうした真実を知っていくのが探偵かもしれませんが、探偵は依頼によって動く以上、そこに真実を知りたいという依頼者の存在が常に隠れています。

しかし、知りたいと思う人の心は誰にでもあるもの。真実を知る恐怖はあれど、事実を知ることが無ければ、誰も問題は解決できません。

では、浮気調査の結果を聞くことを恐れることを、少しでも解消できる方法は無いのか?

今回はこの問題について詳しく迫ってみたいと思います。

浮気調査の結果を聞くことを恐れる理由

浮気調査を行った結果、出てくるのは自分の配偶者が『浮気をしていた』という情報です。もしくは、調査の結果『浮気をしていなかった』ことが分かるかもしれません。

この情報を聞くことを恐れる理由にどんなものがあるのか?

大方の依頼者が考える恐怖の原因についてまずは考えてみましょう。

浮気をされている事実で受けるショックが怖い

調査の結果を聞くのが怖い人の多くは、そこで受けるショックを恐れています。

浮気によって受けるショックは、日常生活ではまず味わうことのない種類の心の傷でしょう。しかも、その大きさはかなりのもので、中には日常生活に支障をきたすほどの心の傷を受けることもあります。

このショックを予想していれば、大半の人は真実を知るのをためらうでしょう。ただ、自らが傷つくことを恐れずに問題解決を優先する冷静な人物や、感情的になっている人ほど、こうした恐怖にとらわれにくいと考えられます。

 

浮気をしていると知って変わる現在が怖い

もしも浮気の事実が発覚すれば、これまで通りの生活を続けることはできません。当然のごとく夫婦関係は悪化し、最悪の場合離婚に至るかもしれません。

もしも現在、浮気があったとしても幸せな結婚生活をしていると感じているなら、当然真実が明るみになることは恐れるでしょう。

ただ、客観的にみれば浮気を放置するだけ問題は悪化していき、自然と夫婦関係が消滅する確率が高いかもしれません。それでも、人は目の前に見えている幸せを手放すことは恐ろしいものです。

また、もし浮気をしているとしても、自分に見えないようにやってくれれば良いと考えるのはごくごく普通のことなのです。

 

真実によって豹変する自分が怖い

浮気の事実を知った時、人は一体どこまで冷静でいられるでしょうか?その時の自分を想像してみると、誰もが自分ではない、恐ろしい別の人間を思い浮かべるかもしれません。

人間は遥か昔からパートナーを失うことを極端に恐れてきました。それは遺伝子を残すために人間に備えられたシステムと言っても過言ではなく、人はパートナーを失う位なら、そのパートナーを恐怖で支配しようとするか、パートナーを奪おうとする人間を攻撃しようとするのです。

この感情を嫉妬や憎悪と言っても良いでしょうが、ここまで遺伝子を残すために利己的に作られたシステムは本能に等しく、誰もそこから逃れることはできずに、場合によっては恐ろしい事件を起こしてしまうこともあります。

こんな自分になり、パートナーや、関係の無い人間を傷つけてしまうことを恐れる人は、自分にそうした本能が強く残っていることを理解しています。事実、世界ではこの瞬間も痴情のもつれによる恐ろしい事件が発生していることを見ても、その恐怖は冷静な判断の一つとも言えるでしょう。

 

恐怖を乗り越える意味は?

こうして見てみると、浮気という事実を知ることで受けるデメリットの大きさに気が付けます。

しかし、そのデメリットを差し引いたとしても、浮気調査を行うメリットが大きいのは間違いありません。

 

離婚を避けるため

浮気調査を行う人は、離婚を目的とするよりも、離婚を避けるために調査を行う人が多いものです。事実、人が浮気を恐れるのは、パートナーと別れるのが恐ろしいから。もしもパートナーと別れるのが恐ろしくなければ、浮気調査を躊躇う人などここまで多くないでしょう。

しかし、調査をしなければ浮気は露見しません。露見しない浮気は静かにパートナーの愛情を奪い去り、依頼者との関係を崩壊に導いていきます。

こうなることは誰でも避けたいもの。浮気調査の結果は、浮気を明らかにし、パートナーに浮気相手と別れてもらうための材料として利用されているのです。

 

慰謝料のため

浮気がすでに明らかであり、もはや精神的に大きな損害を負っているなら、その損害を埋め合わせるための慰謝料請求が可能となります。

ですが、慰謝料請求を行うためには、浮気の事実を立証しなくてはならず、相手に弁護士を立てられて裁判にでもなれば、証拠が無ければ話にはなりません。

探偵社の報告書はこの慰謝料請求を視野に入れて作られています。誰でも浮気をされれば心を傷つけられるもの。すでに傷ついてしまっているなら、あとは浮気の証拠をつかみ、心の傷を回復させなくてはならないのです。

 

離婚を有利に行うため

浮気の証拠を掴まずに、相手から離婚を切り出された場合、その離婚請求を受け入れるとしても、すんなりと離婚をするわけにはいきません。

なぜなら、浮気をされてなおかつ生活が苦しくなったり、親権を奪われてしまっては、浮気をされた側の人間があまりにも損が大きいからです。こうなってくると、人生をやり直すにも時間が掛かり、失ったものを取り戻すことはできません。

浮気調査を行い、浮気の事実を明らかにすることは、離婚を自らに有利に進める効果もあります。もしも浮気が明らかになれば、離婚請求を不貞行為によるものとし、配偶者に離婚の非があることを周囲に認めさせることが出来るからです。

配偶者に非があるとなれば、離婚の財産分与から親権も自分に有利に働きやすくなります。法的には不貞行為があったからといって、財産や親権がどちらか一方に傾くことはありません。しかし、裁判官の心象を動かすことには使えるので、決して無駄なことでもないのです。

 

まとめ

浮気調査の結果受けるショックは、問題を解決するためには必要なものなのです。

現実を見るのはつらいことですが、その痛みを乗り換えるだけの対価は必ずそこにあります。