幸せな夫婦になるために3つの条件

探偵として多くの浮気や離婚をみていると、『果たしてこの世に幸せな夫婦はどの位存在しているのだろうか?』とした疑問がふと浮かぶ事があります。

そんな私の問に答えてくれたのが、アメリカの心理学の権威ジョン・ゴットマン博士。

ゴットマン博士は過去40年間に渡って数千人に渡るカップルを研究対象とし、その関係がどの様に持続、または破局していくのかを観察し続けました。

その結果、なんとゴットマン博士はおよそ94%の確率で関係が生涯持続する夫婦と、途中で破局に至る夫婦を見分ける事が可能になったと言います。

そこで、ここではゴットマン博士が見つけた『幸せな夫婦の条件』をご紹介すると共に、そこから見える夫婦の正しいあり方や、幸せな結婚生活についてみなさんと一緒に考えてみたいと思います。

関係が持続する夫婦

心理学者であり社会学者でもあるTY・タシロ博士によれば、半永久的な夫婦関係の持続。つまり、死ぬまで互いを愛し合える夫婦は、10組のカップルの中にたった3組しか居ないと言われて居ます。

それでは、たった3割という確率で存在する幸せな夫婦は、ほかの夫婦と一体何が違うのか?同じ心理学者であるゴットマン博士はその問に次の様に答えました。

『ミスを認める』

夫婦同氏のトラブルは、どちらか一方がなんらかのミスを犯した時です。

ただ、そのミスの殆どは大したレベルのものではありません。

洗濯物を忘れたり、頼んだものを買って来なかったり、出かける約束を忘れてしまったりする程度で、夫婦関係の破綻に直接つながるような大事件をやらかす配偶者が、10組中7割も存在する訳がないのです。

しかし、小さなミスを指摘されたときに、その私的に対して反抗的な態度を取ったり、自己保身を優先させるような人間が配偶者の両方、もしくはどちらか一方に居る場合には夫婦関係がかなりの確率で離婚に至ると言います。

つまり、幸せな結婚を送れない7割の夫婦は、ミスを素直に認めない所があるということです。

逆に、幸せな結婚生活を送れる人間ほど、ミスを指摘されると素直に謝り、改善のための行動を取るそうです。

 

配偶者を尊重している

離婚に至りやすい夫婦の中でも、配偶者の事を軽視しており、ことある事にそのような発言をする夫婦はかなりの確率で離婚するようです。

例えば夫婦喧嘩になった時に「家事しかしていない癖に偉そうな事を言うな!」と夫側が妻を軽視した発言をしたり、妻側が「いつまでも平社員のくせに偉そうにしないで!」と返したとしたら、この夫婦は恐らく長続きはせず、離婚間近の証拠となります。

では反対に、幸せな結婚生活を送れている夫婦はどうしているのかと言うと、もちろん相手の事を軽視した発言はしませんし、その様な発言をしたらすぐに謝る事が多いのだとか。

いくら夫婦といえども、言って良い事と悪い事というのがあります。

それに、身内でも人間関係であることには変わりませんから、お互いの良さをしっかりと理解することで、配偶者を見下すような発言をする必要が無くなるようです。

 

関係改善に積極的

いくら幸せな夫婦といえども、絶対に問題が起こらない訳ではありません。

ただ、幸せな夫婦は問題が発生した場合、必ずその問題を夫婦共通の事象と認識し、お互いの改善点を出し合いながら、より良い夫婦関係を維持しようと努力するのだと言います。

では、夫婦関係が破綻しやすい夫婦はどうかというと、夫婦の一方、もしくは両方の問題によって夫婦関係の危機を感じても、その問題について話し合う姿勢を見せないのだと言います。

問題を話し合わない夫婦の特徴としては『一方が我慢をすれば良い』という発想のもとに、無理な結婚生活を送ろうとする傾向が夫婦の両者に見られる点です。

例えば夫が趣味のギャンブルで収入の多くを費やしている場合、この夫は「妻に我慢を指せておけばよい」といった思考をもっているかもしれません。

また、この夫にたいして改善を求めない妻にしても、「私さえ我慢していれば良い」という身勝手な考えをもって居るでしょう。

こうした不健全な状態で夫婦関係が続けば続くほどストレスが蓄積されてしまうため、中高年となった時に一気に不満が爆発。そのまま熟年離婚となってしまうケースが多いようです。

また、長年夫婦の問題を話し合わなかったせいで、夫婦同氏の健全な話し合いや、問題の解決方法も学ばなかった夫婦の場合、いざ問題点を指摘したとしても、ただストレスを爆発させたり、相手を非難するだけになってしまいがちです。

つまり、幸せな夫婦ほど初期の段階から結婚生活を二人で成功させようとする思いが強く、どちらか一方が我慢する姿勢を嫌う傾向が強いのだと言います。

 

離婚をしないためには『幸せ』に対する目標を持つべきである

いかがでしょうか?夫婦関係を維持し、なおかつ幸せになるためには、以上3つの項目を満たさなければなりません。

ただ、この3つを満たせる夫婦というのは大変少ないでしょうし、改善の仕様が無い性格的問題によって、条件を満たす事が難しい夫婦も多いのが現実です。

 

しかし、諦めるにはまだ早いでしょう。

なぜなら、幸せな結婚生活を送るために夫婦で何をすべきか?何を改善すべきかを話し合う事は今すぐにでもはじめられるからです。

この記事を読んで、もしも今すぐに夫婦関係を改善したいという方は、さっそく自分のパートナーと一緒に話し合いを始めましょう。

自分の変えたい所、相手に変えて欲しい所を述べたら、今度は相手から同じ事を言ってもらうようにするのがベストです。言いたい事を言ってスッキリしたいだけの話し合いなら、するだけ無駄なので止めておきましょう。

そのあとは、今度は二人で将来どんな生活を送りたいのかを話し合い、お互いの共通の目標を見つけると良いかもしれません。

例えば「老後は二人で世界一周に行く」といった、二人で一緒に何かをする大きな夢を描くと良いかもしれません。
こうした夢を夫婦で持ち、お互いにその夢に向かって歩むく事によって、夫婦は平等であり、お互いに支え合い、二人で同じ苦しみを味わいながら進んで行けば、その姿は誰もが羨む幸せな夫婦となっていることでしょう。