浮気をしてしまった相手とやりなおす方法

浮気問題について語る時、探偵としては浮気の被害者の心情を汲み取りながら、被害者救済にも似た気持で問題解決のための情報発信を心がけていました。

しかし、現場から離れて改めて浮気問題を見つめなおしてみると、やはり浮気問題の解決のためには、浮気をした側に対してもケアが必要であることを思い知らされました。

例えば、明らかな浮気であったとしても、本心ではやはり奥さんや夫と関係を続けていきたいと考えており、不倫関係を終わらせたいと願っている人間がいたとします。

こうした人物に対して厳しい対応を取ることは毎違いなく大切なことですし、甘やかいても何も良いことはありません。

また、私が「浮気加害者」という言葉を今回あえて使っていますが、それは世の中の多くの人が「浮気をした人間に情緒酌量の余地はない」と考え、断罪の姿勢で挑む人があまりにも多すぎると感じているからです。

つまり、多くの浮気被害者は「浮気をした人間に罰則を与えたい」と考えているということ。

すなわち、浮気とは、被害者にすれば犯罪に等しい行為なのです。

ですが、もしもその犯罪者が更生を望んでいたとしたら?

なんとかその後の人生をもう一度考えなおし、理想的な夫婦生活を送りたいと願っていた場合、たとえ犯罪者であっても、もう一度チャンスを上げるべきではないでしょうか?

 

相手がどの程度反省しているのかを確認

浮気をした人間を許すことはそう簡単なものではありません。

しかし、もしも相手を許すのであれば、その前に浮気をした人間がどの程度浮気を反省しているのか確認することが必要です。

浮気の反省度合を知るための方法としては、その後の生活態度に以下の約束をさせ、その約束に対してどの程度の努力をするのか確認しなくてはいけません。

 

プライベートの公開

浮気問題があったのにも関わらず、その後も携帯の中身を見せたがらない様であれば、そのご再び浮気をしても文句はいえません。

そこでスマートフォンの中身を定期的に見せること相手に求めてみましょう。

これぐらいができなければ、おそらく再び浮気をするに決まっていますから、妥協なく求めるようにしましょう。

 

金銭の管理

一生でなくともいいので、一定期間金銭もしっかり管理するようにしましょう。

このとき、もしも給与明細などを奥さんに見せていない場合には、全て必ず提出させること。給与明細を提出できないようなら、ほかにも何かある可能性があるので、この際すべてを洗いざらい吐き出してもらうつもりで提出を求めましょう。

また、相手が女性の場合でも同じ。

主婦が浮気した場合でも、家計簿をしっかりと提出させること。

お金の管理が雑な人ほど浮気をしやすい傾向にあるので、家計簿もしっかりチェックしてください。

 

出かける場合には必ず相手を知らせる

配偶者以外の人間と旅行に出かけたり、遊びに行く場合には必ずその相手が誰なのか教えてもらうようにしましょう。

また、一度浮気の前科がある以上、ウソを付く可能性もあるので、出かけ先で写メを取ってもらい、その写真を送ってもらうのも良いです。

また、GPSアプリなどを使って現在地を常に知らせてもらえる様ならなお良いですが、相手に断りもなくスマートフォンにアプリを仕込むのは厳禁ですよ。

 

夫婦の時間を大切にしてもらう

浮気相手と遊ぶ時間があった以上、しばらくはその時間を夫婦のために使ってもらうようにしましょう。

仕事帰りに飲み会に行くのも控えてもらい、できる限り夫婦関係の維持に尽くしてもらうのは、浮気問題を乗り越えて夫婦関係を修繕するためには必ず必要なことでもあります。

また、浮気の罪を認めて更生を願ってるならば、自然と夫婦のために時間を使うよう努力をするはず。この点において難色を示すようなら、そもそも更生の可能性が低いと判断しても良いかもしれません。

 

誓約書にサインをさせるべきか?

こうした条件を突きつける時、書類にサインをさせ、署名捺印をしてもらう事で必ず約束を守ってもらうという方法もありますが、こと条件を守ってもらうのにサインは逆効果である可能性が高いです。

もしもこの書面が「浮気をしない」という誓約書であれば問題ありません。しかし、条件を守ってもらうのは、結局本人がどれだけ更生に対して真面目に取り組んでいるのかを判断し、その後の浮気の再犯リスクを見極めるためのもの。制約によって強制してはまったく意味がないのです。

 

自分自身が相手を信用するために

ここで解説させて頂いた浮気問題の解決方法は、浮気相手にチャンスを与えるのと同時に、浮気被害者側が浮気加害者を信じられるようになるための方法でもあります。

もちろん、無理に浮気をした相手を信じる必要はありませんし、無理に信じた所で、結局どこまで行っても相手を許す気持ちにはならないでしょう。

しかし、そんな酷い心の傷を負った人間であっても、浮気をした相手が努力をし、あなたに信用してもらいたいと必死になる姿をみれば、少しは心の傷も癒えるはず。

 

そのためには長い時間を必要とするかもしれませんし、もしかしたら、相手が途中で更生をあきらめ、あなたの元を去ってしまうかもしれません。

ただ、その時にはきっと両者は共に諦めがついているでしょう。やるだけの事をやってもダメならそれまで。悔いなく別れるはずです。

 

浮気問題はだれでも乗り越えられる

誰もが浮気をしてしまうのがこの世の現実ですが、努力さえすれば誰でも浮気問題を乗り越えることは出来るはず。

ただ、浮気問題の解決を難しくしているが、夫婦が同じ目標に向かって進んでいなかたり、浮気の問題を自分の配偶者に押し付けることが原因でもあります。

 

浮気をした人間は社会的に罰せられるべきかもしれませんが、この問題を乗り越えて夫婦生活を続けるのであれば、あえてどちらかに責任を負わせる必要もありません。浮気問題は夫婦の問題、浮気をした身勝手さが問題なら、浮気をさせてしまったことも問題。

どちらも相手に認めさせるのは簡単ですが、自分自身で罪を認めるのはとても難しいでしょう。

しかし、もしもお互いに自分の過ちに気が付き、もう一度夫婦をやりなおそうと考えられたなら、その夫婦は間違いなく浮気問題を乗り越えて幸せな生活を手に入れられるのです。