探偵社選びのポイント?会社の規模で見るのは正しいのか

探偵社を選ぶ時、もしかしたら多くの方がその会社の大きさを基準に探偵社を選んではいないでしょうか?

例えば大手探偵社ならどこでも良い!といった具合に、ネットなどで検索して依頼をしているかもしれません。

しかし、大手探偵社も完璧ではありません。当然、多くのメリットもあればデメリットもあるのです。

大手探偵社を選びたいと思うのは普通?

日本には5000件近くの探偵社があると言われていますが、日本の探偵業の市場は200億円規模という非常に小さい規模であるため、そのシェアの半数近くは大手探偵社が手に入れていると言われています。

つまり、依頼者の殆どは大手探偵社に調査を依頼しているのが現状。

なのですが、なぜ大手探偵社に依頼者が傾きがちなのか?まずはこの問題から見て行くことにしましょう。

大手は広告力が大きい

大手探偵社に依頼者が傾く最大の理由は、依頼者が目にする広告の殆どが大手探偵社で占められているからです。

 

ネットでの広告戦略が鍵を握る

探偵社の広告は主にインターネット上を中心に展開しています。

特にアフィリエイト広告と言われるシステムを探偵業界は出始めた当初から素早く利用していますし、他にも自社で作り上げたサイトでアクセスを稼ぎ、コンテンツ・マーケティングを行う試みも古くから行われていたことが知られます。

 

広告にはお金が掛かる!

大手探偵社ともなると、一年間で支払う広告費用は軽く億を超えます。

広告というのはお金が掛かるものです。比較的費用が安くすむポスターなども、質にこだわれば費用はバカにできません。また、ポスティングやビラを貼らせてもらうためのお願いをするためにも人件費がかかります。

また、街頭や駅の看板で探偵の文字を見たことがある人も多いのではないでしょうか?

看板の設置は定額制で、場所や大きさによって変わります。駅などの場合は、一ヵ所につき、年間で100万円以上かかるとも言われています。

 

これだけの広告費を掛けれるのは、やはり大手探偵社にならないと難しいのが現状です。

ネットの登場により様々な広告戦略が打ち出されてきましたが、やはり資金を大量に投入する手法に勝るものは無いのか、多くの中小探偵社の広告は大手探偵社が打ち出す大量の宣伝文によって埋もれてしまっているのが現状でしょう。

となると、依頼者が探偵社を探そうとパソコンを開いたり、偶然町中で看板をみて探偵社を依頼する確率は、どうやっても大手探偵社のほうが確率が上がるように出来ています。

この様な広告戦略のアドバンテージこそ、業界で探偵社が大手を目指す最大の理由ともいえます。

 

大手は窓口が広い

大手探偵社に依頼者が集まるもう一つの理由に、その窓口の広さも言及すべきかもしれません。

業界最大手と言われるガル・エージェンシーグループの場合、その支社数は全国124箇所(平成28年9/29日現在)にも上り、全国様々な場所から依頼者を受け入れる姿勢を整えています。

中小の探偵社は通常支社を殆ど持ちません。個人探偵事務所とると、当然支社はありません。しかし、依頼を全国から受けることは可能であり、探偵や相談員自らが依頼者のもとへと出張して契約を結びます。

しかし、依頼者としては支社や相談所などの安全な場所で話をしたいと考える人も多いはずですし、どんな会社なのか、その実態を確かめるためにも、自らの目で営業所を見たいと思う人も多いでしょう。

この様な理由から、やはり支社を多数持つ探偵社のほうが依頼者のニーズに応えやすい体制を整えていると言えます。

 

大手は調査員が多い

大手探偵社が抱える調査員の数は中、小探偵社よりも圧倒的に多いです。

小さな探偵事務所なら、調査員のかずは全体で2~5名という所が多いかもしれませんが、大手探偵社は全体で100名以上の調査員を抱えています。

 

調査スケジュールの都合が付きやすい

繁忙期になると探偵事務所は依頼が殺到するため、調査員が現場に出続けることになります。しかし、調査員が手一杯になっても依頼が立て続けにやってくるので、中にはスケジュールの都合により、調査の開始を遅らせなければならない案件もあります。

この場合、調査員が多ければそれだけ多くの依頼に対応することが可能なため、繁忙期でも受験可能な調査員の数は増えます。フランチャイズ展開をしている探偵社なら、他のFC加盟店の調査員を借りることで対応し、支社に人が分散している探偵社なら、調査員を出張させることで対応するでしょう。

ただ、中小の探偵社でも他社と連携して調査に当たることが可能であったり、受件した調査を下請けに出すこともできます。

 

一度に多くの調査員を投入できる

難しい調査をクリアするためには、出来るだけ多くの調査員を投入する必要があります。

尾行をより安全に、より確実に行うには、後ろにつく尾行担当を適度な感覚でローテーションさせる必要があります。

このローテーションのバリエーションが多いほど、対象者に尾行が悟られることが少なくなるので、警戒心が高い対象者に対しては、通常よりも多くの人員を割くのが定石です。

これが小規模の探偵社となると、都合上どうしても調査員を増やせないことがあります。他社に下請けに出すにしても、担当するのはその会社と同規模、もしくはそれよりも小さな探偵社となりますし、調査員をレンタルするにも、他社も忙しいので相当広いコネが無ければ、大手ほど調査員に融通を効かせることは出来ないかもしれません。

 

大手探偵社はメリット揃い?

ネット上では大手探偵社には色々と批判が集まりがちですが、あくまで私は中立の立場でしかありません。中小が良いとも、大手が良いとも言うつもりはありませんが、少なくとも、大手探偵社はそれだけの規模に企業を成長させる実力があったことは認めるしかありません。

しかし一方で、大手探偵社にも当然のごとく依頼者に対するデメリットがありますし、中小ならではのアドバンテージがあるのも事実です。

本当に大切なのは、大手と中小共に、依頼者に対してどんなメリットを提供できるのか、これから探偵社に依頼しようと考える人が知らずに調査を依頼して損をしてしまうことだと考えます。

探偵社と依頼者が今まで以上に良い関係を築けるよう、探偵社の知られざるメリットとデメリットについて今後も記していきたいと思います。