当てはまったら探偵学校に行くべき?探偵に向いている人達

探偵になりたいと考える人は常に一定層います。

職業人口的には少ないのですが、探偵になりたい人間は常に需要をはるかに上回っており、おおくの人が探偵学校に入学しています。

ところが、その中でも探偵として長く続けられる人は少ないです。

その理由は、探偵としての適性が無く、なおかつ、探偵の仕事が自分に本当に会っているのか見分けることが出来なかったからです。

そこで、今回は探偵に興味を持っている方が、探偵学校に入ったあとに失敗しないため、探偵への適正について詳しく解説させて頂きます。

 

探偵への適正は一つではない

 

探偵への適正というのは一つではありません。

探偵の数だけ、様々な探偵に求める部分が若干異なってきます。

Aとういう探偵は人柄を考慮すれば、Bという探偵は経歴を考慮するなど、探偵が探偵を選ぶ時には、確実にその探偵の個性が出ます。

しかし、業界全体を通して、どの探偵でも「探偵になるならこんな能力が必要だ」という部分で、より多く意見が一致することもあり、今回は探偵の多くは求める能力について説明します。

 

能力1『がまん強さ』

 

探偵としてやっていく中で、最も重要な能力は一つの物事を続けられる「我慢強さ」です。

我慢強さが必要になる理由は、探偵の仕事の中で最もきついと言われる「張り込み」を乗り越えるためです。

もしも、張り込みが出来ないようなら、探偵としての適性はまったくありませんし、探偵としてはまず働けないと思って良いでしょう。

 

張り込みは同じ方向を長時間見続ける

張り込みに求められる能力は至ってシンプルで「長時間、同じ方向を見続けられる」ことのみに集約します。

これだけ見ると、誰にでも簡単に出来る仕事ですし、そこまで高い能力は必要なさそうに見えますが、新人探偵の中には張り込みに耐え切れず仕事を辞める人間もいるのです。

長時間に渡って同じ方向を見るということは、とにかく我慢強く耐える必要があります。

体は殆ど動かせませんし、顔の方向もあまり変えられません。

かといって、目をつぶったり、視線を逸らすこともできません。

つまり、この時の探偵というのは、人間の形をした監視カメラになることを求められるのです。

ところが、人間と監視カメラはあまりにも違いすぎます。

体は完璧に固定できませんし、じっとしていれば、動きたくて仕方がなくなるのが当たり前です。

 

張り込みに向いている人は、我慢が苦にならない

 

張り込みに向いている人は、とにかく我慢が苦にならない人です。

同じ方向を向き続けることも、姿勢を殆ど帰ることが出来なくとも、長い間だ我慢し続けることがあります。

一方、向いていない人は張り込み中にソワソワとしはじめ、視線はよく移動し、集中力に掛ける人が目立ちます。

隣の探偵に頻繁に話しかけては目線を反らすことが多くなります。

 

能力2『即応能力』

 

我慢強さの次に求められるのが、臨機応変に立ち回れるアドリブ力です。

探偵にとって、臨機応変さは常に必要となる能力です。

調査の現場は常に変動し、マニュアル通りに仕事が出来ることなどまずありません。

そこで、アドリブでその場をしのぐ能力や、トラブルを上手く対処する能力が求められてくるのです。

 

聞き込みはアドリブが最も求められる

聞き込みで情報を得なくてはならない場合、事前に台本を準備してもその通り会話が運ぶことはありません。

そこで、おおまかな粗筋だけを決めておき、その他をアドリブで対応する必要が出て来るのです。

即興で受け答えをするためには、やはり頭の回転の良さが一番の鍵となります。

臨機応変に対応できるかどうかで、せっかく得られるはずの情報が手に入らず、調査が行き詰ることもあるので、需要な聞き込みには、決まって聞き込みが上手い人間が現場に出向くようになります。

 

張り込み中の受け答え

 

張り込み中には様々なトラブルが潜んでいます。

近隣住民に話しかけられたり、職務質問を受けることもあるのでしょう。

こんな時に、適切な対処を出来なければ調査を中止するはめになります。

 

尾行は即応力+判断力

 

尾行を成功させるには、現場の状況に合わせて距離や動き方、衣服を変える即応力と、対象者の動きを良く見て、尾行者を交換したり、調査を続行か中止するかを判断する能力が求められます。

尾行における即応力とは、環境や状況の変化に合わせて、より適切な行動をとれるかにかかっています。

駅のホームの中では距離をつめ、住宅街では距離をはなすといった基本的な行動から、スーツが多い場所ではスーツを、クラブやイベント会場などではラフな服装を心がけるといった部分も即応力に該当します。

また、判断力も重要です。とくに、対象者の警戒度がどのレベルなのか判断し、尾行がばれる前に調査を中止する能力は、探偵なら絶対に必要となります。

 

能力3『目立たない人柄』

 

探偵にもっとも向いているのは、誰から見ても印象に残らないような『影の薄い』見た目を持っていることです。

目立たないことは探偵にとって最も重要な要素です。

背格好や太り具合、歩き方、しぐさ、喋り方にいたるまで、とにかく目立たない人間こそ、探偵業界では生き残る最大の武器となります。

 

記憶されないことは「ゴースト」と同じ

イギリスのスパイ達の言葉に「リトル・グレイ・マン(灰色の小男)」というものがあります。

灰色の小男とは、背があまり高くなく、灰色のスーツをきている男性、つまり、イギリスではもっともありふれた存在を指す言葉です。

この言葉を、イギリスのスパイ達は皮肉ではなく、理想のスパイ象という意味で使っています。目立つことは、スパイにとっては死を意味するからです。

目立たない人間というのは、人々に印象を与える要素がすくない、ありきたりの存在を指します。

どこにいるような顔で、どこにでもいるような風貌。

顔はイケ面でもなく、かといって不細工というほど特徴的ではない。

こういう普通すぎる人間というのは、実は世の中にはあまりにも少なく、貴重な存在でもあります。

ところが、あまりにも貴重なはずの、驚くほど平均化された容姿を持つ人間は、回りの人間から殆ど注視しされません。

記憶をされないということは、もはやゴースト(幽霊)と同じで、探偵としてはもっとも理想的なのです。

 

まとめ

探偵としての素質はこの他にもまだまだありますが、上にあげた三つの能力を持っていると思ったら、私はまず探偵になることをお勧めします。また、上記の能力がなかったとしても、その他にも優れた能力を持っていれば、十分探偵として活躍する武器となるので、諦めないようにしましょう。