GPSは浮気調査だけじゃない!その種類とは?

GPSを使った調査は浮気調査だけではありません。もともと軍用として開発されたGPSですが、その汎用性の高さゆえ、現在は様々な用途で用いられています。

そこで、今回はGPSをつかった様々な調査についてご紹介させて頂きます。

社員の勤怠管理

最近はスマートフォンのGPS機能を使って社員の勤怠管理を行う会社が増えてきました。

しかし、スマートフォンのGPSだけでは不十分な場合が多く、完璧に勤怠管理が行えないという会社が多いのも事実です。

そうした会社の一部はGPSを社用車に設置して、社員の勤怠管理を行っています。特に仕事をサボることが多い営業職の勤怠管理にGPSを用いることが多いと言われています。

私個人も、GPSを使用して社員の勤怠管理のための調査を行ったことがありますが、営業活動を行わず、パチンコなどにのめり込んでいる社員は意外なほど多いです。

調査の方法は主に社用車にGPSを設置し、勤務中の移動ルートを確認します。

その中で、もしもパチンコ店などの遊技場や、仕事とはまったく関係の無い場所に長時間に渡って滞在している様子が見られれば、その証拠をもって本人に事実確認を行う方法が一般的です。

ちなみに、サボりの頻度があまりにも高い場合は就業規則に違反するため、懲戒解雇の原因にもなりえます。

不法投棄の確認

ここ数年、産廃業社がゴミの不法投棄などをして逮捕される事例が続いています。

これによって被害を受けるのは、産廃業者にゴミを託した業者や関連会社です。この様な業者にゴミを預けていたとなれば、信用問題にも関わってくるでしょう。

この様な事態を避けるために、幾つかの会社は自社で出したゴミなどにGPSを設置し、本当にごみが正しい産廃場に捨てられているのか確認しています。

また、自身の敷地である野山などに不法投棄をされて悩んでいる方も多いでしょう。

この場合も、GPSを上手く使えば不法投棄をしている人間が誰なのか確認できます。

盗難防止

GPSが一般市場に普及した歴史は、車やバイクの盗難を防ぐセキュリティ分野からスタートしました。

しかし、一個人ならまだしも、企業などが使用している車の全てにセキュリティ会社のGPS機器を設置するとコストが高くなります。

そこで、探偵社などから格安で数台のGPSを借り、メインとして使用する車両や重機などに盗難防止対策を施すこともあります。

犯罪調査

企業の中では様々な犯罪が起きています。金銭の着服や横領、部品の横流し、個人情報の流出などで利益を上げる素行不良社員は意外なほど多いのです。

そんな怪しい社員の動向を調べるために、その社員が使用する営業車や社用車、または備品などにGPSを設置して犯罪の証拠を手に入れることもあります。

こうしたトラブルは警察に相談しても、まずは証拠を集めて欲しいと言われることが多いので、GPSを使って証拠を集めてから警察に届け出ることが多いのです。

また、企業内で起きたことですから、警察に届け出ずに解決したい場合にも有効です。

ストーカー調査

ストーカー調査においても、実はGPSは大変な効果があります。

GPSを用いてストーカー調査を行う場合、まずはあらかじめストーカーの疑いが濃厚な人物を特定する必要があります。

その後、調査対象者の車にGPSを設置して1~2週間程の位置情報履歴を手に入れます。

得られたデータを分析した結果、もしも依頼者の自宅周辺に頻繁に出没している様子がわかれば、そのデータを持って警察に届け出ても良いでしょう。もしも証拠が足りないとなれば、今度は行動調査によってさらなるストーカーの証拠を手に入れます。

物流ルートの確認

GPS調査は物流ルートの確認にも有効です。

運送用トラックにGPSを取り付ければ、そのトラックがどこに向かうのか正確に知れるでしょう。

例えば、Aという港で取れた魚を積んだトラックが、別のBという漁港で魚を卸すことがあります。これは卸す港によってブランド価値が違うため。ノーブランドの港であがっ魚をより高く売るために、別の港に荷物を卸してしまうのです。

ただ、この様な行いは消費者の信用を失いますし、卸業者や漁港関係者にとっても痛手です。

しかし、運送系トラックの尾行はかなり長時間に及びますし、運転のプロの尾行は一般人ではまず不可能です。

そこでGPSをトラックに設置し、移動先を確認します。この方法なら一般の方でも簡単に行えるのです。

ペット調査

最近はペット専用のGPSが販売されており、ペットなどを探すために用いる人も増えてきました。

市販のペット専用GPSは小型かつ軽量なものが多いです。また、GPS機能のみならず、ペットの健康状態まで管理できるので、愛犬家には大変助かる機器といえるでしょう。

認知症患者の看護

認知症患者の健康管理のためにもGPSは使われています。

近年、高齢化社会となった日本では認知症患者による徘徊が問題となっています。これがただの行方不明ならまだ良いのですが、中には事故によって死亡してしまう方や、事故を起こした相手から高額の損害賠償請求が行われるケースもあります。

しかし、認知症患者はほんの少し目を離した隙に家を出てしまうので、徘徊を完璧に止めることは出来ません。普段からGPS機器を持たせて、行方不明になった場合でもすぐに発見できる体制を普段から整える必要があるのです。

子供の見守りのため

子供安全管理のためにGPS機器や、GPS機能付きのスマートフォンを持たせる親も増えてきました。

ただ、GPSを持たせるにしても必ず本人に確認を取り、黙って設置することはお勧めしません。

相手が良い大人なら理由も理解してくれるでしょうが、相手が子供となると、親子の信頼関係が崩れるかもしれません。

GPSは安全管理の分野で多用されている

GPSは浮気調査に使われるものと思われがちですが、実際には安全管理の分野で最も多く使われています。

しかし、浮気調査も、配偶者の不貞行為を防ぐという意味では、安全管理やリスクヘッジという言葉が合っているのかもしれませんね。

また、不貞行為にせよ、犯罪行為にせよ、本人にGPSの設置を告げてしまっては証拠がえられないケースでは、内密にGPSを設置する必要があるかもしれません。

そんな時は必ずGPS機器の取り扱い方法を勉強しておき、スピーディーに、かつ的確に機器を設置できるように練習をしておきましょう。

また、いくら安全管理のためとはいえ、全くの他人にGPSを設置することは出来ません。違法行為を犯さない様に十分に気を付けてください。