不安になったらまずは現場!依頼者同行サービスのメリットとは

探偵に調査を依頼すると、あとは全て探偵におまかせしたい人が殆どかもしれません。

ただ、探偵業というのは世間的信用がまだまだ低い業界であり、本当に調査を行ってくれるのか心配になってしまう依頼者も少なくありません。

しかし、そんな不安も調査現場へ依頼者が同行する「同行調査」と言われるサービスを利用すれば解決できるかもしれません。

そこで、今回は浮気調査を行う時に、調査に同行した場合にどんなメリットやデメリットがあるのか詳しく解説させて頂きますので、依頼時の参考にしてみてください。

調査現場への同行は基本的にNG?

依頼者からの要望が無い限り、探偵が行う浮気調査の現場に依頼者を同伴させることはありません。なぜなら、調査を行う上では依頼者の存在がネックとなることがとても多いのです。

対象者に顔を見られる

依頼者を現場に連れていった時、調査員がいちばん恐れるのは、対象者に依頼者の顔を見られてしまう可能性です。

調査現場での張り込みは、大きく分けて徒歩で行う「立張り」と、車を用いておこなう「車張り」の二種類となります。この内、調査員自らが姿を晒す必要のある立張りにはまず依頼者を同行されることは出来ません。

また、車内に依頼者を隠しているからといって安全ではありません。車内をのぞき込まれたり、フロントから真正面に車の中を見られる可能性も無視できません。

さらに、浮気調査の依頼者は、対象者の妻や夫ですので、生半可な変装は通用しません。体系や顔の輪郭だけでも気が付かれてしまうので、いくら離れていようとも、徒歩尾行への参加は絶対に出来ません。

調査現場には余裕がない

探偵が行う調査の現場はスマートとは言えません。

仕事そのものは無駄なく効率的であっても、時には無線で怒声が飛び交うこともあります。車の運転も荒く、急加速や急ブレーキを断続的に繰り返し、時にはハイスピードでのUターンを行うこともあります。

危険が常につきまとう調査の現場は、熟練した調査員ですら余裕を失うこともあります。それが一般人である依頼者なら、なおさらストレスは大きいでしょう。

これを楽しめる方は、そもそも探偵的素質があるとも言えます。しかし、世間にはそんな特殊な人間ばかりではありません。無理に調査に同行して車酔いになってしまったり、強いショックを受ける可能性があるなら止めておいた方が良いでしょう。

浮気相手と接触した時にトラブルになりやすい

浮気現場を目の前で目撃するのは、依頼者にとってかなりの精神的負担が掛かります。

そのため、興奮のあまりその場で浮気現場に乗り込もうとする人も少なくありません。

現場の調査員も出来る限り依頼者を引き留めますが、力尽くで調査員を跳ね除けようとする依頼者を止めることにも限度があります。

この他にも、現場の調査員から聞かれる「依頼者を同行させる際のデメリット」はまだまだ存在しますが、その多くは調査とはあまり関係の無い部分(依頼者に気を使ってしまい、調査に集中できない等)ですが、依頼者の同行については、現場からは余り好まれないのが、探偵業界一般の声でしょう。

しかし、依頼者の強い要望により同行を許す探偵社も少なくありません。相談員の目の前で懇願し「どうしても現場を見たい!」と訴えれば、現場を見ることが出来るのです。

現場に同行するメリット

業界的常識からすれば「余り好ましくない」と言われてしまう依頼者の同行ですが、それでも、私は現場に同伴することで、依頼者にも探偵業界にもメリットがあると考えています。

調査の公平性が保たれる

実際にどの様な調査を行い、どんな結果を得られるのか依頼者に直に見てもらうと、調査終了後のトラブルを避けることが出来ます。

依頼者と探偵社の間でおきるトラブルの中でも問題なのが「調査を行っても不貞行為の証拠を見つけることが出来なかった」場合に、その結果を依頼者が「まじめに調査を行っていなかったのでは?」と疑ってしまうものです。

このトラブルは、そもそも調査が秘密裏に行われるために発生します。現場できちんと張り込みをし、対象者を見逃しておらず、発覚も防ぎながら的確な調査を行ったとしても、その結果、浮気相手と対象者が接触しないというケースは頻繁に起きています。

しかし、依頼者からすれば、探偵がどんな調査を行ったのか分からない以上、不貞行為の証拠が出てこなかった報告書を読んでも「本当に調査をしたのか?」と思い込んでしまうこともあるのです。

ただ、もし調査現場に依頼者がいれば、探偵が現場できちんと調査していることを知れるので、依頼者と探偵社のすれ違いを減らせます。

また、探偵がミスを犯したとしても、そのミスが回避不能のものであると知ってもらえるでしょう。

探偵の調査力を見れる

高額な費用を支払う必要がある浮気調査ですが、その費用に見合った働きをしているのか不安になる依頼者も少なくありません。

そんな時は、やはり調査に同行して探偵たちの実力を見るのが一番です。高度な連携を用いながら尾行を繰り返し、なおかつ完璧な撮影を行うプロの仕事を見れば、誰でも自分が支払った費用が決して無駄でなかったと気が付けるはずです。

また、探偵への興味が尽きない依頼者の方もいます。世間的には知らない人が居ない仕事だけに、この職業に憧れを抱いている人も少なくありません。

実際の尾行や張り込みがどんなものか、その眼で見てみたいと願う人にとっては、調査の同行は自分の夢の一つをかなえる小さなチャンスでもあります。

まとめ

探偵業界では同行調査を積極的に取り入れている会社はまだまだ少ないです。

ですが、依頼者にしても、探偵側にしても余計なトラブルが減らせるメリットは大きく、今後は同行調査サービスを取り入れて行く企業が増えていくかもしれません。

また、公には同行調査を行っていると宣伝してない探偵社でも、調査へ同行したいと告げれば、同伴を許可してくれる探偵社も多いです。

もしお気に入りの探偵社があり、なおかつ調査への不安や不信感が強いようなら、ぜひ同行調査を行って、その眼で浮気調査の現場を見てみましょう。