大手探偵社と中小の探偵社、選ぶならどっち?

探偵社を選ぶ方法の一つとして「大手探偵社」と「中小探偵社」の二つの選択肢があります。

この2択のうち、恐らく多くの方は大手探偵社を選ぶかもしれませんが、中小探偵社にもメリットがあるので、今回は大手と中小のメリット・デメリットについて解説させて頂きます。

大手探偵社のメリット

大手探偵社に依頼をするメリットは多数ありますが、主に以下の項目が当てはまるでしょう。

 

全国に支社があり、それぞれ土地勘のある調査員を抱えている

大手探偵社に依頼をする最大のメリットは、全国各地の調査に対応している事でしょう。

ただ、全国での調査に対応しているのは大手探偵社だけではありません。中小の探偵社でも出張調査が可能ですし、地方の協力探偵社などを利用して調査を行う事ができます。

ただ、大手探偵社の場合は支社が全国にあるので、仕事は大変スムーズ。管理体制も一貫している所が殆どなので、下請け、孫請けと探偵社をはさむよりも安全です。

また、出張費用も掛らず、不必要なコストを削減する事が可能。地元在住で土地勘のある調査員も心強いです

 

多人数の調査に強い

会社全体で抱えている調査員の数が多いため、一つの調査に掛けれる調査員の最大人数はやはり中小の探偵社に比べても多いです。

ただ、中小の探偵社も負けてはいません。自社の調査員で足りないならば、別の会社から調査員を借りてきて人数を増やすこともあります。

しかし、残念ながら、やはり別の探偵社の調査員同士だと、それぞれ調査のやり方が違うため、あまり上手くコンビネーションが組めず、現場のミスも若干増える気がします。

そのミスが、直接調査の成功率に反映される訳ではありませんが、やはり多人数で調査を行うなら、同じ教育を受け、ルールや技術も共通している自社内の調査員同士が一番安心できます。

 

特殊機材、特殊車両などを多く所有している

大手探偵社ともなると、調査機材に使用できる経費も増えてくるので、所持してる車両や撮影機材、そして特殊機材の数も増える傾向にあります。

また、大手探偵社の中には自社の整備工場を保有している所もあり、各部にカメラやセンサーなどを取り付けた特殊車両を所有している007の様な大手探偵社も存在しています。

ただ、大手探偵社といってもフランチャイズ経営をしいてる探偵社の場合は、備品などは事務所ごとに揃える必要があるので、経営状況によって機材の質も量も変わってきます。

アフターサービスの充実

大手探偵社ともなれば、企業としての信用度が高いので、業界外からの協力も得やすくなります。

その結果、調査終了後に紹介できる業種も増えるばかりか、自社にカウンセラー資格を持つ社員を準備しており、調査が終わった後の依頼者のサポートを手伝う事が可能です。

 

中小探偵社

大手探偵社も凄いですが、中小規模の探偵社も負けてはいません。

一つの依頼にじっくり取り組める

中小企業の探偵社は、年間に受ける依頼の総数こそ大手には叶わないものの、その分1つ1の調査に掛けれる時間も長いので、場合によっては大手探偵社よりも調査の成功率が高い事務所も存在します

 

少数精鋭主義

中小の探偵社のHPなどを良く見ていくと、そこには「少数精鋭」と書かれたコピーを必ずと言って良いほど発見します。

実はこの少数精鋭主義というのは調査を行う上で大変効率的です。

例えば、多くの探偵を抱えている探偵社では、働いている調査員の数が多いので、その中でも人の出入りが激しいのが特徴です。

しかし、中小の探偵社にはベテラン探偵が残りやすく、少数であっても現場に参加するのは、探偵業に慣れ親しんだベテランばかりという状況も珍しくありません。

 

依頼者と探偵との距離が近い

中小の探偵社の一部では相談員を介さず、探偵みずからが依頼者の相談を受け付け、その後面談まで担当するケースも珍しくありません。

この方法のメリットは、依頼者と探偵との間に相談員を間に挟まないため、依頼者の要望が実現かのうか、または調査から依頼者に出してもらいたい情報などもダイレクトに、かつスピーディーに行える点です。

通常であれば、依頼者→相談員→調査員といった具合に要望が伝わり、調査員から現場の報告が上がって来る時も、調査員→相談員→依頼者といった方法になります。

しかし、中小の探偵社で相談員が居なければ、依頼者→探偵となるので、難し質問や現場への要望などもすぐに行う事がかのうです。

ただ、探偵はいつでも電話に出れるわけではありません。現場で尾行を行っている時には、最悪の場合電話をいくらコールしても出てこなかったり、忙しい時などは、電話での対応がプロ意識を欠いたものになる時もあるでしょう。

 

細かい要望にも答えてくれる

大手探偵社では、代表的な調査は引き受けるものの、雑多依頼を受ける事は少ないと言われます。

しかし、中小の探偵社は依頼者からの細かい要望に答えるため、浮気や行方、所在、結婚調査以外にも対応してくれる事が多いです。

中小の探偵社で良くある調査業務以外の調査といえば、居なくなったペットなどを探す『ペット調査』でしょう。

厳密にいえば、この業務は探偵業法に定められた「特定の個人に関する調査」では無いのですが、昔から探偵業界で行われ続けてきた仕事ということもあり、中小の探偵社ではいまだにこうした依頼を受けてくれる可能性があります。

 

大手探偵社よりも、小さな事務所の方が成功率が高いのか?

それでは、大手探偵社と中小探偵社のどちらが調査力が高いのかというと、それは依頼内容によって大きく変わって来るでしょう。

例えば、地方の調査で相手の警戒心が高く、多人数で調査を行う必要があるならば、大手探偵社の方が良いかもしれません。

しかし、メインの調査項目以外の調査であったり、探偵とダイレクトにやりとりをしながら調査をしたいのであれば、中小探偵社の方が良いかもしれません。

ただ、個人的な意見としてはは大手の探偵社も中小の探偵社も、調査の成功率に関しては大きな違いは無いと感じています。

現役時代、大手の探偵社と中小の探偵社の両方に居た私ですが、少なくとも私が勤めた両方の探偵社では、それほど大きな違いはありませんでした。

また、どの業界でもある事なのですが、探偵業界でも言われの無い理由での大手叩きや、中小叩きというものが存在します。

これもまた、自社の調査力に関する自身の無さの裏返しとも、攻撃的な姿勢とも取れますが、ともかく他社を安易に批判する探偵社はあまり信用しない方が良いでしょう。