調査の成功率を高めるには?出来る探偵達はここが違う

探偵業界には色々な人がいますし、誰でも自分の腕に自信を持っています。

それゆえに、業界一を自負するようなタイプも多いのですが、はっきりといって私自身は非常に平凡な探偵です。

調査に不得意な分野もありますし、反対に特異な分野もあります。

過去には色々と失敗を経験していますし、努力で何とかしてきたような探偵です。

ですが、なんとか努力をする内に、回りの探偵の中で「この人は出来る」「この探偵事務所は凄い」ということが身に染みてわかるようになりました。

探偵にもやはり良し悪しがあります。

ただ、最近は大手探偵社のように相談員と調査員がまったくべつべつに別れているので「この探偵に頼みたい!」と考えるような依頼者も減っており、探偵を選ぶというよりは、探偵事務所を見て選ぶのが基本。大手探偵事務所では、依頼者が事前に探偵の良し悪し見抜くことは不可能です。

ですが、今でも中小の探偵事務所では腕利きの探偵が事務所を経営し、なおかつ現場に出ることもあります。また、相談員を抱えず、昔ながらの方法で探偵自らが面談も行うため、探偵を依頼者が直に見ることが出来るチャンスです。そこで、今回は探偵と直接相談~面談まで出来る方向けの探偵の見分けかたを私なりに考えてみましたので、参考までにご覧ください。

できる探偵は『物腰が酷く落ち着いている』

 

依頼者が相談して最も信頼できるのは、込み入った相談をしても落ち着いた態度の探偵です。

 

落ち着いているのはベテランの証

探偵が相談者と直接面談を行う時、脳内には様々な考えが浮かびます。

この依頼を受けて良いものか、調査の成功率はどの程度か、調査の方法はどうしようか、依頼者にとって調査を行うのは良いことか、などなど、非常に多くのことを考えながら依頼者の話を聞きます。

このような思惑に頭を巡らすため、あまり経験のない探偵は何を質問しようかと迷ってしまい、あまり落ち着きがないことが多いです。

一方、経験豊富なベテラン探偵の場合は、依頼者に聞くべき内容も心得ていますし、相談の仕方にも慣れています。

したがって、相談の時には興奮している依頼者とは相反するほど落ち着いているのです。

 

落ち着きは真剣さの表し

 

真剣に依頼を受けようとするほど落ち着いているものです。

特に、声のトーンと目つきが違います。ジョークを入れて依頼者を和ませることは多いですが、その最中も声は少し低めで、目は瞬きが少なく、依頼者の様子を観察するために視線をあまり外さず、細部を確認するでしょう。

できる探偵は依頼者の観察を怠りません。

依頼者が話す内容は勿論吟味しますが、依頼者の様子なども確認し、話す内容に虚偽が無いか、もしくはさらに聞くべきことがあるのか常に確認しているのです。

一方、依頼にさほど真剣でない探偵は、依頼者の話も話半分で聞きます。

依頼内容に対して細部を確認しようとする気もありません。言われた通りに、言われたことだけをやろうと思っている証拠です。

また、探偵は言われたことを率直に信じるような人間よりも、疑り深く慎重なタイプのほうが向いています。

依頼者のはなしをすぐに信じてしまうような探偵にはあまり依頼しないほうが良いでしょう。

 

できる探偵は『結婚指輪をしている』

 

探偵というのは信頼がとても大切な仕事です。

相手が信じられる探偵がどうか見極めるなら、結婚指輪を見るのも一つの手です。

 

既婚者の探偵はベテランの証

探偵という仕事はなりたがる人は多いのですが、その結果残る人は多くありません。

それだけ厳しい業界を生きてきながら、なおかつ結婚もしているなら、探偵としては信用に足りうる人物と見て良いでしょう。

探偵が結婚して子供を育てていくのは楽ではありません。金銭的には問題は少ないでしょうが、忙しい仕事で家に帰れることも少なく、なおかつ奥さんからも訝しがられやすい仕事です。

それにも関わらず探偵をしながら結婚生活が送れるなら、回りの人間から信用を勝ち得ている証拠なのです。

 

フェイクの結婚指輪も能力の証

 

もしも相手の探偵が結婚指輪をしており、なおかつ既婚者であることへの質問をしても怪しい点はなくても、その指輪がフェイクということがあります。

実は、探偵業界には聞き込みを有利に運ぶため、独身であるにも関わらず指輪をしている人間がいます。

そして、そうした手法を用いる人間は例外なく努力家で、聞き込みの才能が高いです。

人を騙して信頼を取るというのは、実は普通の人には簡単には出来ません。

こればかりは才能というもので、いくら指輪をしたからといって、簡単に相手の信頼を得られるものではありません。

ただ、指輪を付けてでも聞き込みを成功させようと考える人間は、こぞって才能豊かであり、頭の回転が速い人が多いのです。

人を騙す能力も、探偵にとっては大切な要素なのです。

 

できる探偵は『幅広い知識を持っている』

 

面談をした時に、探偵に様々な話題を振ってみましょう。

その時に、どんな話題にでも対応できるようなら、その探偵は探偵としての才能豊かなタイプと思って良いです。

 

探偵は「浅く広い知識」を心がけている

探偵業界ではよく「浅く広い知識を持て」と心がけています。

これは、調査の現場では一つのことに対する深い知識よりも、むしろ現場で押し寄せてくる様々な状況に対応するために、様々なジャンルの大量の知識を持つほうが有利だからです。

例えば、ある現場では大規模な建設現場の中から対象者を見付けださなければなりませんでした。

しかし、現場には常に数百人の作業員や建設会社社員が出入りしており、判断がつきません。

こればかりは、探偵としての経験や知識だけではどうにもなりません。

しかしこんな時、土木の知識に明るい元建設関係の人間が、事前情報から対象者の作業場所を特定。また、現場から出て来る時に乗るであろう車両や、出て来るタイミングまで言い当てたのです。

こんなことが平気で毎日のように起きる現場では、探偵の仕事だけでなく、様々な知識や経験が生きてきます。

それゆにえ、幅広い知識が探偵にとって最大の武器となっているのです。

 

好奇心旺盛な探偵は才能豊か

 

浅く広い知識を持てと言われても、全ての探偵がそんなことを常に出来る訳ではありません。

しかし、好奇心が人一倍旺盛で、常に情報を摂取するような人が多い探偵業界では、多くの探偵が自然と浅く広い知識を集めています。

もしも面談を行った時に、相手が知識の量が豊富であり、なおかつさほど知識を披露するようなエゴイズムが見えず、わからない事にはすぐに質問するようなタイプなら当たりです。

そうした人物は例外なく好奇心旺盛であり、ナチュラルな探偵としての素質を備えています。

 

できる探偵は『テレビをあまり見ていない』

 

出来る探偵はあまりテレビを見ていません。

その理由は、仕事が忙しいせいでテレビをゆっくり見ていられる時間が無いからです。

そこで、テレビネタを色々と探偵にふってみることで、その探偵は仕事で忙しくしているのか見分けることが出来ます。

 

ゴールデンタイムのテレビ番組についてふる

 

忙しい探偵はゴールデンタイムの番組をリアルタイムで見ることは出来ません。

探偵にとって一日の中で最も忙しい時間帯は、夕方5時から夜8時までの間です。

この時間帯は、多くの人にとっての退勤時間に重なるため、浮気調査の機会が多い探偵は、退勤する対象者を5時程度から張り込み、出てきた所を尾行を、そのまま家に帰るまでを追い続けます。

浮気をすれば当然帰りは遅くなりますが、そうではないことも多いので、おおよそ8時までには帰宅する人が多いです。

この時間帯にテレビ番組を普段からリアルタイムで見ているとしたら、その探偵は仕事が忙しくないは、すでに現役として現場に出る機会が減った探偵である可能性が高いです。

 

身だしなみに気を遣う人

 

身だしなみに気を使える探偵というのは、やはり現場でも適格な行動をとれる人が多く、ミスも少ないです。

ただ、身だしなみといっても、普通の人の身だしなみとは少し違います。

面談時には、相手がどれだけ地味に、目立たないように普段から徹しているのか見るほうが重要です。

 

派手な時計を避けている

探偵は目立つことはNGです。

スーツなどは高級品はまず着ませんし、靴などもよくありがちなデザインとブランドを選びます。

バックも同じく、目立たないものを好んで使用。

ネクタイも同様です。

ただし、時計だけは違います。

もしも、時計がすこし派手だなと思ったら、その探偵は注意しましょう。

時計は探偵のこだわりとしてあえて派手で目立つものを使う人もいます。

しかし、忙しい探偵なら、面談が終ったあとに現場に向かうこともあるので、そこまで派手な時計は使いません。

一方、あまり仕事が忙しくなく、ニーズの少ない探偵になると、時計やクツが少し派手なこととがあります。

できる探偵というのは、どんな時でも調査が可能なように普段から身だしなみは地味に徹しています。

プロであるほどその傾向は高いので、服装もきっちり見ておきましょう。

 

良くメモを取る

 

出来る探偵は必ずと言って良いほどメモ魔です。

また、些細なことにとてもこだわる人が多いので、依頼者との面談では執拗に内容を記録していくはずです。

 

依頼者の意向を確かめる姿勢

依頼者の要望通りに調査をおこなうには、依頼者が一体何を求めているのが、探偵がしっかりと把握する必要があります。

出来る探偵はこのことを良くわかっているので、依頼者の話を聞き、その内容を良くメモしていきます。

出来る探偵は自分の能力を過信しません。記憶した程度では忘れることを良く理解しているので、依頼内容は綿密に確認を取り、依頼者とのコンプライアンスを計ります。

 

メモをほとんど取らない探偵

 

依頼者の相談内容メモを殆ど取らない探偵はいません。

が、たまに適当な個人事業主探偵になると、メモをとらないような人もいると聞いたことがあります。

依頼者の意向をよく確認せず、なおかつ記録にも残さない探偵なら、依頼するのはやめたほうがいいでしょう。

 

できる探偵は『車が地味』

 

できる探偵は、まず間違いなく車が地味です。

よくある中古車を使うことが多く、一目みても、数秒後には忘れてしまうような、そんなありきたりの車です。

 

リース車をつかっている

個人事業主の探偵であっても、出来る探偵はリース車を頻繁に使います。

なぜなら、リース車ならば何かあった時にも身元がわからないので、自らが調べられるリスクを最小限に抑えられるからです。

リース車ナンバーの車に乗っているなら、その探偵はかなり出来るでしょう。

 

派手な車の探偵は避ける

 

派手な車を使用するような探偵は絶対に避けてください。

例え調査に使う車でなくとも、面談の時にあまりに目立つ車を使う人は、あまりプロとしての意識がありません。

面談はできるだけ探偵も地味に徹し、周囲から目立たないように、一般のサラリーマンを装う必要があります。

したがって、理想的なのは作業車に使われるようなタイプであり、出来る探偵は絶対に派手な車で依頼者とはあいません。

個人事業主の中には、副業探偵も多く、そうした人たちはかなり派手な車を使う傾向にあります。

 

できる探偵は『我慢強い』

 

最後にご紹介するできる探偵の特徴は、探偵にとって最も大切な『我慢強さ』です。

 

時間に遅れてきても態度一つ変えない

 

もしも貴方が面談に遅れてやってきても、催促するようなメールもなく、じっと依頼者が来るのを待って、なおかつ態度を一つも変えず愛想が良ければ、その探偵は最も大切な能力である『我慢強さ』を備えています。

探偵にとって耐え忍ぶことは基本中の基本です。

長時間の張り込み、睡眠不足、危険の中で冷静な判断を下すことなど、感情的になりやすい人間ではまるで役に立たないことが多いのです。

我慢強さは、調査のあらゆる現場で使用することが出来ます。

また、危険な現場ほど慎重に、なおかつ冷静に動ける我慢強さを持った探偵ほど調査を成功に導きやすいのです。

 

横柄な態度を取る探偵はアウト

もしも貴方が遅れてきたからといって、不機嫌な様子や横柄な態度がにじみ出ているようなら、探偵としては失格です。

探偵は仕事のためなら感情すらもコントロールしなければなりませんし、時には自身の生理現象すらも操るような必要があります。

にも拘わらず、遅れてきたからといって不機嫌な様子が出てしまう探偵は、探偵としてはあまり信用できません。

結果のために自分を犠牲にできず、感情的に動くタイプだと判断したら、依頼は考えなおしたほうが良いでしょう。

 

まとめ

探偵の良し悪しを依頼者目線で客観的に判断することは非常に困難です。しかし、上記のように、探偵の能力や性格を図れる方法はありません。もしも面談相手が自分の調査を担当する探偵自身であるなら、その時にはぜひ貴方も名探偵になったつもりで、しっかりと相手を観察してください。