浮気調査は誰でも出来るのか?探偵社の浮気調査の謎

プロの探偵はどこがスゴイのか、みなさんは考えたことがありますか?

社会的には影の存在であり、仕事をしている姿を人前にさらすことが少ない業界だけに、探偵の仕事について知れる人間は少ないかもしれません。

そこで、今回は探偵がプロである理由について、これから調査を依頼する予定のかたに詳しく説明させて頂きます。

訓練を欠かさない

探偵がプロである所以は、普段から訓練を欠かさない点です。

探偵社に入っても、すぐに調査を任されることはまずありません。短くても3ヵ月、長くて1年は調査の現場でのアシスタント業務に終始することになります。その中で、プロである先輩探偵達の仕事を学びながら実力を付けていきます。

ただ、それが終わってもすぐに現場に出るという訳には行かないこともあります。会社によっては社内テストが行われ、会社が定めたチェック項目にそって調査の技術テストが行われます。

このテストにクリアして、はじめて現場に出られるという探偵社では、調査のテストがクリアできずに退職を余儀なくされるような所まであるのです。

 

また、目出たく現場に出ることを許された探偵でも訓練は定期的に行います。

社内研修で技術を磨いたり、休日などを利用して調査の訓練を行うこともあります。また、運転技術向上のため警察が主催する運転技能研修などに参加する会社もあります。

この様に、多くの訓練を積んでいるからこそ探偵は調査を成功させることが出来ます。でなければ、浮気調査を職業として行うは難しいでしょう。

 

コミュニケーション能力が高い

プロである探偵の多くは、一般よりも高いコミュニケーション能力を身に着けています。

コミュニケーション能力が高い理由は、調査業務の一つである「聞き込み」を成功させるために必要だからです。

 

聞き込みはただ話を聞くだけでは終わらない

聞き込みは単純に話を聞きたいと申し出るだけでは不完全です。

特に本人にとって不利益となる情報や、かなりプライベートな部分にまで踏み込んだ情報はなかなか言い出せない人が多いからです。

 

話を聞き出せる権力が無い

探偵の持つ法的な権限は、一般の方とそれほど変わりません。そのため、聞き込みのためには巧みな話術を駆使する必要があります。

しかし、その難しさがなかなか伝わらない理由は、多くの方が知っている聞き込みが、刑事ドラマでの聞き込みだからでしょう。

警察の聞き込みは、探偵の聞き込みよりも多彩なテクニックが用いられる訳ではありません。なぜなら、警察は「警察手帳」を見せることにより、民間人に圧力を掛けて話を聞き出すことが出来るからです。

 

しかし、前述の通り、民間人と同じ程度の法的権限しか持たない探偵は、こうしたパワープレイは不可能です。だからこそ、高いコミュニケーション能力が必要となります。

また、聞き込みは探偵として長く仕事を続けていくためには必ず必要な能力となります。

若いころは尾行に張り込みといった体力仕事ができても、年を取るとそうはいきません。そのため、ベテラン探偵であればあるほど、聞き込みの能力が優れていると見てまず間違いありません。

 

下調べを徹底的に行う

探偵が行う調査が、アマチュアと決定的に違うのは、調査のためにどれだけ多くの下調べをしているかでしょう。

 

事前調査

探偵は浮気調査を行う前に、かならず事前調査を行います。

事前調査とは、調査を行うための下準備です。調査開始地点の立地条件や周辺の状況を調べ、張り込み位置を決めたり、建物の構造を調べることで、対象者が出てくると予想される出入り口を把握します。

特に張り込みの位置はとても重要になります。対象者の勤務先や自宅の窓からは車が見えず、なおかつ建物の出入り口を確認できる位置が望ましいです。

しかし、住宅街などでは道が狭く、なおかつ車を駐車出来るスペースが少なく、場所も限られます。また、周辺住民の警戒心も強いで、駐車一を間違えると、それだけで通報されてしまうこともあるのです。

 

尾行の流れを確認する

また、尾行の流れを確認するために、対象者が通るであろう予想ルートを実際に移動してみます。

その中で尾行がしずらい場所や、調査中に失尾の可能性が高いと思われる場所を把握しながら、現場に投入する調査員や機材を選びます。

さらに、尾行中にどのポイントで距離を離すか、または距離を詰めるかなどもこの時点で決定することが多いです。

 

対象者の容姿を確認する

実際に調査を行うためには、対象者の顔写真が必要となります。

しかし、写真の年数が経過していたり、プリクラなどの加工された写真だと現在の対象者の姿を確認できないことがあります。

また、対象者の背丈や身体的特徴、その日の服装なども知っておかないと調査が難しい場合もあります。

特に大手企業に勤めるサラリーマンの退勤後の行動を調べるとなれば、調査開始時点でビルの中から大量に出てくるスーツ姿のサラリーマンの中から、目的の一人だけを選び出す必要に迫られ、不確実な写真だけでは調査が難しくなります。

この問題を解決するために、事前調査では本人の容姿を実際に写真でとって確認します。

また、調査が始まるその日の朝に対象者の自宅で張り込み、出勤する対象者を確認。その日の服装を確認し、面取(対象者の姿を確認する作業)の足掛かりとします。

 

ミスが命取りだと知っている

探偵がプロである最大の理由は、調査がいかにシビアであるかを知っているからです。

浮気調査でのミスは殆ど許されません。一度ミスを犯してしまえば、対象者の警戒心は極端に高まってしまいます。

警戒心が高まるのは当然です。誰かに追われていると知った時の恐怖心は相当なもので、人によっては数か月間は一人で歩くたびに後方が気になって仕方がなくなります。

 

ここまで対象者を警戒させてしまえば、二度と修復はできず、そのまま生涯に渡って浮気調査が不可能になってしまうことすらあります。

だからこそ、探偵はしっかりと訓練をし、下準備を整えてから調査に挑みます。ほんの些細なミスですら許されない世界だからこそ、探偵は常にプロであることを求められているのです。

 

まとめ

探偵はやはりプロフェッショなるであり、一般の人とは明かに違う能力を持っています。

また、厳いしごとゆえに現実的であり、つねに石橋をたたくように慎重に調査を進めます。

探偵業はとてもシビアな世界です。それだけに、その中で生きている探偵はプロとして高い技術を持ち合わせなければ、生き残っていくことすら難しいのです。