テレビ出演は実力派探偵の代名詞!全国にある探偵社のいろいろ

探偵はあやしい!?といったイメージがある反面、正義の見方だ!といったイメージを持つ方もいるでしょう。
テレビ紹介される探偵は、いずれも優れた調査力を持った大手事務所です。

テレビ局からオファーを受けて詐欺事件を解決する番組があります。
ドキュメンタリーですから、そこで描かれる弁護士や探偵の活躍はリアルな姿といえます。
ただ、これは全国に5,000社ある探偵社の一部といえます。

探偵社にもいろいろな調査の得意分野があるため、テレビの世界がすべてではないことを知っておきましょう。
詐欺事件などを解決できる探偵社はごく限られています。

 

探偵はテレビのようにすべての詐欺事件を解決できるの?

「私も金銭トラブルにあっているから探偵に依頼すれば解決できるかもしれない!」と考えてテレビ特番を見た方が、「弁護士や探偵なら!」と依頼を考えて、テレビでやっているように、あっという間に解決できると思うかもしれません。
しかし、やはりテレビはテレビの世界といった方が正しいでしょう。

探偵が登場する詐欺師撃退のシーンはドキュメントですのでウソや過剰演出、あるいは、やらせはないはずですが、テレビ的に解決できうる事件を対象にしているでしょう。
ある程度情報があって、テレビ局もオファーをして予算内に事件を解決できるような事案を放映しているはずで、登場する探偵はすべて有名大手の探偵事務所の調査スタッフです。

大手の探偵事務所は人員、機材、調査力、ネットワーク、情報などがすべて揃っているのです。
こうした探偵社は一部であり、全国5,000社の探偵社が同じように事件解決できるわけではありません。

詐欺事件を解決するのは実は難しい!?

メールや通話履歴、受け取った書類、写メなど、一定の情報があれば調査は可能です。
結婚詐欺を調査するといった内容のテレビ番組では、消えてしまった詐欺師を探しだして調べていきます。
探偵は行方調査のノウハウを使って居場所を特定し、素行調査をして詐欺師の生活実態を調べていきます。
そして、会話内容などを把握して「詐欺」であることの確証を得ていきます。

では、すべての詐欺事件がテレビ番組のように解決できるかといえるでしょうか?
そこは現実とテレビの世界の違いがあると言うしかありません。
①ネットを使った詐欺:あやしいサイトをクリックしてしまい、あとから金額の請求通知が送られてくる
②ネットビジネス詐欺:自分が希望するビジネスに参加するため、仕事を始める段階で先にお金を請求される
③投資詐欺:株式や物件など、あらゆる投資でお金を振り込むも配当がない
④特殊詐欺:いわゆる振り込め詐欺で、ウソの情報をもとにお金を振り込ませる

いずれも最近よく目にする詐欺といえすが、まずは、相手を特定することから調査が始まります。
ここで人物を特定できれば調査は一気に解決への道が開けると言ってもよいでしょう。
ただ、こうした詐欺は複数で行っていることが多いはずで、ネット上や面接等で接触する人物は事件の黒幕とは関係ないことが多いのです。

そして、全国にある探偵社がすべてテレビのように詐欺事件と向き合うかといえば、答えはNOです。
テレビに出演できるのは調査力のある大手探偵社で、事件の情報や手がかりがあるというのが解決の条件といえます。

さらに、こうした長期的かつ難易度の高い調査となると相応の高額料金がかかり、テレビ局だから出せる調査料金といえるでしょう。
個人の依頼者が「テレビで見た!」と言って、同じように依頼できるかどうかは、予算や情報によるといえます。

 

全国の探偵社で調査できることは?

ドラマや映画のように、探偵が殺人事件に踏み込むといったことはまずありませんが、テレビ番組では、ドキュメントとして詐欺事件を扱っています。

では、全国にある探偵社がすべて詐欺事件を追えるかといえばそうではありません。
一体どれが本当なの!?と思えてくるでしょう。

探偵社はすべて独立した会社であり、料金も調査内容も各社が自由に設定しており、一律に○○の調査ができるとは言い切れません。

浮気調査
・行動調査(素行調査)
・結婚前調査(行動とほぼ同じ)

この3点については、各社共通といえるため、どこへ依頼しても受け付けてくれます。

詐欺事件になると調査力がものを言い、人員、機材、情報力、ネットワーク、法的知識、ノウハウ、弁護士との連携などの条件が揃っているテレビ局からのオファーを受けるような大手探偵事務所だから依頼を受けることができるというわけです。

 

テレビの浮気調査番組は本当なの!?

探偵が登場するテレビ番組はいくつもあり、視聴者に注意を喚起するという目的で社会問題となっている詐欺事件をドキュメントタッチで扱っています。
他方、中には、バラエティー寄りの映し方をしている番組もあり、この点については日本と海外ではその差がハッキリと出ています。

海外の番組では調査をした探偵が番組の司会者が依頼者とともに現場に乗り込むシーンは有名で、浮気調査などはバラエティーのような要素が強い印象を受けてしまいます。
これに対して、日本では浮気調査もバラエティーよりではなく探偵ドキュメントのカテゴリーであり、浮気調査もリアルな探偵像を映しているでしょう。

 

海外のテレビ番組のように探偵が現場に出ることはあるの?

海外では探偵が調べた映像データをテレビ司会者が探偵と共に試聴しますが、実際の浮気調査ではこのようなことはありません。
探偵が依頼者と関われるのは、依頼を受けて調べた結果を依頼者に報告するという点だけです。
現場に同行して、パートナーや浮気相手にもの申すといったことはまずしません。

海外の浮気調査番組はやりすぎ感が満載であり、このイメージのまま探偵に依頼をするのは思惑と違っていることになります。

・浮気調査だから探偵さんも現場に来て浮気相手に注意してほしい!
・今までの経験から浮気に対する注意をしてほしい!
・浮気調査をしているからバレたら大変なことになるぞ!と言ってほしい!
・パートナーに浮気のリスクを説明して改心させてほしい!

依頼者の中には、探偵に夫婦の間に入って仲介役をしてほしいといった希望を持つ方もいるかもしれませんが、探偵はこうした仲介はしない立場にあります。
海外のバラエティー寄りのテレビでは堂々と間に入って姿を現していますが、日本ではタブーです。

 

警察とは違う調査業という特性から注意すべきポイント!

テレビ特番では、弁護士と探偵が詐欺師と話し合い、謝罪させるという構図ができています。
これはお金を騙しとったことに民事訴訟で対応するというスタンスです。

警察に被害届を提出することもできますが、警察がすべての詐欺事件を捜査しきるというのは難しいので、民間の調査機関である探偵に調べてもらい弁護士が対処するというのが一般的です。
しかし、ここには民事訴訟ならではのリスクも孕んでいることに注意しましょう。

 

詐欺師が組織的な犯行だった場合

テレビ番組では結婚詐欺や個人的な投資詐欺などが取り上げられていますが、いずれも個人で行っているため、調査すれば足取りがつかめます。
最後には、反省して依頼者に謝罪し、返金の約束をするという点から、一応の解決と見ることができます。

例えば、ある対象者が家を出てから車に乗って浮気相手の自宅に向かったとします。この時に時間を見て、距離に対してあまりにも時間が掛かりすぎていたら、どこか途中でコンビニなどに立ち寄っていた可能性もあります。 しかし、そうした記述が無かったり、写真が見当たらないようなら、調査員が写真を撮影できなかったか、報告書への記入漏れが考えられます。 また、文章には「コンビニに入店」という記述があっても、その部分の写真が見当たらないこともあります。 こうした部分を見つけたら、プロでなくても「あれ?」と思うでしょう。

ところが、組織的な犯行だった場合、事件が発覚したことへの逆恨みというケースも考えられ、依頼者と詐欺師が接触することによるリスクもあります。

調査をして終了となる民間の探偵は依頼者を守り続けることはできない、すなわち、ここにテレビでの事件解決と、現実の事件解決の差が生じるといえます。

 

警察に事件を委ねる安全性

詐欺事件はお金が絡んでいるため、どうしても解決へのスピードが問われます。
テレビで見る結婚詐欺などは、詐欺師がお金のほとんどを遊びや生活費に使いこんでいるのがわかるでしょう。

そこで、使われてしまう前に民間の探偵に調査を依頼しますが、相手が危険な人物であった場合は、警察にも同時に被害届を出していくべきでしょう。

テレビはドキュメント番組ですから、弁護士、探偵に焦点を当てて事件解決というかたちをとります。
ところが、テレビカメラの前では相手と対峙して反省の色を見せても、内心はわからないのです。りません。
もともと詐欺をはたらいた人間ですから、返金を約束してもまた同じことをする可能性はありますし、事件解決のあとは相手もどう出るか不明です。

警察が関与して逮捕というかたちをとれば、執行猶予がつくケースもありますが、一旦は社会から隔離されることになりますので、警察が事件を把握しておくことで事件の二次化を防ぐことができます。

 

テレビだからできる調査

テレビでは「詐欺師を半年間にわたって追跡調査した結果、すべての嘘が発覚した!」といった字幕やナレーションが見えてきます。
何となく見ていると、依頼すれば同じような事件は解決できると思えてきますが、これもテレビ番組だからできることといえるでしょう。

個人の依頼を難しくする一番大きな要因は調査料金です。
「半年かけてやっと詐欺師の足取りをつかんだ!」と簡単に言いますが、人の依頼者がその調査料金を支払うとなると超高額なお金がかかることは間違いありません。
もちろん、ケースバイケースなので、早期解決できる事案もありますが、多くは長期的な調査になります。

 

まとめ

テレビではドキュメントとして探偵の調査が描かれていますが、テレビに登場するような大手探偵事務所では詐欺事件を扱えるノウハウがあり、弁護士とも連携していることなど様々な要素があり、番組のように解決することができます。

しかし、個人で依頼する場合には、費用の問題や大手探偵事務所が身近にあるかなどの問題から、テレビ番組のイメージのように事件が解決できるとは限らないため実際の依頼は注意が必要です。
もちろん、大手探偵事務所だからといって解決できるとは限りません。

探偵という仕事を知って依頼したいと思う方は、テレビのイメージに左右されないことも大切です。
依頼者が抱える問題はケースバイケースです、良い探偵事務所を探し、現実的な解決を目指した方がよいでしょう。