依頼の必要はなし?探偵が必要じゃないトラブルとは

探偵の仕事は、簡単に言えば公的な機関や一般的なサービスでは解決できないトラブルを解決するために、様々な調査を行うことにあります。

探偵業はトラブルの解決そのものではなく、調査を行うことが主な仕事です。

したがって、探偵は直接トラブルに介入することもありませんし、依頼者変わって交渉を行うこともありません。

ただ、トラブルを解決するのが仕事ではなくとも、調査の結果得られた事実を元にトラブルが解決することが多いため、様々な困りごとを抱えた人々が探偵事務所を日々訪れています。

ですが、いくらトラブルが起きたといっても、その全ての探偵事務所が解決できるわけではないのです。

 

依頼が必要ではない浮気調査

 

もし浮気をされたとしても、全ての浮気トラブルに探偵が必要とは限りません。

中には探偵ではなく別の専門家が必要であったり、自分だけでも解決できることがあります。

ただ、浮気をされた人はついカっとなってしまい、勢い任せに探偵に調査を依頼してしまいます。

勢い任せに依頼された側である探偵事務所は、依頼を受けられますし、普段通りの浮気調査を行えば潤います。

ですが、せっかく何十万も支払って調査をしたにも関わらず、依頼者報告書が費用分の効果を発揮しないなら、浮気調査をしなくても良いかもしれません。

 

すでに証拠が十分にある

 

すでに浮気の証拠が大量に集まっているなら、探偵に依頼する必要はありません。

例えば携帯電話の中の証拠、本人の自白までトラブルまで取れているなら、浮気トラブルの大半は解決すると思って良いです。

もしも証拠が足りず、本人の自白が取れないなら、やはり探偵に浮気調査を依頼するほかないでしょう。

 

慰謝料がいらず、相手が離婚に同意している

 

浮気の事実を相手がすでに認めている時、慰謝料も必要なく、相手も離婚に同意しているなら、このケースでも浮気調査はさほど必要ではありません。

浮気調査の目的となるのは、慰謝料の請求と離婚請求となることが多いですが、このどちらもすでに解決しているなら、無理に証拠を集める必要はありません。

ただし、あとで離婚をしないと言い出したりする時にそなえ、本人の浮気の自白は書面で取っておくほうが良いでしょう。

 

浮気が原因の離婚でも、その離婚に納得している時

 

相手の浮気が原因による離婚といえど、むしろ離婚してくれることに喜ぶ人もいます。

旦那さんや奥さんとの関係があまりにも冷え切っていると、浮気をされてもさほどショックが大きくなく、離婚を切り出されても、むしろこちらも新しい人生が歩めるとして好都合に感じるでしょう。

しかし、浮気による離婚がまったく納得いかなければ、浮気の証拠を事前に集めておかなければなりません。

その時は、探偵の力が必要となるでしょう。

 

行方不明者の捜索

行方不明者が発生すると、家族や恋人はついパニックになってしまいがちです。

混乱している状況だと、警察への届け出をしても安心できず、探偵に調査を依頼される方もいます。

多くの行方不明者の捜索はスピードが命です。

失踪から出来るだけ早い段階で警察に相談し、その後、同時に探偵にも捜索を依頼することで、失踪者の発見率や生存率が高まります。

ですが、行方不明者の捜索を依頼されるなかには、探偵への依頼そのものが無駄に終わってしまうケースもあるのです。

 

遭難系の依頼

 

行方不明者といっても、本人の意志による失踪だけではなく、中には遭難に近い形で姿を消す場合があります。

例えば、野山での山菜取りをしている最中の遭難することもありますし、海岸や河川、災害などによる遭難もあります。

こんな時は探偵に依頼してもあまり意味はありません。

警察や消防による捜索活動の他では発見することが難しいです。

 

金銭関係の問題

 

お金を貸していた相手が夜逃げしたので探して欲しいという依頼を良く頂きますが、金銭問題に関する依頼を受けることはまずありません。

中には依頼を受けてくれるかもしれませんが、相手が金融関係の会社であることがわかれば、調査が中止され、依頼者が大きな損をするでしょう。

金銭トラブルにまつわる調査を探偵が引き受けない理由は、夜逃げした人間を追い詰める行為だからです。

同じ行方不明者であっても、夜逃げの場合には逃げ出した相手を探し出しても、その人のためにはならないからです。

 

危険な行方不明者

 

組織犯罪にかかわっている人物などを探して欲しいと探偵に依頼するのは無駄です。

探偵は一般人であり、拳銃も所持していません。

法的な加護も受けていないので、その手の調査はまず断るでしょう。

もしも探偵を騙して依頼したとしても、調査の最中で対象者が一般人ではないことはすぐにわかります。

この場合も、途中で調査が中止し、依頼費用が無駄になりやすいので気を付けなくてはなりません。

 

DVやストーカー関連の調査

 

DVやストーカー関連の調査も探偵に頼むは無駄です。

もし初めから依頼者が真実を述べれば、まず探偵は依頼を受けません。

場合によっては、ストーカーが危険な行動に出ていることを警察に相談するかもしれません。

しかし、DV加害者やストーカーは絶対に身分を隠して探偵に依頼してきます。

そのような方法で、以前は依頼者に騙されて調査をおこなっていた探偵もいましたが、今や探偵業界ではDV加害者やストーカーからの依頼に以前にも増して神経質になっています。

下手に嘘をついて調査費用が一部返金不可能になったり、警察に通報される可能性があるので、探偵には絶対に依頼しないでください。

 

探偵への調査は良く考えてから

探偵に依頼するひとは、様々な意味で精神的に追い詰められています。

つまり、一般的な日常生活を送れないほどになるような状態だからこそ、探偵という最後の頼み綱を利用するのです。

ですが、だからといって感情的に依頼するのは考え物です。

良心的な探偵事務所なら「その調査は必要ありませんよ、おそらく、費用の無駄になります」と答えてくれますが、そうでない探偵事務所なら、その手の依頼も引き受けてしまうかもしれません。

また、探偵に危険な仕事をさせようというのも無駄です。

その手の調査は、現場で事態が明らかになることが多く、その分の費用はまず間違いなく依頼者のもとには戻りません。

自分に探偵が必要なのかどうか分からない場合には、無料相談を使って自分の状況を説明し、調査が必要かどうか尋ねるようにしましょう。優れた探偵事務所は、まず間違っても依頼者に無理に契約を迫るような真似はしません。調査の必要がなければ、その旨を伝え、必要なアドバイスをしてくれるでしょう。