テレビでよく見る探偵活劇!実際のケースを見てみよう!

探偵浮気調査よりも、テレビのドキュメントで登場する姿をイメージするでしょう。
詐欺師と対決!という構図で弁護士とともに共闘するという探偵です。実際にあるケースを見ることで、もっと探偵の仕事がわかるはずです。
特に、結婚詐欺は男女問題も絡んでいるため、浮気調査から始まる場合もあります。
探偵の調査はすべてつながっている部分があるのです。

浮気調査から結婚詐欺に!テレビで見る思わぬ展開

40代の既婚の男性が行きつけのバーで知り合った女性と交際するようになりました。

女性は40代のシングルマザーで、必死に生活している状態です。
交際が続くうちに女性は事業を立ち上げたいと相談するようになります。
男性は自身も会社を経営していることもあり、様々なアドバイスをしていきます。

彼女は、「事業を立てることができれば、落ち着いて結婚できるかもしれない」と主張し、やがて、事業の運営資金であるお金の話をするようになっていくのです。
自身も病気がちでどれだけ必死に資金集めをしても間に合わないという同情を誘うような話をして、現在の妻と離婚して彼女との結婚を意識していた男性は数百万円のお金を貸すことにいたりました。
ところが、彼女は生活も大変で、仕事と両立できず生活費が必要であるように相談し、数回にわたって男性からお金を借りていったのです。

 

探偵に依頼したのは奥さん!きっかけは浮気調査

男性はお金を貸していることを家族には言えませんし、会社のお金も混じっていたため周囲にも相談していませんでした。
しかし、普段の生活の様子、帰宅時間や休日の行動に違和感を持った男性の奥さんが、「浮気ではないか?」と男性には内緒で探偵社とコンタクトをとりました。

男性が外で女性と関係を持っているのでは?と疑い、探偵社に話しました。

具体的な情報として、男性のクレジットカード明細と預金通帳のコピーの一部を提示しました。
明らかに大金が動いていますが、奥さんが男性に問い詰めても、「仕事で使っている」の一点張りです。
しかし、これまで会社の取引で数百万円のお金を預金通帳から引き出したことなどありません。

奥さんは、この情報の真実を知ろうと、探偵に調査してもらうことにしたのです。

 

プロの相談員が対応して詐欺の予兆を見抜く

探偵社では膨大な浮気調査の事案を取り扱っており、その経験則から、浮気に使うようなお金であるかどうかを判断できるのです。
浮気相手をマンションに住まわせることや車を買い与えるといった使い方もあり、浮気で大金が動くケースもありますが、この男性が経営している事業内容からして、単純な浮気で使う金額ではなくいと判断されました。
数百万円というお金が数回にわたって定期的に支払われているということは、浮気相手とのデートやマンションの家賃という使い方ではないということを意味しています。

相談スタッフ、カウンセラーは浮気調査での依頼を受け、現場スタッフや代表らと相談して調査の方法を決めていきます。
テレビでは放映されませんが、この段階で相談のプロが詐欺の可能性を予測しています。
ここに探偵社の経験則から来る読みと推理があるのです。

 

調査スタッフがまずは男性の行動を調べる

まずは、男性が浮気をしている事実を調べるために行動調査を実施します。
しかし、男性はたまにバーへ行ったりするくらいで会社と自宅を往復する毎日で、そこには女性の影は見られなかったため、浮気の可能性は低いと判断できます。
探偵はさらなる情報を得るために長期的な調査を行い、バーで男性に接近してスマホで話す会話の中から女性との会話を確認したのです。

「先月に貸した○○万円はどうなってる?」
「今、事業の方は順調に行ってるの?」
時折、スマホから漏れてくる相手の声を拾って会話内容を把握します。
「うん、今ちょっと体調悪くて会えてないけど。」
「まだ振り込めてないけど、体調戻ったらまた連絡するから。」

こうした会話から、2人の間で金銭のやりとりがあったことがわかり、高額なお金の使い道はその女性に対するものだったことが明らかになります。

 

奥さんが追及して詐欺の可能性がわかった!

調査結果を奥さんに報告して、新たな調査が開始されることになりました。

奥さんが男性を追及したところ、ついに女性との関係を話したのです。

「あんた!騙されてるわよ!」
奥さんはすぐにその女性と連絡をとって返金してもらうよう強く訴えました。
男性はうすうす詐欺であることを感じていましたが、誰にも言えずにいました。

しかし、時すでに遅く、女性はその時点で音信不通になっており、相手の住所もわからずバーで撮影した写メだけが手がかりでした。

 

探偵と弁護士の連携によって詐欺事案として調査開始

音信不通になった時点で、明らかに詐欺の兆候が見られます。

探偵社は専属の顧問弁護士とタッグを組み、調査を開始しました。
行きつけのバーに行ったり、男性から女性との会話内容で覚えていることを聴取しました。
そして、行方調査のノウハウを生かし、1か月で相手女性の姿をとらえたのです。

探偵は昼夜を問わず、女性の生活状況を調べていきました。
初冬の寒さが厳しくなる中、車中での長時間の張り込みを実施し、時には、女性と急接近して会話内容を録音しました。
その結果、女性の生活実態が次々と明らかになっていったのです。

 

・女性はシングルマザーではなく結婚していた
・事業を立ち上げるといった様子はまったくない
・普段は昼間からエステやバーへ行っている
・ギャンブルもして豪華に遊んでいる主婦といった印象
・旦那さんと豪華な食事をしている
・ファッションやメイクに多額のお金を使っていた

多くの事実が判明しましたが、そんな中で、旦那さんとや女友達との会話の中でお金に関する決定的な会話内容が出てきました。

・お金は自分で昼間仕事をして稼いだもの
・ちょっとしたビジネスで成功した
・すべて自分で稼いだお金

お金の出どころの真実を明かすことはなく、当然ながら、誰かから借りたお金ではないので返すといった意識はないということがわかります。

 

ついに詐欺師であることが判明!対決する男女

探偵の調査によって、彼女に返済の意思がないことがわかりました。
さらに、結婚という言葉を使って男性を騙していたことも判明しました。
明らかに不倫関係の中での結婚詐欺といえるでしょう。

専属の弁護士は照会によって情報を取得し、ついに三者が相まみえることになりました。
弁護士に声をかけられた女性は、しぶしぶ同行して男性と会うことになります。
事務所内で対面した男女は、まずは話し合い、お互いの意思を確認しました。

「お金はどうなってるの?体調悪いからとか言ってたけど、音信不通になったじゃん。」
「え~、だって、こないだ体調戻ったばっかりだから。」
「で、返金できるんでしょ?」
「だから、返すって言ってるじゃん。」
「本当は違うだろ?騙すつもりで俺から金借りたんだろ?」
「何?この人!騙すとかってわけわかんない!」

必死で抵抗しようとする詐欺師ですが、会話は平行線です。
男性はあきれていますが、その様子を見て弁護士が次々と情報を出していきました。
その内容はすべて探偵によって調査された生活実態と普段の会話です。

「あなた、自分で稼いだお金だって周りに言ってますね。」
「ファッションやアクセサリー、メイク、エステに高額なお金を使っていますがどこから出てきたお金ですか?」
「事業を起こすと言っていましたが、事業に関する書類はまったくありませんね。」
「エステサロン○○という会社を立ち上げると言っていましたが、その事実は確認できませんでした。」

 

ついに謝罪!女詐欺師が認めた

男性はこれまで貸した金額と日付を記録しており、弁護士が女性のお金の使い道を調べているため、明らかに事業目的ではないことが判明していたのです。
聴取された普段の会話から女詐欺師が返済する意思がないことも明らかですので、ついに、女は騙したことを認め、返済することを約束したのです。
まずは、残っている数百万円のお金を即返金することで合意し、さらに、毎月10万円程度を働きながら返済することを約束して、詐欺事件としての解決を見たのです。

 

浮気も詐欺も同じ調査としての関連性がある!

ご紹介させていただいた内容はテレビでよく見る探偵の詐欺事件の調査であり、実際にある結婚詐欺のケースといえるでしょう。
このように、結婚詐欺は浮気調査とも絡んでくることがあるため難しい調査ではありますが、思わぬところから事件が発覚するのも現実です。
これを見抜くのもプロの探偵といえるでしょう。
単なる浮気調査から、関連する様々な事案を予測して調査していくというのもテレビで放映されるようなリアルな探偵の仕事といえます。

このように、最近では個人のトラブルを解決する事案が増加しており、決して浮気調査だけが探偵の仕事ではありません。
探偵社は実に様々で、苦情やトラブルが発生しているケースもありますが、こうした社会問題を解決する探偵の姿もあるのです。

 

まとめ

探偵を知る上でテレビ番組は良い情報ですし、ドキュメント番組としての面白さもあります。
一般的な探偵のイメージと比較して、テレビでのリアルな探偵を知ることで、調査業という世界が見えてくるでしょう。

テレビ番組では話題性のある大きな事案を取り扱いますが、他にも身近に潜むトラブルはいくつもあるはずで、全国にある探偵社はそれらを解決する一役を担っているのです。
ストーカー対策やDV対策、いじめ問題など、人命に関わる事案の調査も行っていますし、何らかの被害が発生した証拠が無ければ動けない警察と異なり、民間の調査機関ならではのスピード、弁護士との連携によって問題を解決できるのです。

テレビ、ネット、紙媒体の広告など、探偵がわかる情報はたくさん存在します。
それらに目を向けるだけでも、トラブルの解決策を見出すことにつながるかもしれません。