一体どうなってるの?なぜか優良探偵社を探すのが難しい理由とは

この日本には本当に沢山の探偵社がありますが、そこから自分にあった優れた探偵社を探すことはそう簡単ではありません。

しかし、いったいどうしてここまで優れた探偵社を探す事が難しいのか?今回は探偵業の広告問題に関する問題ついて考えてみました。

『NO.1』が多すぎる

いざ探偵社に依頼をしようと思いながら様々なホームページを見て行くのですが、どこを見ても必ずと言って良い程『業界NO.1!!』という言葉が飛び込んできます。

自社のサービスですから、自信を持ってアピールしてくれるのは良いんですが、一体何がどのくらいNO,1なのか、探偵業の場合はいまいち解りにくいです。

まず困ってしまうのが、一部の大手探偵社を除いて具体的な数字が明示されていない点です。業界の中でどれだけの総数があり、その会社はどれだけの数字を持っているからNO,1なんだという説明が殆どなされていません。

これでは、やはり具体的な数字を出してくれている探偵社以外は信用できず、それ以外のNO,1探偵社たちを見比べても「なぜこんなに1位が居るんだろう」と悩んでしまうばかりです。

 

実績がわかりにくい

探偵社を選ぶ時、多くの人が過去の仕事例などを参考にしたいと考えていますが、探偵業界はその性質上、過去の仕事例を公にすることが大変難しい仕事なのです。

例えば、探偵業において代表的な仕事である浮気調査の仕事例を提示する場合には、必ず依頼者に了承を取ってからHP等に実績として紹介することとなりますが、自分の浮気体験談などを公表して欲しい依頼者など殆ど居ません。

了承を得て調査事例を公開したとしても、実名はもちろん顔写真も非公開となるので、信頼できる過去の実績とはみなされにくいのも問題です。

また、大手企業との取引実績などがあると会社の信用が上がりやすくなりますが、仮に探偵社が大手企業から取引を受けたとしても、その事実を公表する訳にはいきませんから、やはり顧客に対するアピール力が弱くなってしまうかもしれませんね

 

技術力がわかりにくい

探偵業における調査力を他社と比較することは難しく、この点については依頼者のみならず、探偵業者ですら一体自分が業界内でどの程度の位置にいるのか把握できていないかもしれません。

例えば、何かのコンテスト等があれば、そのコンテストで優勝する事によって技術力を証明する裏付けが成されるため、依頼者にとっても探偵社を選ぶ基準となりえるでしょう。

しかし、探偵業界にその様なコンテストは存在しないので、依頼者からすればどこが本当に調査力が高いのかまるで解りません。

また、探偵業における調査力が単純な数字、もしくは形として現れにくいのも依頼者にとっては悩ましい問題です。

製造業や農業、食品、IT関連の場合、その技術力は製品の出来に直結するため、新たに仕事を依頼しようと考えている人間も、その会社の製品を見る事で技術力を図る事が可能ですが、探偵業では見比べられる製品が法告訴の例しかありません。

さらに、調査は他の仕事とは違い、現場の状況や依頼内容によって調査結果もその手法も大きく変化する場合が多く、単純に1つの報告書を見ても調査力を計ることは困難です。

以上の理由から、広告やHPを見てもその実力は判断しにくく、本当にその探偵社の調査力を確かめたいのであれば、テストの調査を行ってもらうか、実際の調査の現場に同行し、調査の仕方などをその目で確認するしか無いのかもしれません。

 

口コミが少ない

インターネットの発展に伴い、様々な製品やサービスに対する口コミが溢れていますが、探偵業に関する一般の方の生の声、所謂『口コミ評価』は基本的には信用できないものと言われています。

この点は元探偵として私も同感であり、インターネット上にある口コミ評価の殆どが作られた評価である可能性は十分にあります。

 

依頼者はおしゃべりではない?

顧客が探偵社に依頼する調査内容の多くは第三者に公表することを憚れる様な内容が多いのですが、この様な人物ばかりの依頼者達が、インターネット上で「あそこの探偵社は良かった!」といった事を書くことは殆ど無いでしょう。

しかし、その数は少なくとも、必ず本当の口コミが存在しているはずですし、全ての口コミが嘘と言う訳では無いのです。

 

偽の口コミが多すぎる

探偵業界はCMやラジオで広告を打つことが出来ないため、早い時期からアフィリエイト広告を取り入れていました。

しかし、初期のアフィリエイト広告では、依頼者を装って偽の口コミなどを作り、自社にユーザーを誘導するという広告戦略が大変多かったのです。

もちろん、この方法は探偵社が率先して行っていた訳ではありませんし、現在では偽の依頼者を装って口コミを作る手法は簡単に見破られます。

しかし、過去にこうした手法が横行したせいで、本当の依頼者や、探偵業界を知る人間の声までも信用を失ってしまう結果を生んでいる事は、本当に運が悪かったとしか言いようがありません。

 

他社を批判するかのようなテキストがHP多過ぎる

また、探偵業者同士の比較広告の多さも大変問題です。

他業種ではまず見られないような辛辣な批判などを自社HPに書いている業者が多いのは、依頼者を迷わせ、その探偵社の利益を損なう一番の問題点の様に感じます。

例えば、せっかく実力がある中小の探偵社であっても、なぜか自社HPや自社ブログなどを見てみると「大手探偵社は調査の実力が無い」「大手の探偵社のほうが調査の成功率が低い」

といった言葉を見る事があります。

この様なテキストは大手への不信感をあおる事はできますが、同時にその探偵社の誠実さにも不信感を抱かせてしまうのはとても残念なことです。

また、大手探偵社も同様に他社からの批判を受け、反対に批判を返すこともあります。

この様な現状を見てしまうと、依頼者からすればどこを選んで良いのか本当に迷ってしまいます。ユーザーの意見ならともかく、同業者同士の批判合戦は控えて頂きたい所です。

 

良い探偵社を探すには

良い探偵社とは、具体的に言えば「貴方に合った良い探偵社を探す」ということです。

そのためには、やはり自分の予算や調査の目的などをはっきりとさせ、様々な探偵社に話を聞いてみるのが一番ですので、効率良く様々な探偵社を探していきましょう。