バイク尾行は超便利?二輪車を使うメリット

探偵が尾行でバイクを使うことをご存知でしたでしょうか?

こんな質問をすると、あまりバイクを使うイメージが無いのか、様々な人が「ええ、そうなの?」と疑問を投げかけて来ることが多いことに驚きます。

それもそのはず。

探偵といえばテレビとドラマのイメージしかないのが一般的ですし、フィクションの中でもバイクをメインに使う探偵はかなり数が少ないです。

しかし、実際には多くの探偵が今日もバイクをカッ飛ばしながら尾行を続けていおり、その利便性は状況次第で調査の成功率を大きく上げる役割も担っているのです。

そこで、今回はバイク尾行について詳しく解説させて頂きますので、探偵社選びの一つの基準として参考にしてみてください。

 

バイク尾行のメリット

探偵社がバイクを使用するのは、主にその「機動性」が尾行時に大変役に立つからです。

また、車よりもボディが小さい分車両の後ろに隠しやすかったり、狭い場所に入り込むことも可能なバイクは、今ではもはや探偵業には欠かせないアイテムとなっています。

 

渋滞を気にしなくてすむ

バイクを使用した尾行が最も有利な展開は、尾行中に道路が混雑しはじめるタイミングです。

通常の車両尾行であれば、渋滞にはまってしまうと身動きが取れなくなってしまう事も度々ありますが、これがバイクだと車の間をすり抜けて対象者を追うことができます。

特に渋滞がひどい地域だと、渋滞+信号の切れ目で対象者に置いて行かれることも多いので、こんな時にバイクがあると非常に安心しますね。

また、渋滞中は車の速度が非常に遅いので、50㏄以下の原付バイクでも十分に活躍してくれますし、とにかく機動性に優れているので、下手をしたら400㏄以上の中型よりも活躍してくれる時があるのです。

 

車両の影に隠れやすい

車両尾行をされる身にすれば、背後にある車はどうしても目立つもの。

しかし、普段みなさんが運転している時に、後方にどんな車があるのか確認しませんよね?

だからこそ探偵は車での尾行が可能ですし、何台か間に車を挟むことで、ある程度こちらの影を隠しながら尾行を行っています。

しかし、これも警戒した対象者が相手になるとなかなか通用しなくなります。

いくら間に車を挟もうとも、車のサイズの違いや車間距離によって、どうしてもバックミラーに車が映り込んでしまいます。そのため、どうしても発覚を防ごうと思ったら、できるだけ距離を開けるか、GPSを使った尾行しかなくなるのです。

 

ただ、これがバイクであり、尾行場所が都心部周辺だと話しは違ってきます。

バイクというのは車よりもはるかに小さいです。それも125㏄以下のバイクとなれば相当サイズが小さくなるため、車の後方に入ると姿が見えなくなります。

この現象を利用して、バイク尾行では良く大型の車の後ろにバイクを付けることにより、対象者からバイクの存在を完璧に消す尾行方法が取られます。

この方法であれば、一台の車両に注意を向けておくことが可能ですし、その車を脱尾(尾行から外すこと)させることによって、無警戒のバイクによる尾行が可能になります。

また、バイク一台であってもこの方法は使えるので、道路状況が良い場所ではまるで忍者の様に姿を消しながら尾行を行うことが出来ます。

 

徒歩尾行をしながら車両を移動させられる

バイクの非常に優れた利点は、徒歩尾行を車両尾行を一度に行えてしまう点です。

例えば、都心部では人が歩くことしかできない道などがあるこをご存知でしょう。

そうした場所は当然車が入ることはできないので徒歩尾行をするしかありません。

そこで、通常一人で車両尾行をし、そんな場所に対象者が入っていったらその場で車を捨てて徒歩尾行に切り替えなければなりません。

 

しかし、こういう時に限って対象者はよくタクシーに乗ります。

もしくは、だれか迎えにきた人間の車に乗り込んだり、場合にはそこに停めていた車にのって発進してしまうことがあるのです。

こうなると、普通ならもう手にはおえません。

なんとかその場でタクシーを捕まえて追うか、走ってあとを追うかでしょうね。

 

ただ、これがバイクとなれば話は別です。

相手が車から降りていけば、こちらもバイクを降りて、こんどはバイクを押しながら尾行をすれば良いだけ。

その後、もしも相手が車にのったら、そこからすぐにバイクに乗り、再び車両尾行を開始できてしまうのです。

こうした利便性の高さゆえ、徒歩尾行の相手が車に乗る可能性にそなえるために、現場にバイクを持っていく探偵は非常に多いです。

 

バイク調査は都心部で大活躍する!

バイク調査の利便性は、都心部で最も効果を発揮します。

探偵になりはじめの頃に所属していた探偵社は東京都内にありましたが、その頃は若手の探偵の殆どがバイクに乗っており、車両で尾行する機会の方が少ない位でした。

その理由として一番に挙げるのは、都心部の道路状況の悪さです。

探偵が行う車両尾行は、基本的には対象者の車の後方に1台~2台程度別の車両を挟んで行うことが良しとされており、警戒している対象者であればあるほど、間に挟む車の台数を増やす必要があります。

所が、都心部は信号も非常に多く、なおかつ走行する車の数も非常に多いため、車の台数を挟みすぎると、信号の切り替わりにつかまり、対象者を見失う恐れが高くなります。

かといって車のすぐ後ろを尾行していれば、バックミラーやサイドミラーで後方確認をした時に車を見られやすく、最悪ナンバーまで覚えられてしまうでしょう。

しかし、これがバイクだと話しは変わってきます。

対象者の車両との間に2~3台の車を走りながら走行し、もしも前方の信号が変わりそうになっても、車の横をすり抜けて一瞬で対象車両まで距離を詰め、交差点をクリアすることが出来ます。

 

原動付き自転車も大活躍

一見してとても調査に使えそうもないスクーターやスーパーカブですが、これら原動付きバイクも実際の現場で大活躍しています。

原付が最も活躍するのは、小型で機動性に富み、なおかつ押して歩く事が簡単な点です。

都心部での調査では良く他の調査員が渋滞にはまったり、現場にバイクを2台投入できないせいで、調査の途中で一人きりになってしまう事があります。

そんな時、対象者が車を降りて移動したとしたら?

こういう時、多くの方はその場でバイクを降りて、こちらも徒歩で移動すれば良いと思うでしょうが、都会ではそう簡単に事は進みません。

特に東京の場合、タクシーで移動する対象者を追うためにバイクで追い、そのご歩いている対象者を徒歩でおうと、その先でまたタクシーを拾うことも珍しくありません。

こんな時、押して歩ける原付は大変便利で、相手がどんな行動に出ようとも対応できる懐の広さがあるのです。

また、小型の原付は大型のバンに乗せることが出来るため、移動はバン、現場では原付とバンの二台で調査を行える利点もあります。

 

バイクに乗っているとカッコイイ?

そして、時折探偵がバイク調査を表に出す最大の理由は、やはりなんと言っても「カッコイイ」からでしょうね。

こんな事を言うと身も蓋もありませんが、確かに、探偵が尾行に使う車の中で、バイクは一番カッコイイ乗り物です。

なにせ、探偵が使う車は地味さを優先するため、本当に普通の車しか乗りません。新車を使うことは殆どなく、できる限り町中で良く見るようなバンやセダン、コンパクトカー、時には軽自動車などを使う方が調査が成功しやすいのです。

しかし、そうした車は探偵社のHPで使うにはあまりにも地味すぎますし「なんか地味な車を乗っているな」と思われると、その会社のイメージダウンにもなりますしね。

また、実際に調査で使用している車をHPに乗せるのは「うちはこの車を使っています!」と対象者達に宣伝してしま様なものです。

そこで使われるのが、バイクの写真という訳です。

バイクであれば、そこに探偵が乗っているだけで何かカッコイイですし、別に調査で使っていない訳でもありません。また、探偵社によってはほぼバイクだけで調査をしている所もあります。

 

バイク調査を行っていない探偵社はどうなの?

探偵社の中にはバイク調査を行っていない処もありますが、かといって調査力に劣る訳でもありません。

尾行調査というのは、基本的には車両さえあれば行えない事はありません。

ただ、あまりにも交通状況が悪い地域では、バイクがあったほうが有利というだけ。車だけでも十分に調査はできます。

また、バイクは地方に行けば行くほどに目立ってしまうため、地方都市になるとバイク調査を行わない所も多いです。

さらに、バイクは雪が降り始めると使えなくなってしまうので、積雪の多い地域になるほどバイクを導入している探偵社は少なくなります。都心部でも雪が降れば当然バイクが使えなくなるので、車だけで調査を行います。

つまり、探偵社にバイクは絶対に必要な訳ではありません。

ただ、都心部の調査ではもはや必須アイテムとなっているため、様々な探偵社がバイクを導入しているだけなのです。

 

都会ではバイクの運転技術がものをいう?

以上の理由から、都心部での調査はバイクは必需品となっています。

ただ、絶対に必要という訳でもありません。例えバイクが無くとも調査は可能ですから、バイクを使ってないからといって依頼を躊躇うことも無いでしょう。

ただ、対象者が都心部の中心、または渋滞の多い道路などを通行する予定がある、もしくは日常的にそのような地域を車で走らせているなら、なるべくバイクを使用している探偵社に依頼した方が良いです。

また、バイクを有している探偵社でも、運転技能にどのような自信があるのか?

またはバイクを何台有しており、どの様な運用をしているのかなどを各探偵社のHPや宣伝ページなどで確認することをお勧めします。

ひと昔前は「探偵業関連のネット情報はあてにならない」なんて言われていましたが、最近は各探偵社さんも、アフィリエイトサイトなどへの情報提供に積極的になっているので、依頼者にしても、どの様な調査を行っているのか簡単に知ることが出来るでしょう。

 

地方でのバイク調査は少ない?

都心部では圧倒的なポテンシャルを発揮するバイクですが、地方での調査でのバイクはデメリットとなることもあります。

まず問題なのが、バイクが非常に目立ってしまう点です。

都会にお住みの方はあまりイメージが沸かないかもしれませんが、田舎というのはバイクが走っているだけで誰もが注目してしまう様な場所もあるため、田舎に行けば行くほどバイク調査の機会はどんどんと減っていきます。

 

次に問題なのが、張り込み場所の確保です。

都心部はそもそも張り込み場所が無数に存在するため、バイクを置きながらたち張りをしても目立ちませんが、地方ではバイクに座っている人間はかなり目立ってしまうので、なかなか張り込みを行うことはできません。

そのため、地方ではバイクよりも作業用のバンの様な大き目の車の方が尾行に向いていることが多いのです。

 

まとめ

バイク調査は都心部の探偵にとって無くてはならないものです。

しかし、それも地方都市や田舎に向かうほどバイクの必要性がなくなるため、バイクを所持していない探偵社もたくさん増えます。さんま

バイク調査の有無については無料相談や各社hpに記載されているので、以来前に一度チェックすることをおすすめします。