ゴミ漁り(ガーボロジー)とは?

ゴミ漁りとは、文字通りゴミを漁る行為です。

実はゴミを漁る事によって対象者に関する様々な情報を確認する事が出来るのです。

ただ、その手法は大変手間がかかる他、専門家が分析しなければ必要な情報かどうかを判断できないものもある意外な程高度な技術なのです。

ゴミ漁りの歴史

ゴミ漁りは別名「ガーボロジー」と言われています。

ガーボロジーという技術が初めて用いられたのは考古学の分野でした。

この手法が用いられた拝には、遺跡などから発見されたゴミを細かく分析する事によって当時の人々の生活容姿を確認することを目的としていました。

その後、この手法で得られ情報の多さに着目し、警察や探偵、スパイなどが調査の手法として用いるようになっていきました。

特にスパイは必要な情報を集めるため潜入先で積極的にガーボロジーを行い、必要な君津文相のありかや内容を推測するのに役立てていました。

警察は犯人の生活様式や容疑者の居住先に住んでいる人数を知るためにゴミ箱を漁っる事が多いです。

また、探偵の場合は対象者の家族構成の他、住所、本名、年齢、電話番号などの各種個人情報を入手する目的でガーボロジーを行う事が多いです。

 

ガーボロジーの技術

ガーボロジーは以下の様な手順で行われます。

ゴミの回収

ガーボロジーを行うためには、まずは調査対象者の出したゴミを手に入れる必要があります。

基本的には対象者宅の監視からはじまり、その自宅から対象者、または同居人がゴミを持って出るのを確認。

そのゴミがゴミ収集所に捨てられた時点でゴミの回収に動きます。

ゴミの分析

ゴミを分析するために、その日だされたゴミの全てを一つ一つ丁寧に確認する必要があります。

この時、個人情報の記載された支払い明細などがターゲットになるわけではなく、そのほかのありとあらゆるゴミが調査の手がかりとなります。

例えば捨てられた割りばしの数やコンビニ弁当の殻、カップラーメンのカップの数は同居人の人数を把握する手がかりになります。

また、ゴミの中に女性が使用する化粧品や生理用品が含まれている場合、その同居人が女性である事がわかるのです。

ゴミを戻す

回収したゴミは時間的余裕があれば、そのまま元のゴミ袋に戻して収集場所に戻します。

この様にしておかないと、その朝出勤した対象者が自分のゴミが収集場所に無い事に気が付く恐れがあるので、できうる限り分析したゴミは同じ様に収集場所に置いておきます。

 

ゴミから得られる情報は無限

ゴミに対する管理が厳しくなった日本では、家庭内から出たあらゆるゴミを分別して出さなくてはならなくなりました。

そのため、ガーボロジーを行う側からすれば調査・分析は大変行いやすくなっており、今では多くの情報機関や警察、探偵がガーボロジーを調査の切り札として使用しています。

例えばシュレッダーの中でもより細かく紙を刻むクロスカット方式で裁断されたものは一見して修復不可能に思われます。

しかし、プロの手にかかればこれらの文章も全て再現出来てしまうため、もはやシュレッダーは完璧な防諜対策とはならないのです。

 

ビンラディンも最後はガーボロジーによって発見される

9.11テロの首謀者として世界中で指名手配が敷かれたテロリスト・ビンラディン氏は最後は潜伏先を特殊部隊に急襲され死亡しました。

しかし、このとき潜伏先にビンラディン氏が潜んでいる事を最終的につきとめたのもガーボロジーによる手法でした。

指名手配中だったビンラディン氏の潜伏先と思われる場所を選定した米軍。

しかし、ビンラディン氏が建物内に潜伏しているのは状況証拠からの推測であり、ビンラディン氏が間違いなくそこに要るという確証は得られなかったのです。

そこで、まずは長期間にわたってその建物を監視。ビンラディン氏が建物の中から出て来ないかを確認しようとしました。

しかし、衛星や工作員を使って様々な確認活動を行ったものの、結局ビンラディン氏の姿は確認できず、建物内への突入が中止されてしまう可能性が出てきたのです。

そこで最終的に使用されたのが、なんと潜伏先から出てくるゴミや下水道に廃棄される糞尿などを全て集め、そこにビンラディン氏と同じDNA反応が検出されるかどうかを確認したのです。

その結果、ガーボロジーは見事成功。下水から回収された糞尿のDNAデータがビンラディン氏と一致し、急襲部隊の突入が決定したのです。

 

ガーボロジーは一般人が行うことはできない。

ガーボロジーによって情報を得るのは米軍のみならず、日本の警察や探偵なども同様の手法を用いています。

しかし、この方法を一般人が行うと次のような罪に問われる可能性があるので絶対にやってはなりません。

プライバシーの侵害

ゴミから得られる情報はどれもプライベートなものであり、これを詳しく調べることは明らかなプライバシーの侵害となります。

これは探偵にも該当する権利の侵害なのですが、探偵は業務として調査が認められているため、プライバシー権の業務権利の総裁により、探偵が罪に問われる事は殆ど無いのです。

これは報道関係者のジャーナリストや警察官にも同様に言える事で、職権を持たない一般の人が同じことをすれば確実にプライバシーの侵害となるでしょう。

ストーカー規制法違反

調べる相手に好意をもって居る場合、ゴミを漁るなどの行為はストーカー規制法違反に該当する恐れが十分にあります。

ストーカー規制法違反はストーカー犯罪が起きるたびにどんどんと厳しい罪となってきているので、好きな人が居ても絶対にゴミ漁りだけはしてはいけません。

つきまとい行為、威力業務妨害

ゴミを漁りによって得られた個人情報を利用していやがらせを行えば、つきまといの罪に問われる可能性があります。

また、これを店舗に対して行った場合には威力業務望海によって刑事告訴される可能性もあるので十分に気を付けてください。

各種条例違反

ゴミはそもそも持ち主の居ない「無主物」と言われる物体であり、たとえ財産的価値があろうとも、捨てられた時点で持ち主の所有権は放棄されます。

しかし、リサイクルの目的で出される古紙などは中国人による窃盗事件などが相次いでいるため、各地方自治体によっては条例によってゴミの持ち出しを禁じている地域もあります。

 

ガーボロジーは強力な調査方法

ガーボロジーを使える探偵社は個人の生活や情報を取得するチャンスが他の探偵社より圧倒的に高いです。

もしも探偵社に依頼をお考えなら、探偵社にガーボロジーの様な調査手法の経験について尋ねてみるのも良いでしょう。