探偵業のICレコーダーはどんな所で活躍するの?

探偵業で使われる道具の一つにICレコーダーというものがあります。

この商品は市販されており、最近では1万円を切るような値段でありながら、かなり高性能なアイテムが沢山でてきていますね。

そのため、一般の方でもICレコーダーを使用して浮気調査をされる方も多く、最近ではプロの調査のみならず、一般の方のセルフ調査でも多く使用されています。

しかし、セルフ調査でのICレコーダーの使用方法として一般的に知られているのは、車内に設置してその中での音声を記録するのみ。車が無かったり、浮気相手と車デートをしない人には意味がありません。

それでは、プロである探偵はICレコーダーをどの様に用いているのか?

今回はICレコーダーの使い方について詳しく触れて行こうと思います。

探偵以外でもICレコーダーは様々な用途がある

ICレコーダーとは音声を録音し再生する機能を持つものです。

最近ではスマートフォンに内蔵されるレコーダー機能を使う人も増えてきましたが、ICレコーダーの方がより高音質、かつクリアな音を拾えることや、ボタン操作一つで録音と再生ができるため、探偵のみならず記者や警察など幅広い職業で活用されています。

また、音に関係するクリエイティブな分野でも活用されているため、その使い方は本当に幅広いです。

それでは、探偵がICレコーダーをどの様に使っているか、次項より一つ一つ見ていく事にしましょう。

調査の記録を録音する

尾行や張り込みをする時には、必ず対象者の行動を記録します。

なぜなら、調査が終了したあとに作成する報告書は詳しい時間やその日の天候なども記録しなくてはならないので、きちんと記録を残しておかないと報告書が作成できなくなるのです。

そのために、かつては手帳などに対象者の行動をつぶさに記録しつつ写真で撮影を行っていましたが、その後ICレコーダーが登場した事により、手帳よりもレコーダーに対象者の行動を記録する探偵が増えていきました。

しかし、最近ではビデオや写真などに日付と時刻が入るので、それをもとに報告書を作成することも多くなり、ICレコーダーの出番はやや少なくなったかもしれません。

几帳面な探偵は良くICレコーダーを使用しながら、そこに自分の音声を吹き込んで対象者の行動を記録します。

こちらの方が、写真などでとらえる事が出来ない状況でもいつ、どこで対象者がどんな行動をしたのが記録することが出来ます。

この方法は、もし自分で調査を行う時にも実践した方が良いでしょう。もし裁判になれば、詳しい時刻が分からなければ、証言に矛盾が生じる可能性も考えられます。

対象者の音声を録音する

ICレコーダーは自分の声を吹き込む以外にも、相手の声を録音するために用いられます。

記者などはインタビューの際にレコーダーを良く用いていますが、探偵も同じく聞き込みの際にレコーダーを駆使して証言を集めていきます。

しかし、探偵が行う調査の多くは自身の身分を明かすことが出来ない場合が多く、直接レコーダーを向けることは出来ません。衣服の一部に隠すなどしてレコーダーを起動させ、後の報告書のために自分の質問や相手の返答を録音していきます。

また、浮気調査中に対象者の声を録音するためにも用いられます。

例えば、浮気相手と喫茶店等の飲食店に入った場合、そこでの会話の内容が分かれば、不貞行為に関係する重要な証拠を得ることが可能です。

この場合、基本的には対象者の周辺の席に座ってレコーダーを起動させ、マイクを対象者に向けてしゃべっている音声を録音します。(この場合、持ちいられるマイクは指向性のものとなります)

もしもレコーダーをもっていればこの様な用途で用いる事も可能です。配偶者が浮気相手と接触する所に居合わせることができたら、後の証拠としてレコーダーに音声を録音することをお勧めします。

また、話し合いの場や席がよほど近ければ、ICレコーダーでなくとも、スマートフォンのレコーダー機能で十分代用が可能です。録音した音声はパソコンから取り出し、クラウドか保管用の外付けハードなどに入れておくと良いでしょう。

物音などを集める

不貞行為を確認する一つの方法として、部屋から漏れ聞こえる異音を録音するというものがあります。

もちろん、室内に盗聴器などを仕掛けて音声を集めるのはアウトですが、部屋の前を通りかかった時に不貞行為と思わしき音声が聞こえたのなら問題ありません。

ただ、それも証拠として提出するなら、第三者がその音声を聞いたという証言があるか、もしくは音声そのものを録音したデータが必要になります(データは改ざんの余地があるので、完璧な訳ではありません)

そのため、調査員はレコーダーを持っていた場合、部屋の前で音声が漏れ聞こえればその音を録音し、証拠として残しておく事もあります。

調査の進呈などを記録する

何日も掛けて行う調査の進展具合を記録するために、現在の状況そのものをICレコーダーに残している人もいました。

これは報告書というよりも、日記のようなものであり、自分自身の考えを整理する目的が大きかったですが、一般の方が行うセルフ調査でも有効な方法です。

例えば、不貞行為を立証するためには日記が必要になりますが、日記帳そのものを残す時間が無かったり、書くのが億劫な人もいるでしょう。

ですが喋ることは誰でも出来ることですし、文字を書くより簡単です。

しかし、データはやはり改ざんの余地があるとされるため、できる限り直筆の日記の方が効果があります。出来る限り自分の文字で書いた方が良いですが、それが面倒なかたは音声日記も検討しておいてください。

一つの道具で様々な使い方がある

ICレコーダーを使うといっても、浮気調査での使い方は非常に幅広いものです。

車にレコーダーを仕掛ける方法が主流なのは間違いありませんが、それ以外の方法も是非ためしてください。せっかく買った機材を無駄にすることはありません。最新機器をうまく使いこなして浮気の証拠をしっかりとつかみましょう。

ただ、レコーダーはマイクが指向性なのか無指向性なのかで使える用途が変わってきます。(車にレコーダーを仕掛ける場合は無指向性、直接人の声を拾う場合は指向性の方が良いといわれます)どちらを選ぶのかは貴方次第ですので、購入前に主な使い方を考えておきましょう。