行方不明者捜索のビラの配り方

行方不明者の捜索でビラを作ったら、次にビラを効率よく配布しなければなりません。

ただ、ビラを配るといっても、手当たり次第に配る訳にはいきません。特に行方不明者が死亡する恐れがある時には、効率よくスピーディーにビラを配布しないと、あっという間に手遅れになることもあります。

では、効率よく、なおかつスピーディーに行方不明者を発見するためのビラ配りの方法とはいったい何なのか?今回は行方不明者を捜索する方のために、この問題について一緒に考えて行きたいと思います。

ビラ配りの最短距離とは?

行く不明者のビラを配ると言うと、もしかしたら貴方は該当などで行方不明者の家族がビラを配り、我が子を探して欲しいと呼び掛けている姿を想像しているかもしれません。

しかし、街頭でのビラ配りは行方不明者捜索の最終手段です。いかなる手を尽くしても、家族を見つけることができなかったからこそ街頭でビラを撒いているのであり、初めから家族の捜索のために街頭に立つ人間は居ません。

では、行方不明者捜索のプロである探偵はどの様に調査をしているのか?そこには、より効率的に行方不明者を探すためのメソッドが詰まっています。

 

メソッド1『情報を整理し、山を張る』

行方不明者捜索のビラを配るため、わゆる「山張り」を行う探偵は多いです。

山を張る目的は二つ。1つ目は、捜索範囲を狭めることで、少ない人員でも短時間の内に成果を上げるためです。

もう一つの目的は、行方不明者のビラを配ると同時に、情報を得るための聞き込みを行うためです。

行方不明者のビラは、調査員にとっては本人の容姿や失踪状況などを簡単に説明する効果あがあります。そのため、調査員は行方不明者のビラを見せながら情報提供を促すことで、聞き込みも効率的に行っています。

しかし、闇雲に聞き込みをしても情報を得られることはありません。行く不明者の情報を整理して、聞き込みができそうな範囲を絞り、同時にビラを撒くのです。

 

今後立ち寄りそうな場所を絞る

行方不明者を発見するためには、先に此方から行方不明者が向かいそうな場所を見つけ出してビラを撒くという戦法を取ることがあります。

この方法は、かなり遠い距離まで移動し、なおかつ何らかの目的意識をもって行方不明になった人物に効果的です。こうした人物は一か所に留まらず、つねに移動七づけているので、どこかで先回りをしないと捕捉できません。

先回りをしてビラを配るためには、対象者が立ち寄りそうな場所を絞り込む必要があります。そのためには、行方不明者の情報を集め、その中から行先を推測を推測しなければなりません。

 

例:Aさんの場合

行方不明時の状況:仕事でのミスで精神的な疾患を負い、医師に退職を進められたものの、会社側が退職を許可せず、翌日出勤するも会社に顔を出さずに行方不明になった。

この時、もしもAさんが失踪前に故郷の話をしていたり、行きたい場所などについて話していたらどうでしょう?かなりの確率でAさんがその場所に向かったことが予想できるはずです。

ただ、その場所の何処に行ったのか推測するのは難しいです。宿泊先に関しては、本人の手持ちの金銭から推測したり、もしくは周辺にある宿泊施設の全てに手を伸ばさなければなりません。

この時に便利なのが、FAXやメールを使って行先に該当しそうな宿泊施設にビラを送る方法です。この方法なら、現地に飛ぶよりも早く、なおかつ効率的にビラを配ることが出来ます。その上で現地に移動していると、移動途中にビラを送ったホテルから連絡が入り、行方不明者がチェックインしたことを教えてくれるケースもあります。

 

移動ルートを順に調べる

行方不明者を素早く追っていけば、後追いからでも行方不明者に追いつくことが出来ます。

移動する行方不明者を追う方法は最も確実です。ですが、ビラの配布先を誤ると、行方不明者の移動ルートと、こちらの配布エリアが重なってくれません。

行方不明者の移動ルートを後追いする方法は、山を張るのとは違い、出来るだけ予測をせず、確実に痕跡を確かめて行く方法になります。行方不明者の部屋から始まり、行先と思わしき場所を一つづつ潰しながら、確実にそのあとを追っていきます。

この時には、聞き込みをしながら店舗や住人にビラを配っておくと、あとで思い出した方から連絡が入ることが多いです。

 

ビラはやみくもに配らず、常に効率を意識する

一般の方が行う行方調査と、プロの探偵が行う行方調査の一番の違いは、その効率性です。

プロである探偵は、多くの行方調査を通して「行方調査はスピードが命だ」ということを知っています。

一方、一般の方は行方不明者の実態を知るわけもありません。なにをどの様にすれば良いのかもわからず、ただオロオロとして、やみくもにビラを配ってしまう人も多いです。

 

インターネットを活用する

昨今では、インターネット上にビラの写真や画像データを拡散する方法も有効になってきています。この方法で行方不明者を効率的に発見できた例はまだ少ないです。しかし、少数ながら行方不明者の発見につながったという事例も確認できています。

インターネット上でビラを配布するなら、まずは自分のブログやSNSアカウントを作る必要があります。そこから情報を拡散し、行方不明者の発見につなげなければなりません。

ただ、SNSを使って情報を拡散した後、行方不明者が発見されたら、すぐに情報を削除しなければなりません。でなければ、行方不明者の個人情報がインターネット上に延々と残り続けてしまうので注意しましょう。

 

まとめ

行方不明者を見つけるためのビラ配りといっても、なかなか大変なのが分かって頂けたかと思います。

しかし、何もせずに帰りを待つよりも、自分から動いて捜索活動を行った方が気持ち的にも楽ですし、何より発見率が上がります。

もしビラを配ろうと思ったら、出来るだけ専門家の意見を仰いでください。警察でもビラの作成を行っていますし、探偵に頼んでもビラを作ってくれます。

貴方の大切な人が無事に戻って来れる様に、出来る限りの努力を怠らないでください。