人探しの方法 探偵はこうやって人を探し出す!

昔の友人や生き別れた家族を探すため、これから所在調査を頼もうと思っている人は少なくありません。

しかし、せっかく安くもない調査料金を払うのですから、所在調査がどの様に行われるか位知りたいですよね?

そこで、今回は所在調査の方法について詳しく解説させて頂きますので、依頼の際の参考にしてください。

ステップ1『情報の整理』

調査に入る前に、まずは依頼者から得られた情報を担当の調査員が整理します。

多くの探偵社は、依頼者から得られた情報や、契約内容、調査目的などを記した「調査指示書」というものを相談員が作成します。その指示書を見れば、調査に必要な情報が網羅されているので、まずは指示書を確認しながら情報を整理します。

情報を整理する際には、まずはどの程度まで情報が出そろっているか確認します。

その後、使える情報と使えない情報を分けたり、足りない情報や不明瞭な点があれば、相談員などに確認します。

ステップ2『調査計画』

情報の整理が終わったら、次は調査を実行するための調査計画を立てます。

調査計画は所在調査に限らず、すべての調査において立てられますが、所在調査の場合はある意味では、浮気調査よりも調査計画の立て方が難しくなります。

なぜなら、所在調査は、できる限り本人から遠い箇所から始める必要があります。

これがもし、本人に近しいと思われる人物から聞き込みを初めてしまうと、その事実が一気に本人に伝わってしまい、激しい警戒心を抱かれてしまいます。

そのため、調査計画は比較的安全と思われる方法から、次第に本人に近い場所から情報得る方法が取られます。

イメージとしては、本人を中心とした情報の網が出来ていると考えてください。その中心からもっとも遠い箇所にあるインターネットや図書に含まれる情報が探りを入れ、そこから遠い人物からの聞き込み、そして本人の周辺人物への聞き込みに至り、最終的には本人を目視で確認するという流れが基本です。

ステップ3『調査開始』

調査計画が決まったら、すぐさま調査員は計画通り調査を実行します。

調査の方法は様々ですが、上記の通り基本的には本人より遠く発覚の可能性が低い箇所から手を付けはじめます。

インターネット調査

現在の探偵業界では、どの様な所在調査であってもまずはインターネット上の情報から拾うというのがオーソドックスな調査方法かもしれません。

インターネットは個人情報の海です。至る所に個人を特定可能な情報が溢れているので、運が良ければ検索を掛けるだけで本人の個人情報を手に入れることが出来ます。

しかし、ネットリテラシーの高まりもあり、最近では普通に検索エンジンを使用していては本人の情報にまで辿り着けないので、各社様々なオシント(公開情報の分析)技術を磨いています。

インターネット調査は非常に合法的、かつ安全に対象者の個人情報を得られますが、その確実性には欠けます。また、断片的な個人情報ばかりが集まるので、結局は別の調査によって裏付けを取る必要があります。

聞き込み

所在調査は昔から聞き込みを主体に行われてきました。

聞き込みによって得られる情報は様々ですが、本人の所在を探す上で重要な情報が得られる確率は、インターネット調査よりも確実に高いです。

しかし、聞き込みは基本的に一度しか行えません。ミスをすれば、二度と情報を得られないことも多いので、聞き込み相手に合わせた卓越した話術が求められます。

また、探偵は自らの身分を明かして聞き込みをする訳ではありません。所在調査の場合、特別なケースを除いて、その殆どは自身の職業を明かさずに聞き込みを行います。

これが警察であれば、手帳を出すだけで簡単に聞き込めるのですが、探偵はそうは行きません。あくまで一般人として話を引き出す必要があるので、聞き込みのハードルはかなり高いです。

電調

所在調査では日本の何処に居るか分からない相手を探すことになるので、場合によっては直接聞き込みを行わず、電話越しに聞き込みを行うことがあります。

これを業界では「電調」と読んでいます。電調によって所在を明らかにする場合は、遠方地への聞き込みのみならず、大量の聞き込みリストを一気に潰して行くためにも用いられます。

私個人の経験では、所在調査のために一日に100件近くの電話をしたこともありますが、おそらくそれ以上の電調を行った方も居るでしょう。

ステップ4『裏取』

調査によって対象者の住所や連絡先が判明しても、それだけでは調査は完了しません。

なぜなら、得られた情報が偽物である可能性があるからです。また、すでに連絡先が使われていなかったり、引っ越した後かもしれません。

そのようなリスクを排除するために、最終的には本人の所在が確かかどうか裏取り調査を行います。

連絡先の裏取

連絡先の裏取りを行う場合には、本人の電話に直接掛けて本人かどうか確認する方法が一般的です。

しかし、本人に電話を掛けてはまずい場合には、それ以外の手法によって裏を取ります。

住所の裏取

住所の裏を取るに、聞き込みや張り込みを行うのが主流です。

聞き込みは対象者が住んでいるという周辺住民に行い、「○○号室の方は○○さんでよろしかったですか?」といった具合に尋ねます。

また、張り込みの場合は対象者が部屋から出てくる所を確認し、その容姿を撮影。その写真を依頼者に見せて、本人かどうか確認します。

ステップ5『連絡確認』

依頼内容や探偵社にもよりますが、対象者の所在の裏取が済んだあとに、その住所や連絡先を本人に教えて良いか、対象者に直接確認を取る場合があります。

連絡確認は、ストーカー対策のためや、依頼者の要望によって行われます。

もしも依頼者が望まない場合は連絡確認が行われないケースが多いですが、犯罪などのトラブルを防ぐ必要があると探偵社が判断した場合は、本人の確認が取れない場合には依頼者にも詳しい情報を伝えることが出来ません。

ただ、この様な質問をすると、依頼者から連絡を取るとおっしゃってくれたり、今度一緒に会って話そうと言ってくれる方も多いのでご安心下さい。

ステップ5『報告書の作成』

上記の作業が完了したら、あとは調査報告書の作成に入ります。

報告書が完成すれば、それを依頼者にお渡しして調査が完了です。

その後の行動は依頼者にお任せすることになりますが、もしも不安があるなら、探偵社に相談してみましょう。最近はアフターサービスが充実している探偵社も多いので、必ずあなたの力になってくれるはずです。