行方不明者を探すには?効果的な聞き込み方法

行方不明者の捜索はとにかく素早く、多くの確実な情報を集めることにつきます。

情報は生き物。時間が経てば持っている人間の記憶から消えてくので、目撃情報などは出来るだけはやく集める必要があります。

ただ、行方不明事件というのは人生一度あるか無いかといったレベルの問題です。

そう何度も経験することもないので、プロである警察に相談するか、探偵に頼むしかありません。

ですが、行方不明事件は緊急性が認められなければ警察はそう簡単に腰を上げて捜索活動を行いません。探偵に頼むにしても、行方不明者の捜索は期間と人員の問題でどうしても費用が高くなってしまいます。そこで、今回は自分で行方調査を行うための方法について詳しくご説明させて頂きます。

聞き込みの時には丁寧さよりも必死さ

 

聞き込みで大切なのは、礼儀よりも必死さです。

行方不明者の聞き込みを上手くやろうとすると、大半の人は丁寧な受け答えをして、相手に好印象を与えようと努力します。ところが、実際には丁寧さよりも、行方不明者を探したいという必死さを伝えることが大切なのです。

 

共感を上手く利用する

人間は集団で生活する生き物です。

その社会性は地上でもっとも複雑であり、人間ほど多種多様な生き方や個性を持ちながらも、巨大な社会を形成出来る生き物はいません。

そんな真似が出来る理由は、人間には『共感心』が備わっているからです。

相手の顔つきや表情、言葉などで、その人物が感情を表にした時、それを見た人間も同じような感情を湧き起こすシステムです。

共感心が最も発揮されるのは恐怖と不安です。

ホラー映画を良く見る人はご存じでしょうが、どんなに怖い映画でも、主人公やキャラクターの悲鳴や恐れる表情を一切抜いてしまうと、とたんに恐ろしさが半減します。

これは、人間が恐怖が見た物の異質さと同じ位、同じ人間が発する恐怖や不安のメッセージから呼び起こされるからです。

 

パニックの伝達

恐怖や不安が人々の間で最も伝染しやすい感情です。

この作用を利用して、行方不明者の聞き込みでは、自ら不安や恐怖心を顔や声、態度などで示すことで、それを聞く相手も同じように不安や恐怖心を感じ、依頼者に協力したいと感じるようになります。

この手法はまだ名前がありません。

私が調査を経験して作ったものなので、仮に「パニックコントロール」と名付けています。

行方不明者の情報を得られない最大の原因は、その相手が行く不明者にあまり興味がないからです。

特に、男性はあまり共感心が高くない人が多く、行方不明者にも興味を示さないことが多いです。

例えば、ホテルなどへの聞き込みは行方不明者の捜索では必ず行うものです。

しかし、ホテルという場所は顧客の個人情報を守る義務があるので、たとえ行方不明者の捜索といえど、家族への協力を拒否することがあります。

こんな時、ただ丁寧で礼儀正しい対応をしてはいけません。

そうした態度は、相手を信用させる効果を生みますが、こと行方不明者の捜索においては逆効果。

相手からしてみれば、家族を探しているのに、嫌に冷静だったり、営業じみた態度だと、むしろ興味を失ってしまうものです。

しかし、必死に相手に家族を探していることを訴え、そのきもちが相手に伝わる・・・すなわち『共感」が生まれれば、不思議なことに、いくらホテルといえど、捜索者に協力的になってくれるのです。

 

パニック・コントロールの技術

パニック・コントロールのための技術は、行方不明者捜索の武器として誰でも十分使うことが出来ます。ただ、この技術を使うためには、家族が本気で行方不明者を心配する心を持っていなければできません。上辺だけの不安や恐怖というのは、普通の人では絶対に演出できません。

相手の目を見て訴える

 

相手の目を訴えることは、相手の気持ちを動かす上でもっとも重要です。

『人は口ほどに目でものを言うと』と言いますが、確かに目は人に訴える上で最も効果的です。

相手の目をただ見るだけではなく、目で訴える必要があります。目つきは相手をにらむのではなく、見開くようにして、相手の体全体を見るようにすると良いです。

 

息を切らす

喋る時におちついて話していては、相手に自分の必死さは伝わりません。

かといって、早口に喋るのも相手に嫌悪感を持たれる原因になります。

おすすめは、聞き込みを行う前に、少しだけ走って息を切らせることです。

その後、自然な息の切れ方で喋ると必死さはよく伝わります。

走る余裕が無ければ、少し息を止めてから喋りだすと、ほどよく呼吸が荒くなり、必死に探す具合が伝わります。

慌てて喋り方が荒くなりすぎたり、早口になることは気をつけましょう。

意味が伝わらなければ、相手は不快感を感じるかもしれません。

 

服を乱す

 

行方不明者を探すには、あまりに綺麗な恰好をしてはいけません。

スーツなどを着てもいいですが、営業マンのようになり過ぎるのは厳禁。

会社勤めのエンジニアか事務員のようなスタイルを心がけてください。

決まり過ぎている服装というのは、必死さを相手に伝える妨げとなります。

私服で、少し乱れているぐらいが良いでしょう。髪形もはでにせず、ナチュラルな形が良いです。

化粧も派手すぎてはいけません。

目立ちすぎず、なおかつ感情表現をしやすい少しラフな服装のほうが好ましいです。

 

手ぶりを加えて説明し、最後には深く頭をさげる

必死な人間はなりふりかまいません。

態度にもその様子が現れれば、相手も同じように必死さを共有してくれます。

なりふりのかまわなさを表現するには、手ぶりや身振りを加えることが大切です。

ここもあまりオーバーさを演出してはいけません。

あくまでナチュラルに必死さを訴えるのが重要です。

また、お礼や挨拶する時には深く頭をさげましょう。

軽く会釈をする程度ではまったく必死さは伝わりません。

なんとかしたいとう気持ちを表すためにも、いつもよりも深く頭をさげてください。

 

まとめ

相手に共感心を持ってもらうことは、行方不明者捜索の基本です。

なんとかして探したい、どうにかして情報が欲しいという気持ちを相手に伝えることこそ、重要な情報を得るための基本です。

けっして、どこかで投げやりになってはいけません。

チラシを配る時にも、話を聞きにいく時にも、必ず自分が必死であることをアピールしなければ、人は貴方のために動いてはくれないのです。