情報の扱いは慎重に!個人情報の流出の殆どは落とし物?

情報のデータ化が進むにつれて、私たちは簡単に重要なデータを手にすることが出来るようになりました。

特に大企業に勤めている人は、顧客情報などの重要な情報がいとも簡単に手に入れらればかりか、そのデータがほんの少しの油断で流出する恐怖も知っているかと思います。

そこで、ここでは個人情報を流出を防ぐための方法と、最も多い流出経路についてご紹介させて頂きます。

個人情報の流出の多くは「紛失」

日本の企業が個人情報を流出してしまう最大の理由は、社員がデータごと紛失させてしまうという、シンプルなヒューマンエラーです。

データの紛失は個人情報保護が叫ばれた現在でも続いています。紛失をするのは社員のいずれかで、仕事のためにデータを持ち歩く必要性があった人達ばかりです。

大切なデータを持ち出すのであれば、当然データの管理はしっかりとやっているはず……と思いきや、データを持ちあるく人間がその価値に気が付いていないため、ずさんな管理を行っているケースが目立ちます。

 

流出ルート1「メモリーの紛失」

USBフラッシュメモリーやSDカード、または外付けハードディスクは、今でもデータを持ち歩くために使われています。

しかし、小型軽量化が進むメモリー機器は、そのコンパクトさから紛失の頻度も高くなり、外出先でどこかに忘れてきてしまう事例も多発しています。

 

タクシーや公共機関の中に忘れる

忙しいサラリーマンの場合、移動中にもパソコンを開いて仕事をしている人も多いです。

その最中に、座席や窓際にメモリー機器を置いたまま忘れてしまう人も珍しくありません。

また、カバンの中に入れたつもりが、まったく別の場所に置いたまま忘れてしまう人が多いです。

 

移動中に紛失する

小型のメモリー機器をポケットなどに入れていると、歩いている最中にポケットから抜け落ち、道路に落としてしまう人もいます。

落とす確率がもっとも高いのがスーツのポケットなどです。特に財布や携帯電話と同じポケットに入れておくと落とす確率が高いです。

また、急に走って落としたり、前かがみになった時に落としたりと、様々な理由でメモリー機器を紛失することがあります。

 

自宅で紛失する

本来は認められることが不思議ですが、企業で保管している大切な個人情報をわざわざ自宅に持ち帰り、そのまま行方が分からなくなる人がいます。

それが自宅内で無くなったのなら、まだ流出の可能性は低いのですが、それでも見つからなければ、データを守るために様々な処置をしたり、公の場に出て企業の代表や役員が謝罪をする羽目になります。

 

メモリー機器は専用の収納場所を利用

小型のメモリー機器は、収納場所を間違えたり、どこかに置き忘れたことが原因で無くなるケースが多いです。

そこで、普段から仕舞う場所を決めて紛失を防ぐようにしましょう。ケースに紛失防止のチェーンやストラップなどがついているのを使うのも良いかもしれません。

 

暗証番号を必ずつける

紛失の可能性があることから、重要なデータの持ち運びに小型のメモリー機器を使うことはあまりお勧めできません。しかし、それでも使用するなら、紛失に備えてパスコードを設置してください。簡易的な措置ではありますが、裸のデータを亡くすよりはマシです。

 

流出ルート2「端末の紛失」

メモリー機器のみならず、最近ではモバイル端末のサイズもかなり小さくなってきています。

そのせいか、今度は端末ごとデータを紛失する人も増えてきています。

端末が紛失してもっとも困るのは、重要なパスワードなどのデータが抜き取られてしまう可能性があることです。端末自体に重要な情報がなくとも、サーバーにアクセスするためのパスワードが抜き取られれば、あとは簡単に情報を盗まれてしまいます。

最近はクラウドを使用したリモートオフィスを進める企業も増えているので、モバイル端末の管理には十分に気を付けて頂きたいです。

 

酔った勢いで忘れる

端末を忘れてしまう人は、大抵はお酒によっている人が多いです。そして、端末だけではなく、バックごと忘れてしまうケースも目立ちます。

会社帰りの飲み会や接待などでモバイル端末を持ち歩く時には、必ず失くさないように注意してください。

 

疲れのあまり置き忘れる

いくら小型になったとはえ、モバイル端末はそこまで簡単に失くす大きさではありません。

それでも失くす人が多いのは、忙しい仕事のせいで溜まったストレスのせいです。特に年末などは忘れ物をしやすい時期です。バックから端末を出してテーブルに置き、そのまま席を後にしてしまう人もいるのです。

 

GPS機能を使う

携帯電話と同じく、最近のモバイル端末にはGPSを利用して現在地を特定する機能がついたものがあります。

しかし、ノートパソコンのようなモバイル端末の場合、なんのアプリケーションも導入していなければ、そのまま自動的に現在地を知ることは出来ません。

会社で重要なデータを扱うのであれば、先にセキュリティソフトを駆使し、GPS機能が使えるアプリケーションを入れておきましょう。

 

データの流出は、人の注意で減らすことが出来る

今後、いくらセキュリティが強化されようとも、人間がデータを扱う限りは、必ずどこかでデータの流出が起きます。

また、中には故意にデータを流出させて利益を得ようとするものもいれば、クラッキングを仕掛けてデータを抜き出そうとする悪質な人もいます。

データの価値は、単純にお金で測れるものではありません。いったん流出したら最後、データは価値を失うばかりか、流出の責任を問われ、企業の信用が一気に落ちることもあります。

それだけに、大切なデータを扱う立場にある人間は、自分が手にしているデータがただの2進数の羅列であるとは考えてはなりません。

この現代では、データは時として人の命よりも重い場合があります。わずか数センチのフラッシュメモリーで自分の人生もろとも、会社の命運まで左右する事態に陥らないよう、普段からデータの取り扱いには細心の注意を払うようにしてください。