結婚予定の相手が勤務先を調べることは可能です。
ただ、勤務先を調べるには、勤務先の名前、住所、連絡先のいずれかが必要になります。
しかし、まだ出会って間もなく、相手から職場に関する詳しい情報を得られていない場合がありますが、その場合には別の方法で調査を行う事となります。
自宅住所を判明させなくては駄目?
勤務先に関する詳しい情報が無い場合は、調査対象者の行動調査を行い、尾行と張り込みを繰り返しながら相手の行き先を確定する必要があります。
そのためには、やはり相手の住所に関する情報が必要になるのですが、その住所が解らなければ、依頼者と対象者が接触した地点から調査を行い、帰宅先を判明させる必要がるのです。
つまり、勤務先を調査するために必要な情報とは以下の様になります。
1直接勤務先に聞き込みや取材を行う場合
勤務先に直接出向き、社内に本人が本当に勤務しているかどうかを確認します。
必要情報:勤務先の名称・勤務先住所・勤務先電話番号のいずれか
2自宅から勤務先を割り出す場合。
勤務先に関する情報が無い場合、自宅から行動調査を行って勤務先を割り出します
必要情報:自宅住所
3依頼者と接触した対象者を尾行する場合
勤務先に関する詳しい情報も、自宅に関する情報も無い場合は、対象者を直接呼び出してもらい、依頼者と別れた後から行動調査を行って、自宅、勤務先の順に判明させる必要があります。
必要情報:対象者の連絡先
上記の調査手法の内、最も料金が安いのは1番です。
1番の方法で調査を行う場合、調査員の人数も調査の時間も節約できるため、探偵社によっては10万円以下で調査を行う事も可能かもしれません。
次に安いのは2番です。2番の場合は尾行や張り込みを行うため、2名以上の調査員が必ず必要となってしまいますが、平日に出勤する姿さえ確認すれば良いため、1日以内に調査が終わる場合がおおいですし、運が良ければ2~3時間以内に調査が完了することもあります。
そして、最も調査料金がかかるのが3番の方法です。
3番の場合、自宅と勤務先の両方を割り出さなければならず、いずれも調査員2名以上を必要とする行動調査でなければなりません。
基本的には、依頼者に対象者を電話で呼び出してもらい接触。その後別れた時点から尾行が開始され、まずは自宅を割り出す事になります。
自宅の割り出しが完了すれば、一旦そこで調査が終了します。
後日、自宅から再び調査が開始され、行動調査によって勤務先を割り出すのですが、そうなると最低での2日以上の調査時間が必要となるです。
勤務先に直接出向くのはあり?なし?
相手の勤務先の情報が有る程度そろっていて、勤務先が来客の多い飲食、小売、サービス業であるならば、自ら出向いて勤務先を確認することをおすすめします。
この場合、こっそりと勤務先内部を確認するよりも、なにか手土産を持って勤務先をおとずれ、本人に差し入れを渡すのが良いでしょう。こうすれば、相手にも良い印象が与えられますし、下手に調査をしてバレるよりは潔いです。
しかし、もしも勤務先が一般客を受け付けないような業務内容であれば、無理をして出向いたり、電話をかけて本人が居るかどうか確認するのはお勧めしません。
この様な事をしてしまうと、相手は確実に不審に感じてしまい、依頼者と距離を取り始めるようになるでしょう。
そして、探偵社が行う結婚前調査とは、決して相手の不正を見つけ出す為だけにあるものではありません。結婚調査を行う事で不信感を払拭し、より幸せな将来を歩む為の手助けをする効果もあるのです。
そのためには、絶対に調査の発覚だけは避けなければならないので、無理な自主調査だけは避けてください。