結婚身辺調査は結婚を破断させる為の物ではない

結婚調査をされた経験のある人が意外と多い物で、探偵社の対象者となった人の意見を聞く事もあります。

その時一番多く聞かれるのが『不快』『痛くも無い腹を探られるのは気分が悪い』といった意見が多いです。中には実際に調査をして素行不良が発覚したせいで結婚が破断になったとして怒りを露わにする人もいます。

しかし、それでも結婚調査は今後も無くならず、その重要は一定数あり、需要の数に答える探偵社もまたそのサービスを停止することは無いでしょう。

では、一体なぜ結婚調査は調査対象者の不快感を買ってまで行われるのか?

ここでは結婚調査がもたらすものと、その必要性について解説していきたいと思います。

結婚調査の必要性とは?

結婚調査が行われる最大の目的は、結婚によって大きな損害を受けることを防ぐためです。

これは結婚をする当人が受ける損害は勿論こと、その家族にまで与えかねない損害を事前に防ぐために行われるのが通例です。

例えばギャンブル癖のある男性が生涯に渡ってギャンブルを行った場合、一体幾らの金額がギャンブルに消えるでしょうか?

2009年に大手企業が出したデータによれば、パチンコ店の年間総利用者は1720万人、売り上げ高は21.1兆円となっています。

ここから年間の出資額を計算すると、1人あたりおよそ122万円。そこから平均的な還元率である8割の勝率で年間の損失を計算すると、およそ60万円をギャンブルで損失する計算になります。

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これが一般的なパチンコ店の損益となるのですが、これはただ平均値を求めただけにすぎず、世に言う『ギャンブル依存症』と言われる人々となれば、この数字よりも遥かに多い金額をギャンブルにつぎ込む事となります。

その結果、当然年間の損失額も大きくなり、100~200万円の損失が毎年発生する可能性もでてくるのです。

こうなれば、日本の平均年収である300万円を貰う人間と結婚したとしても、年間で生活費に割ける金額も限られるため、その夫婦生活は相当困窮してしまうでしょう。

これを『結婚したのだから我慢しろ』といって離婚を拒むことは、本人の自由意思に関わらず苦痛を強いらせる結果を生む為、法的には人権侵害に当たる行為です。

そのため、当然調停や裁判では離婚が認められるケースが多いです。

そして、結婚調査とは、このように時間、お金、将来など人にとって重要な部分を結婚相手によって侵害されないために行われるために行われます。愛があれば結婚は成功するという事はありえませんし、その点について解説する必要もないでしょう。

 

結婚調査は破断を目的としている訳ではない

結婚調査につていの誤解の一つに、『結婚そのものを妨害するつもりなのか?』という意見があります。

しかし、実際には結婚調査のみならず、企業が行う身辺調査(入社前調査)をふくめた重大な事柄における身上の洗い出しは、そもそもが結婚や採用を前提として行われているのです。

なぜなら、結婚調査にせ身辺調査にせよ、結婚の可能性が低い相手や、入社させるつもりの無い人間に行うことは、その調査費用を無駄に浪費してしまうだけだからです。

つまり、結婚調査や身辺調査が行われるということは、すでに結婚や入社を前提として話しが進められた結果行われるものであり、まさしく最後の判断(万が一に備えたリスク回避)を行うだけに過ぎないのです。

そして、実際の結婚調査の多くは対象者に多少不審な行動が見られた所で、結婚が破断となることはありません。例えギャンブルをしていたとしても、その頻度が依頼者の許容範囲内であり、ギャンブルをしている事実を受け入れてから結婚をする人も居るのです。

 

結婚調査は依頼者の不安を解消するもの

そう、結婚調査とは結婚後のリスクを回避すると共に、婚約者の隠された部分を知ることで結婚の最後の判断を下すもの。すなわち、依頼者が抱く結婚への不安を解消するために行われるものなのです。

当然、調査を行われた方は不快を感じるでしょうが、調査を行って事前にリスクを回避したり、その決意を固めるためには調査が必要な人も居ます。もし結婚前調査を行われたとしても、何卒ご理解の程をよろしくお願いします。

結婚調査(結婚前調査)を行うこと何の躊躇いもなく行える人はいません。

むしろ、大半の人は結婚前調査を行うことに抵抗を示すもので、疑いを示さない人間のほうが少ないのかもしれません。

かといって結婚調査を依頼しない人が居ない訳ではありません。むしろ結婚調査の需要はお見合い全盛期に迫る勢いで需要が伸びています。

結婚前調査のメリット

結婚前調査で得られるメリットは以下の通りです。

結婚後の経済的リスクを減らせる

結婚は人生を決める上で最大のイベントと言っても過言ではありませんが、そこには配偶者の行動によって収支の増減が大きく変動してしまうリスクが入り込んできます。

例えば、結婚予定の異性が浮気症であった場合、毛今後にも当然浮気をされるリスクが高まります。特に子育て期間中に浮気や不倫などのせいで離婚にまで発展してしまうと、金銭的にも苦しい時期が続いてしまうため、相当困った事になるかもしれません。

また、ギャンブルなども結婚後の経済状況を悪化させてしまう大きな要因となるでしょう。

これが小額でのギャンブルなら良いですが、収入の殆どをギャンブルにつぎ込んでしまうようなギャンブル依存症であった場合、結婚後の生活は相当苦しいものになるかもしれません。

その他にも、大企業の会社役員を名乗りながら、結婚後に実は中小企業の平社員であったがために、収入が激減。これに激怒した妻が離婚を申し出たなんてケースもあるので、配偶者の収入を事前に確認するのは大切なことかもしれません。

結婚後の離婚のリスクを減らせる

結婚をすれば誰もが離婚はしたくないでしょうが、そのリスクを減らすためには結婚相手を良く見極めなければならないのは言うまでも無い事でしょう。

しかし、人間というのは都合の良い所だけを表に出し、悪い所は常に裏側に隠してしまう生き物です。

そのため、付き合いが短いカップルとなると、異性の裏の面までは見る機会を得ず、そのまま結婚をしてしまった結果、配偶者の本当の顔を知って離婚に至ってしまうケースが少なくなりません。

例えば、釣り好きの彼氏としっていながら結婚をするも、休日は常に釣りに出かけてしまい家に居付かない人だったとしたらどうでしょう。

この場合、この時日を知らずに結婚した貴方が悪いのか、それともその事実を隠していた配偶者が悪いのかはどちらとも言えません。

ただ、自分の趣味が原因で離婚になる可能性をわかっていながら、その事実を配偶者が隠していたのなら問題です。

 

結婚調査のデメリット

結婚調査を行う事によるデメリットは次の通りです。

調査の事実によって関係が崩壊してしまう可能性

真実を知る以前に、相手の裏側を探ったことが発覚してしまうと、それだけで信頼関係に傷が入ってしまう事があります。

ただ、探偵社が行う結婚調査はそうそう発覚するものではありませんし、当然このようなリスクを考慮して調査が行われるので、無理をして調査発覚のリスクを冒す真似もしません。

しかし、万が一の場合にはそのようなリスクがある事だけは知っておくほうが、最悪の事態への備えもしやすいかもしれません。

費用分の効果が得られない場合がある

結婚調査を行ったとしても、調査対象者の不審な行動を確認できない場合があります。

これには様々な要因が加わってきますが、大きく分けて『調査対象者が白である』『調査日の問題』『偶発的な事故』が上げられます。

調査対象者が白である場合は、当然のごとく調査を行っても何も出てきません。しかし、依頼者の中にはそうした結果を出しても疑いが払拭できない方もいます。

また、調査を行った日にたまたま不審な行動を取らない場合もあります。しかし、これは対象者の行動を普段から観察し、怪しい日時を特定することである程度回避できるリスクなので、2,3度調査を行えば結果は出るかもしれません。

また、調査中の偶発的な事故(交通事情、人為的ミス)などによって結果が得られない事もあります。

この場合は、探偵社側が調査費用の返還を行うか、再度無料で調査をしてくれる所もあるので依頼前に確認しておきましょう。