結婚調査が行われるのは、なにも婚約相手だけではありません。
もちろん、結婚相手の行動が一番大切なのですが、依頼者によってはその家族についても調べてほしいと考えている人がいます。
しかし、依頼者以外の人からすれば『結婚は当人同士の問題、その家族は関係ないのでは?』という意見をお持ちの方もいるかもしれません。
確かに、結婚は当人同士の問題であるべきで、法的にも道徳的にも、両者以外の人間が結婚やその後の生活に影響を悪い影響を与えてはいけません。
しかし、現在日本であふれている嫁、姑問題に端を発する結婚相手の家族とのトラブルが多い点は見過ごせません。もしも結婚が当人同士だけの問題であれば、日本の離婚理由に『結婚相手の家族とのトラブル』が多数入ってくる事もありません。
つまり、結婚とはやはり未だに家と家との婚姻を意味しており、結婚後に相手家族に問題があり、人間関係をうまくやれない場合には、当人同士以外の争いで離婚を余儀なくされているという事実を、私達は受け入れなければならないのです。
結婚前に相手の母親の性格などを知る事は可能か?
結婚前調査において、相手家族の母親に限定してその風評や評判について調査を行う事はかのうです。
この調査において使われるのは、主に以下の手法です。
聞き込み(取材)
対象者の母親の周辺人物に対してまずは聞き込みを行い、本人に対する評判や噂などを集めます。
また、本人の詳しい性格について知りたい場合には、調査員が身分を偽り、本人と直接接触を行ってその性格を調べることも可能でしょう。
ただ、あまりにも相手の悪意を引き出す用な聞き方は出来ません。例えば悪質な訪問販売業者を装って聞き込みを行って、その対応から性格を判断するような真似は不可能です。
このような調査を行う場合は、公平性に重きを置き、至って平均的な立場、人間、状況を準備し、そこから対象者がどのような言動を行うかで性格を図らねばなりません。
ブログやSNSの検索
昨今では中高年の方でもブログやSNSユーザーである事が多いです。
その場合、日常生活では吐き出せないような愚痴や本音と思われるような記述をあえてしている人も多いので、その人と成りを知るには重要な証拠となるでしょう。
ただ、SNSアカウントやブログについては、それを特定するための最低限の情報(ID、ハンドルネームなど)が必要になる場合もあります。
その点については、母親よりもその子供である婚約者からそれとなく情報を聞き出し、上記の情報に近いものは全て探偵社に提供した方が良いでしょう。
職場で評判、対応
職場での評判や対応についても調べる事が可能です。
特に接客業で、調査員が直接会話する事が出来る場合、探偵社の人間が一般客を装ってしごとぶりを観察する事が可能でしょう。
また、同僚からの本人に対する情報を聞き出すこともできるかもしれませんが、あまり積極的な聞き込みをすると本人に調査の情報が漏れるかもしれませんので程々にしなければなりません。
本人の母親の性格が悪い事がわかったら?
調査の結果、探偵社が出す報告書に婚約者の性格についての調査員の主観が入り込むことはありません。
したがって、事実は事実のまま、聞かれた内容は聞かれたままに書くのが報告書となりますから、結果的に婚約者の母親の性格を判断するのは依頼者に全てお任せする事となります。
その結果、どうしても母親に問題があり結婚をしても上手くやれる自身が無いのであれば、結婚を思いとどまるのも一つの方法でしょう。
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人生において、そうそう結婚は繰り返せるものではありません。
自分の人生を棒に振らないためにも、結婚へのアプローチはなるべく慎重に行った方が良いでしょう。
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