日本の離婚率は世界5位!世界の離婚率が高い国ランキング

最近は日本の離婚率上昇が何かと話題に上りますが、そこには離婚に危機感を覚えている人が多数居ることが大きな原因かもしれません。

それでは、日本の離婚率は世界的に見てどの程度のものなのでしょう?

もしかして、私達が心配するほど離婚率は高くないのか、それとも思いのほか離婚率が上昇してしまっているのか気になる所です。

そこで、今回は世界の離婚事情と共に、日本の離婚率が世界でどの程度の位置にいるのか、ランキング形式でご紹介したいと思います。

第7位 イタリア 0.91人/1000人

恋愛の国と言われるイタリアは、1000人の内、およそ0.91人が離婚に踏み切っています。

恋多き国なので、離婚数が多いのかと思われがちですが、実際には7位。その理由は、イタリアでは最近まで離婚そのものが許されない国だったことが影響しています。

現在でも、離婚は認められるものの、離婚を成立させるためにはかなり長期間の(最低3年と言われる)別居生活が必要となっています。敬虔なカトリック教徒が多く、バチカンが近くにあることも原因なのでしょう。ただ、それでも7位ということは、やはりイタリア人の恋愛体質が上位に押し上げてしまったのかもしれません。

 

第6位 日本 1.77人/1000人

イタリアに続いて蘭君した日本は、1000人中1.77人が離婚するという数字となりました。

日本の離婚率の上昇はここ数年のものですし、他の先進国に比べればまだ低いほうです。しかし、今や3人に1人が離婚に踏み切っている現状を考えると、今後は上位に食い込む可能性も考えられます。

日本の離婚率の上昇は経済の低迷と女性の社会的地位の向上に関係してきた様です。また、離婚後の社会福祉制度の充実もその手助けをしている様です。

 

第5位 フランス 1.97人/1000人

5位にランクインしたフランスは、1000人中1.97人という結果でした。

フランスもシングルマザーなどへの社会福祉制度が整っており、女性の社会進出も進んでいるため、やはり離婚率は高めです。

しかし、フランスの離婚率を最も上げている原因は、フラン人の奔放さであると言われます。

そもそも、フランスでは日本の様な男女の役割分担は殆どありません。女性も男性も子育てに専念するよりも働くことが昔から推奨されています。しかし、仕事好きというより、どちらかといえば自由を好むフランス人は、個人を尊重してしまうため、浮気なども多いようです。

また、フランスでは親権問題による争いもありません。フランスで離婚した場合、共同親権が原則とされているため、離婚後も家族の形を維持したままで居られるのです。こうした寛容な姿勢はフランスならではと言えるでしょう。

 

第4位 イギリス 2.05人/1000人

イギリスの離婚率は日本よりも高く、1000人中2.05人が離婚しています。

この国でも、女性の社会進出による離婚率の増加が目覚ましく、今期が先延ばしにされている現状も日本と大変に通っています。

イギリスでは離婚と同じく、同棲婚が多いのも離婚率の上昇に上乗せされている様です。結婚よりも手軽なため、離婚もまたお互いにメリットが無くなれば簡単に関係を解消出来るという気楽さを求めるのもイギリス人らしいかもしれません。

しかし、イギリス人は家族をとても大切にする国です。友人よりも家族を優先することが当たり前な国ゆえに、4位という位置で離婚率が留まっているのかもしれません。

 

第3位 ドイツ 2.19人/1000人

ドイツは1000人中2.19人とEU圏では2番目に高い数字となっています。

ドイツでは離婚における制度がかなり充実しています。また、女性の社会進出も目覚ましいです。

特に財産分与は折半であり、慰謝料制度が存在しないため、離婚によるデメリットをほぼ受けないというのも離婚率を高めている原因でしょう。

 

第2位 アメリカ 3.6人/1000人

離婚大国といわれるアメリカは1000人中3.6人。

婚姻率は6.3となっていますから、離婚率は2分の1になっています。

ここまで高い離婚率があるのは、アメリカの格差が激しくなりつつある事が最も大きな原因と考えられています。

世界の中で最も強力な資本主義を持つアメリカでは、経済的困窮は死活問題です。国民健康保険も無く、生活保護もフードスタンプ(食料支給)が殆どであり、貧富の差があまりにも激し過ぎることで有名です。

その結果、経済的に困窮した場合には簡単に結婚生活を営めなくなり離婚に至ってしまいます。かといって、富裕層だから離婚率が低い訳ではありません。男女とも自由と自立心を尊重する国だけに、パートナーに不満を抱けば即離婚を切り出す大物が多いのも有名です。

ただ、かといって離婚を推奨している国ではありません。むしろ離婚に対する措置は厳しく、慰謝料の請求額も高額になりやすいのがアメリカの特徴です。

 

第1位 ロシア 4.5人/1000人

経済大国で最も離婚率が多かったのは、ロシアの1000人中4.5パーセントという数字です。

ロシアでは10人中8人は離婚すると言われるほどの世界随一の離婚大国です。その理由には、ロシア国内の貧困率の高さと、家庭問題が多いのが原因かもしれません。

ロシアは世界で最もアルコール依存者が多い国と言われています。また、同時に薬物依存症患者も多いのが特徴です。

こうした大人たちを見て育った子供達は、家庭崩壊を多数目にしてきた為、そもそも結婚生活を長期化させる方法について知る機会が他の先進国よりも少ない可能性があります。

また、ロシアは元も社会主義国であった為、資本主義国の様に男女の格差はさほど無く、結婚生活を長期化させるために必要な役割分担の概念(父は働き、母は子を育てるなど)が薄いのが原因とも言われます。

経済と社会、そして家庭崩壊率の高さがロシアの離婚率を押し上げている原因と考えられます。

 

まとめ

離婚問題を通してみると、その国の問題についても見ることが出来ますね。離婚率の上昇はどの経済大国でも起きている問題ですから、もはや自然現象と言って良いものかもしれません。

それに、離婚の自由が無い方が、多くの人にとって問題でしょう。愛してもいない配偶者と生涯を過ごすなんて、男女共に避けたい道だと思います。

ただ、この問題と少子化の関係はどうなっているのか、多くの方が不安になったかもしれません。日本の将来について考える上でも、離婚問題は非常に重要かもしれませんね。