ストーカー被害対策事案マニュアル 探偵への依頼は止まらない?

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ストーカー被害は年々深刻になっています。

警視庁の発表によれば、平成27年のストーカー事案の相談状況は、21968人となっており、統計が始まった平成12年に比べれば、その数は10倍以上に増加しています。

また、近年はストーカーによる凶悪な事件が次々と発生します。

警察も続発するストーカー事件に対処するために様々な対策を取っていますが、それだけでは追いつけないのか、今だ探偵にストーカー調査を依頼する人は絶えません。

そこで、ここではストーカー事件に備えるための様々な知識を提供したいと思います。

身近な所で当事者となりやすい犯罪ですので、他人事と思わず、安全のための知識を学んでいきましょう。

ストーカーとは?

ストカー規制法案とはという言葉には様々な意味があります。

そこで、まずはストーカーの定義について触れてみましょう。

語源

ストーカー(stalker)とは、もともとは追跡を意味するストーク(stalker)を語源とした言葉です。

ストークとは、人間や動物に対して静かに接近することを意味します。主にハンティングを行う際に使われていた言葉でしたが、次第に特定の人物に対して忍び寄る際にも使われていき、追跡行為そのものをストーク(stalk)と呼ばれるようになりました。

このストークが語源となり、付き纏い、嫌がらせを行う人間を『ストーカー』行為そのものを「ストーキング」と呼ぶようになったのです。

日本での意味

海外では行為そのものを「ストーキング」、ストーキングを行う人間を「ストーカー」と呼びますが、日本ではどちらも「ストーカー」と呼ぶことが多いです。

そのせいか、執拗につけまわすことを「ストーカー行為」と言うことも多く、日本では独特の言い回しであることを理解しましょう

ストーカーの歴史

日本ではじめてストーカが有名になったのは、1999年に発生した「桶川ストーカー殺人事件」でした。

桶川ストーカー殺人事件とは、女子大学生が元交際相手らのグループから嫌がらせ(ストーキング)を行われた結果、埼玉県桶川市の駅前で殺害されたことで知らています。

しかし、その背景には被害者家族が何度も警察に相談を繰り返していたものの、民事不介入の原則(警察は民間の男女トラブルには介入しない)により、相談をずさんに扱ったことから、3名の懲戒免職者をふく、15名の警察官に処分が下りました。

この事件のあと、日本で初めてストーカーに関する法律が成立しましたが、その後もストーカーによる殺人事件は毎年の様に起こり続けており、警察では未だ完璧に対処しきれず、探偵業界でもこの頃から、ストーカーに関する調査の依頼が入りはじめました。

ストーカー規制法案とは?

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度重なるストーカー事件を受けて作られたのが「ストーカー規制法案」です。

ストーカーについて学ぶためにも、ストーカー対策を行うにも、この法律を知っておいて損はないので、詳しくご紹介させて頂きます。

ストーカーの定義

ストーカー帰省法案では、ストーカーの定義について次の様に定めています。

  • つきまとい、待ち伏せ、進路に立ちふさがり、住居、勤務先、学校その他その通常所在する場所の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること
  • その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はその知りえる状態に置くこと
  • 面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求すること。
  • 著しく粗野又は乱暴な言動をすること
  • 電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールを送信すること。
  • 汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。
  • その名誉を害する事項を告げ、またはその知り得る状態に置くこと。
  • その性的羞恥心を害する事項を告げ若しくはその知り得る状態に置き、又はその知り得る状態に置くこと。

※この法律におおけるストーカー行為とは、同一の人間に対して、身体の安全、住居の平穏、名誉を害され、不安を覚えさせる方法により1~8までの行為を反復して行うことを指す。

これが現在法律で定められたストーカーの定義ですが、良く言われるように、この法律はまだ不完全な定義でしかありません。ストーカーによっては、法律の定義の外側からストーカー行為を仕掛けることも出来ることを覚えておきましょう。

ストーカー行為への警告・禁止命令

同法律では、ストーカー行為を繰り返し行う恐れがある人物に対して、次のような禁止命令を出すことが認められています。

  • 更に反復してストーカー行為を行わないこと
  • 更に反復してストーカー行為が行われることを防止するための必要な事項

また、命令にいたらずとも、警察にストーカーの相談がよせられ、その行為がストーカーと認められれば、警察による警告が行われます。

ストーカー行為における刑罰

2016年の段階で、ストーカー行為を働いたものは、ストーカー規制法第13条により、次のような罰則が加えられることになります。

「ストーカー行為をした者は、6ヵ月以下の懲役 または55万円以下の罰金に処する」

なお、ストーカー規制法は刑法ではないので、厳密には刑罰ではなく罰則となります。

また、この罰則は凶悪なストーカー事件が起きるたびに引き上げられることが予想されます。

ストーカーの犯行手口

ストーカーの犯行には特定のパターンがあり、段階を踏むごとに行為がエスカレートする特徴があります。

はじめの頃は見て見ぬふりが出来ても、気が付かない内に過激になり、最終的には直接的な攻撃行動に出ることになります。

段階1「相手への好意」

ストーカーは必ずと言って良いほど、ストーカー被害者に対して強い好意を抱いています。

また、被害者と加害者はもともと恋愛関係にあったことも多いのが特徴です。

また、中には全く見ず知らずの相手に好意を抱くストーカーも見られます。彼らはテレビやネットの中の有名人に強い好意を抱く所からストーカーへと変化していきます。

段階2「監視活動」

ストーカーは好意を持った相手を見つけたあと、自然と監視活動に入ります。

監視活動は、昔ながらの方法で本人宅や勤務先周辺の周囲をうろつき、直接張り込むこともありますが、最近ではインターネット上の監視活動がメインとなる人が増えてきています。

また、中には盗聴器を使うような悪質で巧妙な監視活動を行うストーカーもいます。

段階3「間接的な干渉」

監視活動だけでは満足できなくなると、ストーカーはいよいよ被害者に近づきはじめます。

この時、一番はじめに行われるのは贈り物やメッセージなどの間接的な干渉です。

相手に好意を抱いているストーカーの場合は、贈り物もメッセージもいずれも愛情表現の一種として見ることが出来ますが、その贈り物があまりにも度が過ぎるものであるため、嫌がらせ好意として見られやすくなります。

一方、相手に好意はあれど、愛憎入り混じった感情を持っているストーカーの場合は、相手を不快にさせるための贈り物(動物の死骸や汚物など)をしたり、攻撃的なメッセージを送ることも増えていきます。

段階4「より積極的な干渉」

第3段階で満足できないストーカーや、よりストレスを貯めると、次により積極的な干渉に移ります。

無言電話を繰り返したり、相手の家に直接おしかけたり、中には勤務先や通行中に被害者を襲うケースも考えられます。

サイバーストーカーについて

現在、ストーカーの多くは現実世界ではなく、ネット上での活動をメインに行っており、彼らのことを「サイバーストーカー」と呼ぶ様になりました。

サイバーストーカー達はネット上で特定個人の情報を集めます。

狙う情報は様々で、相手の日常をつぶさに観察するようなタイプもいれば、相手の住所や実家、家族構成や勤務先など、さらに一歩踏み込んだストーキングまで行う人もいます。

ネット上から個人情報を特定する

ネット上には様々な情報が転がっており、サイバーストカーはそれらの情報を何一つ逃すまいと、一つ一つ丁寧に拾い集めていきます。

サイバーストーカーの恐ろしい所は、ネットに常駐し、本人に関わる情報なら何でも収集する執拗さです。

もし、ネット上に自分の本名や住所などがあり、ストーカーに狙われる恐れがあるなら、ネット上に自分の個人情報が露出していないか確かめておきましょう。

個人情報を特定する方法すらネットを使って調べる

サイバーストーカーに走るからといって、彼らが全員ストーキング技術に長けている訳ではありません。

ストーカーにはそれぞれ能力に個人差があるため、例えサイバーストーキングに走っても、相手の詳しい個人情報にはたどり着けないこともあります。

しかし、こんな時でもストカーは諦める所か、今度はネット上で個人情報を収集するための方法を調べようとします。相手がパソコンに疎いからといって油断するのは禁物です。

ネット利用頻度が多い被害者なら、自宅すら特定可能?

ストーキング技術が高く、なおかつ執着心が強いストーカーは、相手がネット上に落した些細な情報からも、驚くような方法で相手の個人情報にたどり着いてしまいます。

例えば、自宅の周辺を撮影した写真から、実際に自宅住所を特定されたという事例があります。

この事件はインターネット掲示板2chで発生したものですが、その手法は至って簡単。ただおおよその所在地を確めたあと、グーグルアースを使って写真と合致する風景を丹念に調べただけです。

ネット上の些細な情報から個人情報を特定するのに専門的な知識は殆ど必要としません。今期さえあれば誰でも出来てしまうのです。

こうしたサイバーストーキングはクラッキング(不正アクセスなど)ではなく、ネット上に公開されている情報をもとに行われます。

特に狙われるのがブログやSNSなど、日常的に利用するサービスです。最近はアイドルなどの芸能人が、SNSやブログで多くのサイバーストーキング被害に見舞われていることも問題視されています。

サイバーストカーからリアルストーカーへ

サイバーストカーが大半をしめる現代のストーカー事情ですが、行き過ぎたストーカーは必ずどこかで現実で行動に出ます。

しかし、サイバーストーカーが現実で活動するということは、ストーカーにとっては最終段階。つまり、被害者への襲撃が予測されます。もしも相手がネットでの活動を突然やめたら、本物の襲撃に警戒しなくてはなりません。

サイバー空間で段階を踏んでいる

サイバーストーカーは、サイバー空間の中でだけ活動するストーカーと思われがちです。そのため、警戒心が薄くなりがちです。

ところが、ストーカーがエスカレートすれば、かならずネットの中だけの活動で満足できなくなります。また、ネットの中で出会った相手にストーキングを掛けているなら尚のこと、実際に相手の住所を調べだして、相手に会おうとすることもあるでしょう。

サイバーストカーはネットの中だけで完結するストーカーではありません。ネット上の活動で段階を踏み、最終段階に近い状態になると、自然とネットを離れ、現実世界で活動するようになります。

ネットから離れたら要注意

ネット上でストーキングをしていたストーカーが、突然ネット上での活動をやめたら、それは襲撃の危険信号と思って良いえしょう。

ネットはもはや疑似的な世界ではありません。ネットの普及率が高まり、あらゆる人間がネットを介してコミュニケーションを取っている現代は、ネットの中で殆ど全ての感情を消費することが出来ます。

しかし、感情が高まり、相手に危害を加えないと気がすまなくなれば、当然ネット上では満足できなくなります。また、現実の活動にシフトした場合、ストーカーは必ずネット上に犯行を匂わせるような発言を残していきます。

ネットストーカーの活動は影から監視する

ネットストーカーを見つけたら、相手がどんな状況にあるのか、必ず隠れながら監視するようにしましょう。

相手がもしも人知れず犯行予告をしていたり、犯行をにおわすような発言をしたままネット上での活動を止めていたら、すぐに警察に連絡をするか、探偵に相談して被害を食い止めてください。

ストーカーへの対抗策

ストーカー被害を受けても、警察に被害届を出す人はあまり多くありません。

ですが、早めに対策を取らないと、ストーカー被害はよりエスカレートし、最終的には被害者の身に危険が及びます。

早めに警察への相談

ストーカー被害に合ったら、まず真っ先に警察に相談しましょう。

ストーカー被害を受けていれば、誰もが警察に相談することが出来ます。警察に相談すれば、被害の程度により、すぐに警告が行われることもあります。

また、警告が行われてもストーカー行為が止まなかったり、あまりにも被害が大きい場合には、禁止命令が出され、ストーカー行為による罰則が科せられるでしょう。

個人情報をシャットダウン

ストーカーはあらゆる手段を使って被害者の情報を得ようとします。

特に最近はサイバーストーキングに頼るストーカー犯が大半を占めているので、インターネット上に露出させた個人情報は全て消し、一旦ネット上での活動を停止することが大切です。

ただ、もしも仕事上の理由などで、ネット上での活動を続ける場合には、非公開アカウントを使うか、ストーカーが欲しがりそうな情報は一切ネット上に露出させないようにしましょう。

引っ越し

ストーカーがエスカレートし、警察から禁止命令も無視して反復的にストーキングをしているなら、出来るだけ早く引っ越しをしましょう。

ただし、ストーカーの被害届をする前に引っ越しをするのは禁物です。もしも被害届が出されていなければ、役所などに問い合わせることで移転住所を知られてしまう恐れがあります。引っ越しをする前に、必ず被害届を出して、住所の閲覧を禁止するようにしましょう。

また、引っ越し先がストーカーに知られないように、出来る限り速やかに、周囲に発覚されないように行う必要があります。

アパートやマンションに住んでいる人は、周囲の人間に引っ越し先を絶対に教えないでください。

勤務先を変える

自宅を変えても、勤務先がストーカーに知られていると、今度は勤務先から帰宅する瞬間を狙われかねません。もし危険が迫っているなら、勤務先を変更してもらうか、転職も必要になるでしょう。

勤務先の変更は、ストーカー被害を受けていることを説明すれば大半の会社は納得してくれます。また、転勤についても同じように納得してくれるでしょう。

ただ、ストーカー被害を受けていることを職場の人間に話すのは勇気がいることです。

しかし、もしも被害の実態を知らせていないと、のちにストーカーが会社に問い合わせ、あなたの次の転職先や所在を確認してくるかもしれません。

シェルターの活用

ストーカー被害が増加している今、国は被害者のためのシェルターを活用しながら、被害者の命を守っています。

また、国だけでなく、民間の被害者支援センターでもシェルターを運営しているので、そうした団体を頼るのも一つの方法です。

国が運営するシェルターに入居するためには、警察への届け出が必要です。また、被害の程度をしっかりと訴えないと、入居が許可されることはまずありません。

しかし、シェルターは住所の移転も必要なく、すぐに入居できるというメリットがあります。ただし、シェルター内で携帯電話を使用することは禁止されていおり、外部とは一切連絡は取れません。

また、シェルターは一時的に利用できますが、入居中に別の引っ越し先を探す必要があります。この点をふまえた上で利用を考えましょう。

ストーカー被害に合わないためには?

ストーカー被害に合わないためには、ストーカーを刺激せず、相手の興味を反らす工夫が必要です。

ストーカーの言動には一々反応しない

ストーカーの特徴は、相手の反応や気持ちを一切無視して、自分の思いたいように思い込む思考です。相手が返事をしないだけで「嫌われている」「バカにされている」と感じたり、ただ声を掛けられただけで「自分のことが好きなんだ」と大きな勘違いをします。

こうした相手と出会ったら、あまり相手にかまわず、何の反応もしないのが得策です。また、すでにストーカー被害にあっているなら、相手には当たり障りのない発言だけをしておき、その後は反応を極端に減らして、静かにフェイドアウトするよう心掛けましょう。

ストーカーに攻撃的にならない

ストーカー被害がエスカレートすると、被害者も黙っては居られません。「こんな目にあわせてあことを後悔させてやる!」と、ストーカーに対して挑発的な言動を取ることもあるでしょう。

しかし、これがストーカーに対しては全くの逆効果。反撃に出ることで鬱屈とした気分は一時的には晴れますが、ストーカーは貴方が行った挑発より、さらに感情を爆発させ、ストーキングをエスカレートさせていきます。

相手との別れはきっぱりと

ストーカーになりやすい男女は、必ずといって良いほど恋愛関係のもつれからストーカー化していきます。こうならない様に、恋愛相手はしっかりと見極めなくてはなりませんが、人はそう簡単にストーカー気質のある人間を見極めることが出来ません。

しかし、別れる時には相手がストーカー気質であるかどうか、誰でも分かるものです。別れたのにも関わらず執拗に連絡を取って来ることもあるでしょう。

こうした相手には、自分たちが別れたことをきっぱりと告げましょう。また、相手にも新しいパートナーを探すように諭すのも一つの方法です。

探偵が行うストーカー調査とは?

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ストーカーへの対策は、基本的には警察への相談によって解決されます。

しかし、被害が深刻化したストーカー事件の場合、接近禁止令や罰則が発生してもストーカーを止めない犯人も多く、警察だけでは対処できないケースが多いのです。

ストーカーの証拠集め

警察に本格的動いてもらうには、ストーカー被害に関する証拠集めが欠かせません。しかし、普通の人が証拠を集めようと思っても知識や技術が不足しているため、なかなか証拠集めが進みません。

そこで、探偵が依頼者の変わりストーカー被害の証拠を集めます。

ストーカー調査の基本は依頼者の周辺に現れるであろうストーカー犯の様子を撮影することです。撮影のためには、隠しカメラを用いるか、探偵が周辺で直接張り込むことによりストーカー行為を映像に納めます。

また、携帯電話への嫌がらせの様子も、録音機材を使って録音することも可能です。集めた証拠は全て警察に提出することで、ストーカー被害の実情を訴える、より積極的に警察に捜査を促すことが可能になります。

ストーカーの発見

ストーカー被害を受けていても、ストーカーが一体どこの誰か分からないことがあります。こんな時は、ストーカーが現れるのを待ちうけ、今度は探偵がストーカーの後を追跡することになります。

ストーカーは異常な犯罪者と思われがちですが、警戒心はかなり高い人が多いです。周囲の目を気にするのはもちろん、もしカメラに写っても良いように、帽子やフード、マスクを使って顔を隠している場合も多いです。

しかし、ストーカーを尾行してその住所を突き止めることが出来れば、あとは相手の素性を明らかにすれば良いだけです。

周辺への警戒・監視

ストーカーからの被害が激しくなると、今度は被害者の身に危険が迫りはじめます。しかし、シェルターに入ることが出来ない事情を抱えている人は多いです。

仕事のため、夢のため、もしくは自分の家族に危険が及ぶ可能性があるために、中にはシェルターに入ることを拒ことを選択するしか無い人もいるです。

しかし、だからといってストーカーに襲われて良い訳ではありません。そんな人々は警察からの保護を受けることが出来ないからこそ、探偵に依頼して周辺の監視活動を行います。

この時、もしもストーカーを発見したら、その場で声を掛けることもあります。もしも相手が危険な状況にあるなら、その場で現行犯逮捕を行います。

このような危険な調査もあることから、探偵業界では調査業の他にも、警備業の資格を取得し、専門の訓練や教育を付けている会社もあります。

ストーカー調査の費用

ストーカー調査の費用は各社によって大きく変わるため、正確な相場は出せません。

また、その料金は調査の期間や何度によっても変わるので、依頼前にかならず見積もりを取るようにしましょう。

調査時間が長くなるほど費用が増える

ストーカー調査は、調査時間が長くなるほど費用が増えます。しかし、もしも調査時間が見時掛ければ、その分だけ費用は安くすむのが特徴です。

しかし、ストーカーは何時、どんな時に現れるか分りません。頻繁に自宅周辺に現れるようなら、その

人員が増えるほど費用が増える?

ストーカー調査は少ない人員で出来るものではありません。

もしもストーカーが周辺に現れた場合、探偵が一人では対処できないこともあります。また、長時間の監視活動が必要となるので、交代要員としても最低2人は必要となるでしょう。

しかし、ストーカーの嫌がらせ行為が軽く、まだ危険性が少ないなら、調査員を使わずに隠しカメラを自宅周辺に設置するだけで調査費用を安く済ませる方法もあります。

ただ、ストーカーは何時、どんな行動に出てくるか予測できません。身の安全を第一に考えるなら、なるべく現場に人員を多く動員したほうが良いです。

人員×調査時間+機材使用料で計算する会社が多い

ストーカー調査では、現場に動員する人員1人対して、何時間の調査を行ったのか?また、どんな機材を使用したのかで料金を決定することが多いです。

例:調査員1名10000円×10時間+機材使用料(隠しカメラ・車両)20000円=120000円

しかし、このほかにも諸経費が掛かることもあります。費用の計算方法も各探偵社によってまちまちなので、相談の時に必ず確認しましょう。

被害者は女性が多い?

ストーカーの被害者は圧倒的に女性が多いです。

2012年の警視庁の発表によれば、被害社の男女比は女性が9割、男性が1割となっています。

これは、男性のほうが攻撃的な性格であり、異性が自分の思い通りにならないと、直接的な行動に出やすいからと言われています。

実は男女比は同じという意見も

探偵としてストーカー調査の依頼を受け人の中には、女性だけでなく男性からの依頼も多いです。また、ストーカーの専門家の中には、実際にはストーカー被害の実態は男女比が同じであるという意見もあります。

女性がストーカー被害にあった場合、攻撃的な男性に襲われ、なおかつリスクに弱い女性が被害者となるため、当然のごとく周りに助けを求めなくてはなりません。

一方、加害者が女性となると、男性よりも攻撃性が低いため、直接的な行動というよりは、まわりくどい嫌がらせを繰り返すようになります。一方、男性は女性よりもリスクに強いため、女性がストーカーになったとしても放置しやすいのです。

女性ストーカーでも攻撃的になることが

女性がストカーになったからといって気を抜いては居られません。女性がもしもストーカーになった場合、実は男性の家族や周囲の人間に危害を加える恐れがあります。

女性がストーカーになる時は、大半が失恋が原因です。しかも、相手に新しいパートナーが出来た時ほどストーカーになりやすいとも言われています。

女性をストーカーに突き動かすのは強い嫉妬心です。その結果、ストーカーと化した女性に新しいパートナーが襲われたり、奥さんや子供が狙われることも珍しくありません。決して慢心せず、はやめに対処して、自分の回りの人間に危害が及ばないように早めに手を打ちましょう。

ストーカーになりやすい人間

ストーカーになりすい人間には特徴があります。

もしも、ストーカー的な気質がある人間と親しい関係になったら、その後ストーカー化させないように注意しましょう。

ストーカーになりやすい人物の特徴
  • プライドが高い
  • 自己肯定力が低く、なおかつ自慢が多い(他人に認めてもらえず、自己愛が低い)
  • 人と別れることを極端に恐れる
  • 異性を支配したがり、DVやモラルハラスメントが多い
  • 感情の起伏が激しすぎる
  • 嫉妬深く、疑い不快
  • 愛情に見返りを期待する
  • ストレスをためやすく、神経質な性格
  • 他人に対して依存的な性格
  • 束縛が強い

初対面の相手にストーカー的な特徴を出す人はまずいません。

関係が深まるにつれ、次第にストカー的な側面を表します。慎重にパートナーを見極めるようにしましょう。

ストーカー被害に合いやすい性格

ストーカー被害に合いやすい人にも特徴があります。もしストーカー被害に合ってしまったら、自分を変えることで次の被害を防いだり、現在おきているストーカーから逃げ切ることが出来るでしょう。

ストーカーになりやすい人物の特徴
  • 自分の意見をはっきりと言えない
  • 不必要な愛情でも受け取ろうとしてしまう
  • リスクを考えずに相手を傷つけてしまう
  • 被害に会っているのを自分のせいだと考えている
  • ストーカーからの連絡に出てしまう
  • 相手の好意に安易に答えてしまう

ストーカー被害に合いやすい人は、他人を勘違いさせやすい性格の持ち主かもしれません。

不必要な人間にも好意をふりまいたり、相手を誤解さるような発言をするまえに、自分の意志をしっかりと持るようにしましょう。

ストーカー加害者にならないためには?

ストーカー被害を考えることで大切なのは、被害者だけでなく、加害者の目線にもなることです。

実は、多くの人々がストーカー予備軍と言われており、法的にはグレーゾーンな、ストーカー的な行動に出ているかもしれません。

ストーカー的な行動
  • 別れた相手のブログやSNSを頻繁にチェックしてしまう
  • 相手の意志に関係なく、自分の好意を伝え続けてしまう
  • 異性の姿が見たくて、相手の家の近くをうろついてしまう
  • 裏で何をされているのか怖くて、携帯電話をこっそりのぞいてしまう
  • 別れた相手を必要以上に恨んでしまう

ストーカーは悪質な犯罪ですが、ストーカー犯は純粋であるがゆえ、自分の気持ちをコントロールできない人が多いです。

また、恋愛によって傷ついてしまった人がストーカー化することも多いのです。

また、孤独なせいで相手を失うことが恐ろしくてストーカーに走る人も珍しくありません。ストーカー加害者にならないよう、自分を癒すことを忘れないようにしましょう。

ストーカー事件は誰にでも起こり得る?

ストーカー被害は決して珍しいものではありません。

その被害数は年々増え続けており、私達にとってはより身近な犯罪となりつつあります。

しかし、ストーカー行為は厳罰化が進んでも、まだ刑事罰のような厳しい処置を取れません。また、発生件数があまりにも多く、どこからがストーカーでそうでないのか、線引きが非情に難しい犯罪でもあります。

こうして警察が対応できない犯罪に対応していくのは、探偵という仕事の運命です。探偵業が誕生した頃から、その仕事は国や法律が守ることが出来ない人々を守るために存在していたのですから。

もしもストーカーに悩んでいるなら、まずは警察に相談することをお勧めします。しかし、それでも問題が解決しないなら、今度は探偵に相談してみましょう。探偵はいつでも依頼者のために調査を行い、その身の安全を守ります。

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