今やネット・リテラシーはインターネット利用者には必ず求められているものです。
ネットワークは進化してきたとはいえ、いまだに情報の無法地帯としての側面は消えておらず、ネットワークを利用する上でのルールも明確には定まっていません。
しかし、私達にとって、もはやネットは実生活以上の価値を持つまでになりました。
インターネット上で学ぶ事も、遊ぶことも、仕事をすることも可能となった今、誰もが現実世界での生活と同じく、ネットワーク上での生活も重視する必要が出てきたのです。
そんな現在、問題となっているのがネットワーク上での活動をメインとする「サイバー・ストーカー」の存在です。彼らかに狙われれば最後、個人情報を守るが甘い人間は簡単に本名、住所、勤務先や学校までも調べられる恐れがあります。
この記事の内容
ストーカーに狙われやすいアカウントとは?
ネットワーク上で活動するサイバーストーカーに狙われやすいアカウントは、事実である情報を、誰よりも多くネット上にばらまいている人と言えます。
もしも、情報が嘘であるか、もしくは多くばらまかず、閉鎖的なネットワークのみを利用していれば、サイバーストーカーに狙われることは少なくなります。
サイバーストーカー=クラッカーではない
サイバーストーカーという言葉から、その実態を知らない人だと『ハッカーやクラッカーのようなもの?』と思われるかもしれません。
しかし、サイバーストーカーは彼らと異なり、専門的な知識や技術を殆どもっていないのです。
サイバーストーカー達の正体は、技術も知識も一般的な人間です。
彼らの中には、クラック(不正アクセスなど)を行うものもいますが、その方法はずさんであり、とてもアナログな方法に頼りきっています。
また、自らをさも技術者のように語るものもいますが、それは脅迫のみが目的であり、実際には被害者と同程度か、むしろそれ以下の知識しかりません。
ストーキングに終始するようなタイプは、技術者的な性格とはまるで正反対。
本物のクラッカーやハッカーは、異性にそこまで執着するような事はなく、物質的な数式やシステムの構築にこそ魅力を見出すような人たちなのです。
ストーカーは公開情報だけを狙う
サイバーストーカーは公開情報だけを狙います。
前述の通り、彼らはセキュリティを回避するような知識や技術をもっていません。
また、セキュリティを不正な方法で回避することは、ストーカー規制法よりも厳しい処罰が待っています。
そこまでのリスクを犯す理由が単なるストーキングにあるはずがなく、知性豊でサイコパス型的な気質を持つストーカーでも、サイバーストーキングで不正アクセスは行いません。
それほどまでに、セキュリティを回避することはリスクある行為なのです。
サイバーストーカーは油断をつく
もしもサイバーストーカーの被害者達が一切の油断をしなければ、サイバーストーカーにはまず狙われなかったでしょう。
被害者達の最大の油断は、ネット上にそのような恐ろしい人々がいることを想像できなかった点です。
そのため、被害者は未成年や20代前半の女性に集中しており、経験が浅く、無警戒で、ネット・リテラシーの浅い人間ほどターゲットにされているのです。
特徴1『未成年の女性のSNSアカウント』
未成年の女性アカウントは、サイバーストーカーにとって格好の標的です。
彼女たちのSNSアカウントがストーカーに狙われてしまうのは、ストーカーの好む要素があまりにも多く詰まりすぎているからです。
歪んだ強い性欲を持つ男性ストーカーが多い
未成年の女性アカウントが狙われてしまうのは、男性ストーカー達の性的な欲求の対象として、これ以上ない獲物になっているからです。
サイバーストーカーを行い、被害者に恐怖を与える人間の多くは男性です。
彼らをストーキングに駆り立てているのは、強く歪んだ性欲のせいです。
人間は性欲ほど強い衝動を持ち合わせません。
ネット・ストーカーの男性たちの多くが被害者を追い立てていくのも、強い性欲を根源に持ち合わせています。
支配しやすい相手
未成年の女性は、ストーカーにとって最も扱いやすく、支配しやすい相手です。
ストーカーの多くは、異性を自分のものとして支配したい感情に駆られています。
しかし、現実の恋愛関係において、その支配欲が満たされたことが無いからこそ、ネットでターゲットとして手頃な相手を探し出し、ストーキングに走ります。
特徴2『不特定多数の人間とネットコミュニケーションを行うアカウント』
ネットコミュニケーションに慣れた人間は、インターネット上で様々な人との仲良くしているでしょう。
しかし、そうした相手ほど、やはりストーカー被害に合いやすいのは、現実でもネットでもさほどかわらないのです。
ストーカー気質のある相手にも仲良くしてしまう。
様々な人と交流を持ち、仲良くする人ほど、ストーカーにとっては魅力的なターゲットになります。
特に、ネット・ストーカーの大半は現実では孤独な人が多く、ネット上で仲良くした人間には依存しやすい体質があります。
はじめは変な人だと思ってコミュニケーションをしている内に、相手がこちらにのめり込み、こちらから接触を断っても、すでに時遅く、ストーカー化してしまっているのです。
優しくしてくれる相手ほど支配欲を高めるストーカー
優しい人は誰にでも好かれますが、ストーカーにとって、自分にやさしくしてくれる相手ほど、支配しやすい相手だと勘違いします。
また、彼らは自分のわがままを押し付ける相手を探してもいます。
ネットコミュニケーションの多い人間ほど、色々な悩みを聞き、解決してあげたいと思う人が多いかもしれませんが、ストーカー気質のある二元に下手にやさしくするのは得策ではありません。
ストーカーに出会うチャンスが多い
サイバーストーカーは依存する相手を常に求めています。
そうした相手と出会うかは運に任せるしかありませんが、数多くのコミュニケーションを求める人ほど、当然サイバーストーカーの餌食になりやすいです。
サイバーストーカーに狙われないためには?
サイバーストーカーに狙われないためには、まず未成年者のアカウントは出来れば仲間内だけの閉鎖的な状況で利用し、公開する場合には学校名や名前などは明かさないように気を付けなくてはなりません。
また、ネットにはサイバー・ストーカーという恐ろしい存在がいることを、回りの大人も必ず教えなくてはなりません。
ネットコミュニケーションを楽しむ人たちもサイバーストーカーに出会わないように気を付けましょう。
ストーカーはネット上で、常に気軽に話せ、なおかつ依存しやすい相手を探しています。
ストーカー被害を受けるまえに、話す相手は良く確かめる癖をつけるようにしましょう。
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