被害者は必ずメモすべき!ストーカー行動の記録の取り方

ストーカー被害を受けた場合、受けた被害を正確に警察に伝えなくてはなりません。

警察は、被害者が「ストーカーをしている』と訴えた所で即座に動いてはくれません。

彼らはまず被害者の話を聞き、ストーカーチェックシートなどを使って被害の深刻度を計り、それに応じた対応を取ります。

しかし、実際にはそう上手くはいきません。

被害者の伝え方が悪く、警察が深刻度を判断ミスする。

もしくは、警察が被害者の話を適当に聞き流し、重要性は低いと勘違いしてしまった結果、人の命が奪われてしまいます。

わずかな勘違いのせいで、この世の中にはあまりにも多くの悲劇でまみれています。

これ読む方は、そうしたすれ違いを極力減らすために、自分の被害を紙に起こし、ミスなく正確に伝える方法を学びましょう。

 

事実のみを完結に記す

 

ストーカーをされた記録は、警察への相談だけでなく法的な訴えを起こす時にも使えます。

しかし、そのためには主観的な意見や感想などを書き込んではなりません。

探偵が作る報告書のように、ただひたすらに事実のみを関係に、かつ正確に記す必要があります。

 

日付と時刻を記す

ストーカーからの被害を書くとき、まずは被害を発見した正確な日時と時刻を記しましょう。

被害報告をする時には、日付と時刻は絶対に間違えてはいけません。

ただ、記憶があいまいにもかかわらず、時刻を適当に「10時10分」などと記してはなりません。

時刻がわからない場合は、おおよその時間を「10時頃」「10時前後」と記すのが良いです。

ただ、相手がアリバイ工作などを仕掛けてきた時に、おおよその時間だと不利になることがあるので、出来れば被害を発見した時の正確な時間を記録しておくことをおすすめします。

 

現場を記す

 

被害を見つけた場所がどこだったのか?思い出す限り書いてみましょう。

SNSなどの被害を確認するのは外出先のことも多いですが「通勤中の車内で」などと発見した場所なども書いておくとより具体性が増します。

また、場所はストーカーが自分に接近していることや、行動を監視していることを示す証拠となります。

自宅や勤務先などに現れていることを証明するためにも、必ず記しておきましょう。

 

ストーカー行動を詳細に記す

 

受けた被害も具体的に書いていきます。

ただ、あまりにも端的に書きすぎて被害を記しそびれたり、オーバーな表現を使って(恐ろしい表情で呼び鈴を何度も鳴らし続け私が出てくるのをまった←呼び鈴は聞いたが、顔は実際には確認できていない)被害を主張するは避けましょう。

警察からの印象も悪くなりますし、後に裁判となると、もし事実と違うことが判明すると相手にスキを付けこまれます

 

被害への対応を記す

被害への対応も記しましょう。

対応してくれた警察の名前、助けてくれた人物、出した被害届の番号なども明確に記していきます。

被害への対応を記せば、過去にどのような対応を取ったのか被害者も警察も分かりやすく、対応を一本化することが出来ます。

警察は複雑な管理体制になっており、過去にどんな被害があったのか把握できないケースもあるので、このような記述は警察にとってもありがたいでしょう。

 

被害を知る人間を記す

最後に被害を受けたとき、その被害を目撃した人間や、助けてくれた人を記しておきましょう。

この記述は、のちに警察の聞き込み捜査の足掛かりともなりますし、裁判の際には、加害者が関与を否定した被害にたいして、有力な証言をしてくれる可能性があるのです。

 

記載例

 

発生日時 発生場所 被害状況 被害への対応 目撃者
2016/12/20

pm9:00

自宅 加害者が自宅付近に車を停め、車内からこちらを見ている様子を確認。1時間ほど監視を続ける 警察に通報、パトカーがやってきて、加害者の車を移動させる様子を確認。

 

この様に表を作って完結に事件の様子を記しておくと良いでしょう。

記入は手書きでも端末からでも構いません。

 

記録は印刷して警察署へ

 

警察に被害を相談しに行く時には、印刷した状態で持ち込みましょう。

また、警察に被害の状況を説明しながら記録をみせ、さらに具体的な被害を訴えていきます。

 

警察ははじめから親身に対応はしない

 

警察にストーカー被害の相談をする方は、警察があまりにも冷たい対応をすると激怒され、そのまま帰ってきたと人がかなり居ます。

確かに、警察の対応があまりにも粗雑なのは問題なのですが、その対応に負け、なんの対策も打ってもらえずに帰ってくるのは、結果をないがしろにし、プライドを優先してしまった行為としか言いようがありません。

ストーカー被害を訴えるときは、はじめから警察が「無関心」であると理解し、そんな彼らを動かせるだけの証拠と、被害を徹底的に訴え、警察を動かす意気込みで行かなくてはなりません。

 

警察官は個人差がある

ストーカー事件の多くは殆ど民事の領域であり、警察は介入そのものを拒み勝ちです。

ストーカー規制法が出来てからというもの、被害の相談件数も上がっており、正直に言えば、対応する警察官のなかに『面倒臭さ』が生まれてしまっているのも仕方ありません。

ストーカー案件というのは、警察組織の中では優先順位が低いことでも知られています。

他に重要な事件があれば、警察は話半分で貴方の被害の訴えを聞くことすらありません。

ですが、だからといって、警察の介入を拒み、プライドを優先させてはなりません。

また、相手があまりにも強情なようなら、ストーカー被害が次第にエスカレートしていること、相手の行動が感情的で、あまりにも突発的な点などを自分で記した記録の中から指摘し「いつ襲われるかわからない、命はないと思う」「殺されそうだ」と伝え、保護を求めなくてはなりません。

恐ろしいと思っていることを、恐ろしいと正直に言わなければ、警察は動かないと思ってください。

危機的状況である発言を聞いて、警察が無視をすると大問題です。だからこそ、いくらストーカー案件に積極的ではない警察官でも、命の危険があると訴えれば動かざるを得ません。

少々卑怯な手かもしれませんが、命を奪われる位なら、弱者である被害者が警察を利用する程度の強かさと知恵が必要なのです。

 

まとめ

ストーカー被害を防ぐには、警察にいかに素早く動いてもらうかがカギとなります。そのためには、必ず被害の記録を付けましょう。それでも警察が動かないようになら、事実をもとに、命の危険性を訴えてください