家の郵便物が盗まれたら?ストーカー?それとも不審者?

貴方は、ポストの中にあった郵便物が無くなってしまった経験がありますか?

じつは、こうした経験をしている方は大変多く、なかには毎月のように届くはずの請求書が盗まれてしまい首をかしげる人がいます。

郵便物を盗まれた人は、最初はただただ不思議に思います。

「なぜ請求書なんて盗んだのだろうか?こんなものを盗んで何の得が?」と考えます。

また、中には「組織的な犯罪者が自分を狙っているのでは?」という恐怖にとらわれるような人もいます。

ともかく、郵便物を盗まれるというのは不気味な事態です。

直接的な被害があまりにも少なすぎるために、犯行の目的がまったくわからないのはとても不気味なものです。

そこで、今回は不気味な犯行を続ける彼らと、その目的について詳しく解説させて頂きます。

 

消える郵便物!その意図は・・・

 

探偵として調査を行ってきた中で、幾つかの郵便物盗難事件を経験したことがあります。

それぞれ犯行の動機は別々で、犯人像もまったく異なっていましたが、

彼らは郵便物に執着する理由を確実にもっています。

 

近隣住民による嫌がらせ

 

郵便物が盗まれるケースで多いと感じたのが、近隣住民が嫌がらせを目的として郵便物を盗んでいくというものです。

郵便物を盗むというのは窃盗の罪に当たります。

しかし、嫌がらせを行う人間はそのような法律について知らず、もしくは調べようともせず、手紙や封筒を盗んで住人に嫌がらせを行っています。

 

お隣さんが盗む例

いやがらせで郵便物を盗むような相手は、その住民に恨みを抱いています。

しかも、その相手は隣近所の非常に近い相手が多く、ポストの中を常時チェックされているような場合もあるのです。

郵便物というのは、常にポストの中に入ってるわけではありません。

誰でもポストの中を毎朝チェックしますし、家に帰ってきたときにもポストの中を見るはずです。

となると、郵便物を狙って、週に一回程度そのポストを狙った位では、お目当ての郵便物は盗み出せないのです。

もし郵便を確実に盗むなら、加害者は常に郵便ポストをチェックするか、もしくはその人物の家に郵便配達がやってきたタイミングを狙う必要があります。

これが出来るのは、隣近所の住人位のもの。ゆえに、隣人の犯行であることがとても多いのです。

 

アパートで盗まれるケースが多い

郵便物がもっとも盗まれやすいのはアパートです。

特に、カギのない集合ポストや、ドアポストしかないような老朽化した安いアパートほど、郵便物が盗まれる確立が高くなります。

アパートで郵便物を盗むのがたやすい理由は、他人のポストに触れるチャンスが多く、なおかつ郵便物があるかどうか一目でわかるからです。

特にドアポストは、中にきちんと投函されず、ポスト口にはさまたままであることも多いですよね?

こういう郵便物なら、悪意ある隣人がドアの前を通りかかった時に、わずかな動作で抜き取ることが出来ます。

 

アパートは近隣トラブルがおきやすい

アパートという場所は近隣トラブルが最も起きやすい場所です。

安いアパートほど防音設備はしかかりとしておらず、騒音問題が発生しやすいです。

また、周囲の環境に気を配らないような単身者も多いので、下手に恨みをかってしまい、郵便物を盗むという地味な嫌がらせを受けることがあるのです。

 

ストーカーの犯行

 

郵便物を盗まれたら、いやがらせの次に疑うべきはストーカーの存在です。

ストーカー犯の中には、被害者の個人情報を手に入れようと郵便物を盗み出す人間がいます。

特に女性ストーカーは、こうした行動によって被害者のプライバシーを手に入れて満足する傾向にあるので気を付けたい所です。

 

郵便物には個人情報が沢山

郵便物というのは個人情報の山です。

本人の名前、生年月日はもちろん、利用しているサービスとその料金、そして使用した目的などがわかります。

ストーカーの中には、公共料金や電話の使用料金などを盗んで、本人の生活を想像して楽しむという、かなり危ない人達もいます。

彼らからすれば、郵便物によって本人の生活の様子が分るだけでも十分に価値があるのです。

 

棄てたゴミから郵便物を抜き取るようなストーカーも

 

手段を択ばず、本人の私生活を盗み出そうとするストーカーの中には、本人が収集所にすてたゴミの中からプライバシーのわかる郵便物だけを抜き出して保管するような人間もいます。

この手法は「ガーボロジー」と言われ、かなり際どい調査の方法として知られています。

ガーボロジーによって得られる情報は膨大なものです。

ゴミというのは本人の私生活を知ることだけでなく、その人間が隠していた事実すらも明らかになります。

郵便物が抜き取られ、なおかつストーカーが相手だとわかったら、ゴミを捨てる時にも十分気を付けてください。

 

窃盗癖のある人物の犯行

 

盗みというのは快楽を伴う行為であり、スリをはじめ、人の目を盗んで行う窃盗犯は窃盗行為に依存し、無目的な常習犯として犯行を繰り返します。

そして、郵便物を盗むという行為もまた、常習化した窃盗依存者の犯行であることがあります。

 

郵便窃盗に伴う快楽

 

窃盗は手軽で、なおかつスリルのあるものほど常習化していきます。

そのため、スリや万引にはまってしまい、特にお金に困っているわけでも無いのに何度も繰り返してしまう人が世の中には沢山いるのです。

そして、郵便窃盗も万引き等とおなじいように、手軽で誰にでも出来るスリルあるゲームとなります。

郵便物を盗むことは、万引きよりもはるかに簡単です。いつ住人に見つかるかというスリルもありますし、なおかつ、手に入れた郵便物には住人の個人情報が山ほど入っています。

こうなると、盗むことへの快楽と背徳感は行為を行うたびに脳に学習されてしまい、いつの間にか無意識に郵便物を盗むような常習犯へとなっていくのです。

 

まとめ

 

 郵便物を盗むことはれっきとした犯罪です。しかし、犯行によって証拠が残ることが少な、なおかつ警察も本格的に捜査をしてくれません。誰でも自分宛の郵便物が盗まれるのは気分が良いものではないはず。

もし行為が止まらないようになら、探偵に依頼して事実を明らかにしてみましょう。