強すぎる恋愛感情が原因?恋愛依存ストーカーの恐怖

ストーカーというと、一般的には被害者に対して強い攻撃性を発揮するイメージがあるでしょうが、中には攻撃性はまるでないタイプのストーカーも多いです。

しかし、攻撃性が低いストーカーは陰湿で厄介なものです。

長期間にわたり、じわじわと被害者を精神的に追い詰めていくだけでなく、ストーカー被害者だけではなく、その周りの人間や自分の周囲の人間にすら悪影響を及ぼすのです。

恋愛依存型ストーカーの脅威

 

恋愛依存型のストーカーは、異性への恋愛感情が行き過ぎてしまい、ストーカー行為に出てしまう人達です。

恋愛依存によるストーカーは女性に多く見られます。

男性の場合、恋愛よりも相手を手に入れたいと思う感情が先走りますが、恋愛依存型のストーカーは、被害者との距離をそこまで詰めず、遠巻きに監視するのが特徴です。

恋愛妄想を抱く

好きな人間との恋愛妄想は、一度は誰でも抱くものです。

ところが、恋愛依存型のストーカーは、そうした妄想を毎日の様に抱いており、すでに現実との境目が分からなくなっています。

恋愛妄想とは、好きな異性と自分が恋愛関係に発展する姿を妄想することですが、

ストーカーはこの妄想に取りつかれるがあまり、相手とのコミュニケーションなどなくとも、

脳内ではすでに恋愛として完璧に完成されているのです。

執拗な愛情表現

恋愛妄想型のストーカーの特徴は、自分の愛情をとにかく表現したがる点です。

脳内では恋愛妄想に取りつかれているため、相手が自分の愛情を素直に受け取ってくれると信じています。

そのため、最近ではLINEやメールなどのメッセージで、意中の相手に何度も繰り返し愛情表現の文章を送り続けるような被害が出ています。

 

恋愛に依存しすぎる加害者

 

   恋愛妄想型のストーカーの大半は女性です。もともと、恋愛というのは人間の脳多くの麻薬を分泌します。

ドーパミンやアドレナリンなどの脳内麻薬は、人間の脳を活発化する働きと共に、多大な快楽をもたらすのです。

この快楽にあまり酔い過ぎるがあまり、脳内で組み立てた、自分に都合の良い恋愛妄想を抱き続ける女性は、その後ストーカーとなり、被害者につきまとい始めます。

 

自身の愛情に忠実過ぎる

愛情を表現するのは良いことなのですが、この手のストーカーの恐ろしい点は、相手の意志をまったく確認しないことです。

恋愛妄想型のストーカーは、自分自身で恋愛妄想を抱いたとしても、その気持ちを相手に伝えて、正式な交際に発展させる気が殆どありません。

もしも交際する気があったとしても、恋愛関係を続ける勇気が無いというタイプが多いです。

恋愛は、通常好きになった異性と交際に発展して、はじめて恋愛関係と言えるものです。

片思いの段階で満足できる人は殆どいませんし、普通なら、こくはく告白をしてダメならそこで片思いを諦めて、別のパートナーを探そうとするものです。

しかし、こうした自然的な恋愛の流れを無視するのが、恋愛妄想がたのストーカーの特徴です。

恋愛感情を抱く自分が好き

恋愛妄想だけで十分幸せになってしまっているストーカーは、相手の意志を確認しません。

むしろ、確認してしまったら最後、再び精神的に傷つけられることを恐れています。

また、恋愛をしている自分が好きな人が多いです。恋愛妄想とは、恋愛依存に陥っている女性が起こしやすいもの。

恋愛感情によって引き起こされる脳内麻薬の分泌にこそ依存しているのです。

好きな異性に対する配力に欠け、自分勝手な愛情表現をするのは、全てのストーカーに共通する点です。

こうした行為は、相手にとっては迷惑にしかならないので、早めに告白して諦めてもらいたいものですね。

恋愛妄想型は長期間の監視を行う

 

   恋愛妄想型のストーカーの中には、かなり長期間に渡って被害者に付きまとう人間が多いです。ストーカーが長期化する理由は、異性と正式な関係を持つことが出来ない分、

恋愛感情によって起きる「相手を知りたい」「相手と交わりたい」といった願望を、監視活動によって静かに消費していくからです。

 

自宅周辺で被害者を見ているだけで幸せを感じる

自宅付近で監視するストーカーは多いですが、恋愛妄想型のストーカーは被害者を眺めるだけで幸せを感じるという特徴があります。

これが恋愛破綻型なら、被害者に対して攻撃を行う準備に過ぎないのですが、恋愛妄想型の場合は、見ることそのものが目的と化しているのです。

被害者の持ち物を盗む

被害者の持ち物やゴミを盗むのは、恋愛妄想型のストーカーが行う典型的な犯行です。

被害者の物を盗むのは、本来は被害者と一緒に居たいという気持ちを抑え、その所有物を手に入れることによって満足しようとするからです。

盗むものは、本人が直に触れたものを好み、下着や靴下、靴などが多いです。

次第に本人への接触を試みる

 

恋愛妄想型のストーカーは、はじめは本人と接触せずとも、妄想の中の恋愛で満足します。

しかし、彼らは次第に被害者達に接触を試みていき、事件として扱われるようになります。

 

自身の妄想では満足できなくなる

恋愛妄想に取りつかれていたとしても、現実との差は完璧には埋まりません。

実際には交際しておらず、相手からも愛されてはいないのですから、これはむしろ正常な反応です。

いつまでも妄想の世界にいるなら、恋愛妄想型のストーカーはまるで無害な存在ですが、

現実との差に耐え切れなくなった途端、ストーカーは非常に危険な存在となります。

相手に自分の存在を認めさせようとする

恋愛妄想型のストーカーは、被害者が別の異性と交際を始めた時や、もしくは被害を訴えられ、警察などから通告が行った時に初めて被害者と直接接触しようとするものもいます。

この行動は、被害者から拒絶されている現実に耐えかねたからであり、妄想に現実を合わせようと抗議をしたり、被害者に暴力を振るうことすらあるのです

 

まとめ

恋愛妄想型のストーカーは、妄想が消えるまでストーキングを止めようとはしません。

また、結果を出すことを極端に恐れているので、ストーキングが長期化することが多いです。

こうした加害者から逃れるには、やはりストーカー加害者に対して適切な措置を取ってもらうしかありません。この手のタイプには、法律や制度による抑止はまるで効果がありません。

被害者がなんとか加害者から逃れ、加害者がストーカー更生制度を受け、カウンセリングによる治療を受けさせる必要があるのです。