ストーカーになりやすい人は真面目でプライドが高い人が多い?

ストーカーに走りやすい人というと、世間一般では根暗で孤独な印象があるかもしれません。

異性にモテることが少なく、思い込みが激しく、さらに相手の都合を考えないという特徴を持ち合わせているため、なんらかの精神疾患も抱えているものと思われるかもしれません。

ですが、実際にはストーカーはそれほど目立った存在ではありません。中には非常に意外な人物がストーカーになるというケースも見られます。また、ストーカーの大半は社会的立場のある人という意見もあります。

では、本当のストーカー像とはどんなものなのか?今回は過去の事例含め、貴方の知らないストーカーの本当の姿をご紹介させて頂きます。

社会的な立場ある人間がストーカー化する

ストーカーになりやすい人間は、社会的には地位が低く、低所得者層に多いと思われがちですが、実際にストーカーとなる人物は低所得者層よりも、或る程度の社会的地位が高い人物であるケースも目立ちます。

公務員のストーカー

教員がストーカー化した例

教員は昔から公務員の中でも人気の高い職業でしたが、最近では教員によるストーカー事件が相次いでいます。

私が体験したもの中では、ただの一般教師だけでなく、教頭や都道府県の教育委員会職員クラスがストーカー化した例もありました。

彼らがストーカー化する相手は、決まって同じ職場の人間です。特に男性が年下の女性教員に対してストーカー化する例が多く目立ちますが、教員は職場での恋愛が非常に多い職種であることからも、ストーカーも同じ教員をターゲットにするこが多いと感じます。

また、教員は非常にまじめに生きることを社会的に求められる職業であり、その職業に就こうと考える人も社会的な生真面目さをもっている人が多いです。

ですが、その結果恋愛に対しても真面目すぎるきらいがあるため、ストーカーに発展する人も出てくるのでしょう。また、日本で2011年にストーカー殺人として認定され、探偵業界も大きな打撃を受けた逗子ストーカー殺人事件でも、加害者は元教員でした。

 

警察官がストーカー化

警察官という仕事は、むしろストーカーを撃退する側の人間であるはずが、警察も結局は人間であり、中には警察官でありながらストーカー化ししてしまった人もいます。

警察官という職業は一般市民よりも自分のほうが上の存在であると思い込む人が多いです。また、昔から圧倒的な男性社会であるため、異性に対してもプライドが高い人物が多く、関係を持った相手が別れようものなら、その後はストーカーと化し、相手に対して執拗な嫌がらせを行う人もいるのです。

警察官のストーカーが怖い所は、相手を力づくでねじ伏せようと考える節がある点です。ストーカー化する前に、被害者女性を殺害するケースなども見られることから、もしストーカー化すればかなり危険です。

 

モテるはずの人間がストーカー化

ストーカー化する人間は生活の困窮しており、精神的にも不安定な人物が多い思われがちですが、実際にストーカーとなって被害者を殺害するまでの恐ろしい攻撃性を持っている人間の中には、金銭的には裕福な人物も含まれています。

 

違法営業風俗の経営者グループがストーカー殺人

日本で初めて発生し、その後のストーカー規制法につながったことで知られる「桶川ストーカー殺人事件」は、実際には誰もが知るようなストーカー犯像ではなく、むしろその姿とは真逆の犯人像でした。

加害者は兄と友に風俗業を営んでおり、金銭的な余裕がある人物で、被害者女性には高級なバックなどをプレゼントとして送っていました。さらに、被害者を殺害する際にも、グループのリーダーである兄が2000万円の殺害費用を提供。

これだけの資金がある人物であるにも関わらず、ストーカー化し殺害にまで至っているのです。さらに加害者は容姿に優れているという点からも、決してモテない人間では無かったはずです。

 

レストラン経営者がストーカー化したケース

過去に行ったストーカー調査では、その加害者が複数の飲食店を経営する事業者であったケースもあります。

当然経営のための借金などはあったでしょうが、生活は非常に裕福なもので、一般庶民とはとても言えないレベルの人物です。

このような人物でもストーカー化するというのは恐ろしいことですが、やはりストーカー化するか否かにおいて、金銭面だけを見ることも出来ません。

 

家庭のある人間がストーカー化する?

世間一般では孤独な生活を送る人間ほどストーカーになりやすいと言われますが、実際にストーカーとなる人間の中には、家庭のある男女も含まれています。

不倫の末のストーカー化

不倫関係に陥った既婚者が、その後ストーカーと化すケースは珍しくはありません。しかも夫や妻、子供までもいるのに、不倫相手から別れを切り出されると

「復縁しなければ殺してやる」

「お前の家族に危害を加えてやる」

という恐ろしい脅迫を行う人までいるのです。

 

この様な人物は、どこにいても酷い孤独感に際悩まされている人が多いと言われます。客観的にみてまるで孤独には見えない人間でも、家庭内で居場所が無かったり、妻や夫から愛されていないことが原因で不倫ストーカーになることは十分に考えられます。

しかも、不倫相手ほど本気になりやすいせいで、ストーカー行為の末に殺害に至るケースも珍しくないのです。

 

社会的な一般論からストーカーを見分けるのは難しい

ストーカーを見分けるのは、その外見的な特徴や社会的な立場、金銭など、わかりやすい分類をすることは出来ません。

当然、どの世界にも、どの業界にもストーカー的な資質を持つ人間が潜んでいると考えるべきでしょう。

また、ストーカーは被害者と接触するまで、そのストーカー的な資質を明らかにはしません。また、相手を支配する能力に長けており、被害者を洗脳、脅迫、または力づくで交際を続けさせるなど、悪質な手法を取る人物が多いのです。

表面的な部分だけを見て異性と交際するのは、ストーカー対策としてはかなり危険な行為です。相手がどんな人間なのか、しっかりと見定める目を養うのが大切なのです。