監視アプリを使うストーカー犯が急増!その手口とは

監視アプリを使うストーカー犯が急増しています。

その手口の恐ろしさもさることながら、監視アプリの高機能ぶりもストーカー行為を助長させていると考えられます。

そこで、今回は監視アプリを使ってストーカー行為を行った例を見ながら、現在の監視アプリの恐ろしさについて学んでいこうと思います。

日本おける逮捕者

2014年4月、監視アプリを使用したストーカーを行ったとしてとして広島市内の男性が逮捕されました。逮捕された男性は監視アプリ『ケルベロス』を元交際相手のスマートフォンに忍び込ませ、そのプライベートを幾度となく把握していたのです。

通話履歴を399回チェック

監視アプリの中には、アプリをインストールしたスマートフォンの通話履歴を確認できるものがあります。

中身の確認のためには当然監視アプリを秘密裏に忍ばせる必要がありますが、一度忍ばすことが出来れば、通話した相手とその時間を確認することが出来ます。

また、通話履歴のみならず、メールの発着信履歴まで確認できるものまであります。

 

盗聴行為

スマートフォンに関しアプリを忍ばせることが出来れば、盗聴行為も簡単に行えてしまいます。

盗聴はスマートフォンの持ち主サイドにはまるで気が付かれることはありません。

監視アプリの動作のバックグラウンドで行われているため、アプリを忍ばされた側は、自分が盗聴されていることに気が付けません。

また、盗聴はアプリ管理者側の任意のタイミングにより盗聴が可能。誰でも簡単に開いての居場所を知ることが出来るのです。

 

現在地

監視アプリはもともとスマートフォンの盗難防止用に作られています。そのため、現在地を知るためにアプリをインストールしたスマートフォンのGPS機能を使って、現在地を知らせる機能がついています。

この機能もバックグラウンドで動くものが殆どであり、アプリをインストールされた側は現在地を調べられていることに気が付きません。

また、アプリの種類によっては移動ルートまで把握出来るものがあります。

これがもしストーカーによって悪用されでもしたら、自分の職場や自宅、立ち寄り先まで把握されてしまいます。

 

映像撮影機能

スマートフォンには何の知らせもなく、カメラを起動させて周辺の状況を撮影する機能があります。

さらに、監視アプリの種類によってはシャッター音が出ないものもあるため、使用者に気が付かれることなく現在の状況を映像によって知ることが出来てしまいます。

 

なぜ監視アプリには危険な機能があるのか?

監視アプリにここまで危険な機能が備わってしまっているのは、スマートフォンの盗難を防ぐためです。

日本ではスマートフォンの盗難はそれほどありませんが、海外では高価なスマートフォンを狙う犯罪者はとても多いのです。特に南米などの治安が悪い地域では、スマートフォンを手にもって歩いているだけで簡単にひったくりに合うことすらあります。

その様な場所でスマートフォンを使うなら、誰でも上記の様な機能を備えたアプリケーションを求めるでしょう。また、映像や音声などを伝える機能は、スマホの盗難者の声や顔を記録することで、犯罪の立証を可能にします。

探偵1

また、一見してストーカー行為を助長するように思われる各種機能のバックグラウンド動作(通知アイコンを表示させない)も、スマホの盗難犯人がアプリの作動に気が付いてスマートフォンの電源を切ったり、スマートフォンごと破壊させないために必要とも言われています。

 

日本では、盗難防止よりもストーカーに好まれる?

上記の通り、海外の治安の悪い地域では監視アプリをスマホに入れておかなければ、怖くて外に持ち歩けないという人すら居ます。

しかし、海外に比べて治安の良い日本では高機能な監視アプリはあまり必要ではありません。そればかりか、その高機能ぶりが逆に犯罪を助長させてしまうため、本来の目的とはまったく違った使い方ばかりされてしまいます。

ただ、ストーカー犯がこぞって監視アプリを相手のスマホに忍ばせられるとは限りません。

アプリを触ることができなければ、監視アプリを使えない

高機能な監視アプリは、ストーカーにとって強力な武器となります。しかし、監視アプリを使うためには、相手の携帯に触れ、監視アプリをインストールさせなければなりません。

つまり、スマートフォンさえ触らせなければ監視アプリを使ったストーカー行為は防げるのです。

ただ、ストーカーがまったく見ず知らずの人間である例は極めて少ないものです。

反対に、元配偶者や元恋人がストーカー化する例が多いです。となると、別れる前にスマホに監視アプリをインストールされてしまい、その後ストーカー行為に悪用されてしまうかもしれません。

 

自分の携帯に監視アプリが入っていないか確かめるには?

監視アプリの多くはバックグラウンド上で作動するため、スマホの画面上にアイコンそのものが表示されません。

そのため、もし自分のスマートフォンに監視アプリがインストールされていないか確認するためには、ホーム画面でアイコンを確認するのではなく、設定画面からアプリの動作を直接確認するしかありません。

ただ、アプリケーションを設定画面で確認できないものはありません。

発見したら、そのままアプリの動作を一時的に停止するか、アプリごとアンインストールすることが可能。

誰でもその気になれば、簡単に監視アプリの魔の手から逃れることが出来ます。

浮気調査のために監視アプリを使用する人も

浮気調査のために監視アプリを使用する人も少なくありません。

特にLINEの中身を見ることが出来る監視アプリは浮気調査をしたいと考える人にとっては重宝していると言われています。

ただ、監視アプリを使用した相手が元配偶者や元恋人である場合は、完全にストーカー行為です。それに、監視アプリを使って配偶者や恋人のプライバシーを覗き見れば、不正アクセス法違反、またはプライバシーの侵害として訴えられるかもしれません。

気軽な気持ちで監視アプリを使うのは危険です。

もしも浮気調査を行うなら、リスクを知り、より安全な方法で調査をすることが大切です。