調査中に対象者が警戒しはじめたら?探偵の対処法

浮気調査にマニュアルは存在しません。現場の状況は常に変わり、その様子はまるで自然そのもの。つねに同じ手法を取れるような優しい環境ではありません。

環境が変化すれば、相手となる対象者の状況も一つとしておなじものはありません。なかには、対象者が非常に強い警戒心を持ちはじめるような事態に陥ることもあるのです。

では、調査中に対象者が警戒心をあらわにしはじめたら、探偵はどのようにして対処するのか?浮気調査の事実をみなさまにご紹介させて頂きます。

警戒心を剥き出しにはじめる対象者達

対象者達はつねに大人しく探偵に尾行されているとは限りません。中には、警戒心を次第に露わにしはじめ、探偵の存在に気が付きはじめる相手もいます。

 

探偵の調査を警戒する対象者

依頼者にとって、対象者は簡単なターゲットに思えるかもしれません。例えばある依頼者の奥さんは「旦那はまったく気が付いていない、あの人は単純だから、簡単に証拠もとれる」と余裕で笑っていました。ところが、いざ調査がはじまると、対象者は明らかな警戒行動を示し始め、見るかに尾行者がいないか確認している様子でした。しかも、警戒は自宅から出た時からスタートしていたのです。

この事実を依頼者に伝えると「なぜ?どうして警戒なんて?」と疑問符ばかりが浮かんでいました。もしも、探偵があらかじめ警戒行動に備えていなければ、下手をしたら探偵の尾行が発覚していたかもしれません。

 

対象者は無知ではない

まず依頼者の方にしってもらいたいのは、貴方の配偶者は決して無知ではないということです。

浮気をする人間はだれもが浮気の発覚を恐れています。のんきそうに浮気をしているように見えて、その裏ではいかに浮気をバレナイように続けるのか、パートナーは浮気に気が付いているかなど気が気ではありません。その結果、貴方が浮気をみつけたように、配偶者も貴方を普段から観察していますし、証拠を簡単に握らせないように気を配っています。

 

探偵についても知っている

対象者は探偵という仕事があること。そして、浮気をしている自分が探偵に調査される可能性についても頭の片隅に置いています。

探偵の存在はかつてまでそれほど認知されたものではありませんでした。仕事の内容についてもあまり知られたものではなく、自分が探偵に調査される可能性について疑う人も少なかったでしょう。

しかし、インターネットが発達した現代では、誰もが簡単に探偵の仕事について調べることが出来ます。また、はじめから調べるつもりはなくても、サイトの広告や偶然検索したキーワードで出てきた探偵に関する記事(このような)を見るということもあります。

依頼者に対して多くの情報発信がなされている今、その情報は同時に対象者にも行き渡るようになりました。探偵について知らなくとも、浮気を繰り返すうちに、探偵に狙われわれる可能性は必ず思い浮かぶようになっているでしょう。

 

過去に探偵に調査されている

過去に探偵に調査をされた人は、その後の浮気でもかならず探偵に尾行されていないか確認しています。

一度探偵に狙われた経験がある人はそう簡単に恐怖心が消えません。その恐怖はしだいに薄れていくものの、浮気という行為で再び過去を思い出し、自分が探偵に狙われていないか周囲を確認しなくては安心できなくなってしまうのです。

 

警戒に気が付いた場合の探偵の対処

対象者というのは警戒するものだと思い調査するのは浮気調査の基本です。プロフェッショなるな探偵ほど油断せず、つねに対象者が警戒行動をとらないのか気を配りつつ調査をおこなっています。

 

対応1『距離を取って確認』

警戒行動と思われる行動が現れたら、探偵はまず距離を取って相手の行動を監視します。探偵は警戒行動にとても敏感なので、非常に早い段階であいての警戒心を察知します。しかし、確実に警戒しているのか、それともただの偶然なのかを冷静に判断するため、まずは一旦距離を離し、相手の行動を監視します。

もしもここで警戒行動が明らかなら、さらに警戒行動を繰り返すでしょう。もしも警戒行動が現れないようなら、その後の様子をみながら、失尾ギリギリの距離で相手に発覚されないように監視を続けます。

 

対応2『放尾』

放尾とは、あえて尾行対象者から距離をはなし、見失う行動を指す言葉です。対象者が警戒した場合のオーソドックスな対処法がこの放尾であり、大抵の探偵はこの方法で調査の発覚を防ぎます。

警戒している対象者を尾行し続けるのはとても危険です。とくに徒歩の場合は相手から調査員の顔を直接見られてしまうため、発覚率は車両尾行よりも高いです。

こんな時には、潔く放尾し、対象者をおよがせます。下手に尾行を続行して調査がバレてしまえば、そのあとしばらくは尾行できません。であれば、尾行が無かったことを相手に印象付けさせ、次の浮気調査で油断したところ狙うほうが安全なのです。

 

対応3『GPSを使った後追い尾行』

車に乗っている対象者が警戒行動をわずかにでも見せたら、あとはGPSを頼りに尾行を行います。

GPSはあらかじめ設置しておくことも出来ますが、調査の途中で設置も可能です。ただ、警戒している相手には途中でGPSを設置するのは難しいので、予め設置していた場合にのみ可能となります。

探偵が使うGPS機器はリアルタイムでの位置探索が機能がついています。また、自分の現在地が表示される機能も備わっているため、尾行しながらGPSの位置情報を調べつつ尾行が可能です。

GPSを使った尾行はかなりの距離が離せます。その気になれば2キロでも3キロでも離しながら尾行が可能ですが、こちらの姿が一切見えない距離で尾行すれば良いので、街中なら500メートルは離せば十分でしょう。

ただし、この調査手法では、建物への出入りをしっかりと捉えることはほぼ出来ません。相手が停止してから現場に到着するまで2~5分はタイムラグが発生するためです。ただ、姿を見られることなく尾行を続けられるのは大きなメリットであると言えるでしょう。

 

まとめ

今回はほんの一例を紹介しましたが、対象者が警戒行動に出た場合には他にも沢山の対処法があります。

プロフェッショナルな探偵ほど厳しい状況を切り抜けられるものなのです。