実録所在調査:かつての恋人を探せ

かつての恋人を探したいと思ったことがありますか?

男女の関係は、ドラマや映画のように綺麗に終われません。別れたあとに友達に戻れる可能性よりも、そのまま連絡が取れなくなる可能性の方が遥かに大きいことは、恐らく多くの方が実体験として感じてきたはずです。

しかし時が経ち、中高年ほどになると、ふいに昔の恋人が急に気になることがあります。あの子は今どんな生活をしているのか?幸せになれているのか?また会って、あの頃の事を話したいと思う人も少なくありません。

ただ、昔の恋人を探し出すのは簡単ではありません。かつての恋人の連絡先を覚えている人はそう多くありませんし、自ら連絡先を消してしまった人も多いです。

ですが、探偵の手にかかれば、それこそ魔法の様にかつての恋人と再び話せる機会を得ることが出来るのです。

相談者

今回ご紹介する相談者はKさん(女性・50代・自営業)

Kさんは若いころに大学進学のために田舎から東京都内に出てきた後、卒業後に飲食店を開業し、そのまま東京都内で結婚。2人の子供も大学まで育て上げました。

しかし数年前に旦那さんの不倫が原因で離婚。お子さんも独り立ちしてしまいました。仕事も引退はできず、経営者として厳しい判断を求められることも多いため、次第にストレスにも耐えられなくなってきたと言います。

そんな時、ふと学生時代に付き合っていた男性のことを思い出しとKさんは仰いました。その男性とは進学のため別れてしまいましたが、旦那さんの不倫によって男性に対して人間不信に陥っていたKさんにとっては唯一信頼できる男性であったと言います。

しかし、かつての同級生に訪ねてみてもその男性の行方が分かりません。その一方で、Kさんは男性と会って話がしたい思いが募っていったと言います。

依頼内容

今回、Kさんが探し出したい昔の恋人(Bさん)に関するプロフィールを調査前に提出してもらいましたが、その情報は高校生の頃のものしか残されていません。

どうやらBさんは高校を卒業したあと、地方の大学に進学しました。

しかし地元からご両親ごと引っ越してしまった為、それ以来地元の友人たちとは一切交友が無かったようです。

ただ、事前情報として、高校時代にBさんと仲の良かった友人の実家住所と、Bさんの実家があった場所に関する情報を手に入れられました。

また、Bさんの生年月日についても知ることが出来たので、これらの情報を元に、私たちは所在調査を開始しました。

調査計画

所在調査を行う時、まずは手元にある情報を精査する所から仕事が始まります。

今回の所在調査で出そろっているのか以下の情報です。

  • Bさんの生年月日
  • Bさんのかつての実家住所
  • Bさんと仲が良かった友人の名前と実家住所

これら三つの情報を見た時に、どの情報から追い始めればBさんの元にたどり着ける可能性が高いのか考えました。

その結果、Bさんの実家住所周辺から引っ越し先について取材することが最短ルートを辿れる可能性が高かったことから、まずはKさんとBさんが高校時代まで過ごしていたN県Y市に向かいました。

N県Y氏は地方都市にほど近い田舎で、辺りには田園風景ばかりが広がる典型的な田舎でした。人口も多くなく、聞き込みを行えば近隣住民にすぐに噂が流れる可能性が大きかったので、Bさんの学生時代の友人という設定で聞き込みを開始しました。

その結果わかったのは、Bさん達家族は父親の転勤のために引っ越したということが判明。また、聞き込みを行った内の一人がBさんの母親から年賀状が毎年届いていたため、引っ越し先の住所について知ることが出来ました。

ただ、このままY市を離れると時間とコストが掛かるので、ついでにBさんの親友であったご実家にも訪れました。すると、実家にBさんの友人が在宅していたので詳しい話を聞くことができました。

それによれば、Bさんは現在関東地方でサラリーマンとして働いていることが判明。詳しい住所については分かりませんでしたが、結婚して子供もいる様子も分かりました。

この情報を元に、今度は得られた情報を再度整理して考えた結果、やはりBさんの実家周辺に聞き込みを行うことに決定しました。聞き込みの材料としては、ご友人から得られた情報を用いることにして、まずは現場に向かおうと車を走らせました。

Bさんの実家は関東県内にある公営団地の一か所にありました。こうした場所では周辺の噂も手に入りやすいと期待して聞き込んでみるも、なかなか情報が集まりません。

そこで、今度はご依頼者に連絡し「ご依頼者の名前を出して実家に聞き込みを行いたい」と打診してみると、依頼者も承諾。今度は探偵であることを堂々と名乗り、名刺も差し出して事情を説明しながらBさんの実家に取材を行いました。

すると、なんとご両親は「Bさんの許可があれば良い」として、Kさんの連絡先を渡して欲しいと仰いました。そこで依頼者の許可をもらい、電話番号と住所を書いたメモを渡し、この調査は完了となったのです。

調査結果

この調査の後、KさんのもとにBさんから電話があったと言います。その時、Bさんは二人きりでは会えないが、友人と一緒なら良いとの承諾をもらい、なんとか無事に会食にこぎつけたと言います。

ただ、やはり奥さんとお子さんを大切にされているBさんは、その後Kさんとは友人関係に留めたようです。

しかし、Kさんは奥さんとお子さんをとても大切にしているBさんの姿を見て「良い男性は絶対にいるはず」と、婚活に励みはじめたとか。このポジティブさは、さすがは経営者と言ったところでしょう。

まとめ

かつての恋人を探しだすことはストーカー規制法違反に抵触する恐れもあります。

しかし、自身がストーカーでないことをきちんと証明して頂ける方や、ストーカーの恐れが低い方であれば、探偵に所在調査を依頼することも可能です。

また、最終的には調査対象者の了解が得られた場合のみ、連絡先や住所を教えて頂くことになると思いますが、よほど酷い別れ方をしていない限り、かつての恋人をむげに扱う人はいません。将来を幸せに歩むためにも、一度調査を依頼してみるのも良いかもしれません。