オキシトシンの罠?愛情ホルモンが分泌しやすい人間は浮気をしやすい?

現在、人々の親和性と高める働きがある愛情ホルモンとして研究が続いている「オキシトシン」は、いまでは浮気予防のためにも利用できるとして人気を集めています。

しかし、愛情ホルモンといわれるオキシトシンについて調べるうちに、その効能を悪用することがとても簡単であることに気が付いいたのです。

オキシトシンとは?

オキシトシン

オキシトシンは脳内に分泌されるホルモン物質の一つです。

このホルモン物質が分泌されると、人は幸福感や安心感を抱くようになり、ホルモン物質を分泌させてくれた相手に対して強い信頼を抱くようになります。

また、オキシトシンは大変簡単な方法によっても発生させることができます。

(例)

ボディタッチは、相手への信頼感の現れであると共に、ボディタッチをされた相手に対して信頼感を与えることができます。これは、肌が触れ合うということだけでもオキシトシンが強く分泌されるから。ほかにも会話をしたり、お互いに目を合わせるなど、様々な行動からもオキシトシンが分泌されます。

中でも最もオキシトシンが分泌されるのはセックスです。

セックスによって大量のオキシトシンが分泌されるのは男性よりもむしろ女性側です。

ただ、男性もセックスによって大量のオキシトシンが分泌することが解っています。

オキシトシンは人為的に発生させられる

オキシトシンによって人が愛情を感じることが解った現在、このホルモン物質を使って夫婦関係の改善や恋人との愛情を増すために様々な試みが行われています。

また、オキシトシンは陣痛の痛みを和らげる効果もあるため、アメリカでは市販薬として薬局の店頭に並んでいます。

インターネット上でも簡単にオキシトシンは購入できます。

海外での販売がメインですが、日本国内でもオキシトシン配合の商品が販売しています。

つまり、オキシトシンはキスやボディタッチ、もしくはセックスを行わずとも簡単に発生させられる状態にあるのです。

 

オキシトシンの悪用

oxytocin

本物の媚薬であるオキシトシンを使うことにより、人はより簡単に浮気が行える状況に置かれています。

(例)

オキシトシンを吸引させた相手は親和性が増し、安心感が高まり、相手のことを強く信頼しはじめることが様々な研究結果で分かっています。

ただ、その中でカップルではない人物にオキシトシンを投与しても、相手に対して信頼感が沸くのか研究した実験結果も存在します。

その研究では、オキシトシンを投与した男性に、明らかに詐欺だと解るような金銭取引を持ち掛けたところ、その男性はほぼ疑うことすらせず相手の申し出を受けてしまったのです。

さらに、オキシトシンを再び投与された男性は、先程の取引で損をしてしまったのにも関わらず、自身が被った損益を忘れ、再びリスキーな投資を行ってしまったのです。

この研究結果からわかるのは、オキシトシンとはそれだけ無条件に相手を信頼させる効果を生んでしまうということです。

しかも、男性は本来オキシトシンの分泌量が少ないこと知られています。

なのにも関わらず、詐欺にすら騙されてしまう…

オキシトシンとはそれほどまでに危険な物質なのです。

オキシトシンを使用して浮気を行う可能性

オキシトシン浮気

オキシトシンを投与するだけで、簡単に相手に信頼感を与えてしまうことが証明された以上、この物質の市販には問題視すべき点があまりに多すぎます。

特に、本来「浮気予防」の目的で販売されているオキシトシン配合製品は、その使用を夫婦以外の関係性、つまり浮気や不倫に用いることが懸念されます。

(例)

女性は既婚男性からアプローチを掛けられた際には、相手に対して強い不信感を持ちます。

相手には正式なパートナーもいますし、自分はただの遊び相手、真剣な交際などとても望めないからです。

しかし、もしもここにオキシトシンを人為的い発生させることができれば、女性はたとえ相手が既婚者であっても強い信頼感と安心、そして愛情までも芽生えてしまい、相手からの浮気の誘いに乗ってしまう可能性があるのです。

これは女性が男性に対して行っても同様の効果があります。

意中の男性が既婚者であってもアプローチを掛けたい場合、オキシトシンを使用することによって一時的な信頼感を増す。そのごセックスに持ち込み、さらなるオキシトシンの分泌さえ行ってしまえば、簡単に不倫関係を築くことが可能なのです。

オキシトシン発生の仕組みの盲点

オキシトシン発生

ただ、こうした論にはひとつの欠点があることも事実です。

(例)

セックスやボディタッチにおけるオキシトシンの発生には、必ず両者が互いに対して好意的である必要があります。

つまり、オキシトシンを発生させるためには、相手に触れ前に自らのオキシトシン量が高くなければならないということ。

となれば、一時的に薬物によってオキシトシン量を増幅させたとしても、その後継続的にオキシトシンを発生させるためには、こちらからの愛情が必要不可欠なのです。

ですが、浮気の発生時にそれほど強い愛情を相手に抱いている人はほとんどいません。

関係の始まりのほとんどは遊びですから、セックスやボディタッチを重ねても、関係はそれほど持続しません。

つまり、一時的にオキシトシンを投与して関係を深めたとしても、その御、セックスなどによってオキシトシンを発生させられる可能性は低いともいえます。

ただ、ここにも盲点があります。

もしも自身のオキシトシン量が少ないことが問題なら、今度は自分にオキシトシンを投与したらどうなるでしょう?

そうすれば、そこにはオキシトシン量が高い2名の男女が居る状態となるため、当然肌を触れ合わせたり、会話をするだけでも十分に愛情を感じれるはずです。

オキシトシンの悪用に注意

オキシトシンは今や愛情を深めるためのホルモンとして世界中に知られることになり、その効能を利用した所品も多数出回るよういなりました。

しかし、愛情を深め合う相手がもしも浮気相手であったならば、これほど危険な商品は今まで登場したことが無かったと言っても良いでしょう。

夫婦の安全をまもるための武器は、使い方を間違えば夫婦関係の破綻をやすやすと招くことになるなら、私たちはあまりに安易な方法に頼らないほうが良いかもしれません。