もし自分が不倫をしてしまったら、貴方はその事実を隠し通す事が出来るでしょうか?
「不倫をしたら、出来たらバレない様にやってほしい」という発言を聞いた事がありますが、まさしくその通りで、相手にまったく疑わせることなく不倫が出来るなら、それに越したことはありません。
しかし、少しでも不倫を疑われてしまえば、あとは貴方の責任問題です。事態を上手く収拾できなければ、配偶者は貴方を決して許さず、そのまま離婚に至ってしまうでしょう。
では、一体不倫がバレてしまった時にはどの様にして誤るべきなのでしょうか?
芸能界で見る不倫謝罪の成功と失敗
不倫が発覚してしまったら、その事実をすぐに認めましょう。
謝罪は相手に詰問をさせる余地を無くすのがポイントです。質問をして、そこで再びウソをつこうものなら、相手からの信用は完全に消え失せてしまいます。
しかし、貴方から先手を打って謝罪を行えば、正直に全てを話したことが評価につながり、最悪の事態を防げるかもしれません。
不倫における謝罪の手本として芸能人の不倫関係を例にとってみましょう。
彼らは一般人の私たちより遥かに不倫の機会に恵まれています。
しかも、その相手も芸の陣であるため、一度起きてしまったスキャンダルを直ぐに火消し出来なければ、全ての仕事を失ってしまう事すらあるのです。
不倫謝罪の成功例
恐妻家を表に出した「峯竜太」
恐妻家キャラで知られている峯竜太さんは今や大物芸能人の一人です。しかし、過去には浮気をスクープされ、芸能界の瀬戸際に立たされたこともありました。
しかしこのとき、なんた峰さんは謝罪会見に奥さんを同伴。奥さんに徹底的に攻められる「恐妻家」キャラを演じることで、浮気騒動はチャラになり、さらには芸能界進出を果たしました。
この対応で注目すべき点は、峰さんが奥さんに徹底的に怒られている姿を世間に見せた点です。よく、不倫をする男性は奥さんに怒られても「だから何だ!」と言わんばかりに逆切れしてしまう人が沢山います。
しかしよく考えてみてください。逆ギレをしてその後夫婦関係が修復出来ることはありません。
この際、自分が徹底的に下手に出て、相手に思う存分怒らせる方が、後々必ず自分の得に働きます。
相手を立て、自分を下げることこそ謝罪の基本です。
土下座謝罪で事なきを得たカンニング・竹山
過去の4回もの浮気をしたものの、未だに奥さんと離婚せず夫婦生活を継続しているお笑い芸人の竹山さん。
その謝罪は、徹底した土下座謝罪にあったと言います。
また、周囲にも浮気や不倫の事実を公表。
周りに責められながらも、お笑い芸人らしく不倫ネタを連発し、芸能界でのし上がって行ったと言われています。
謝罪で失敗してしまった人達
謝罪をしても許されなかった芸能人といえば、やはりこの人たちでしょう。
ベッキーさんの「嘘謝罪会見」
人気タレントであったベッキーさんの不倫騒動は記憶に新しいですが、その中でもベッキーさんに追い打ちを掛けてしまったのが、不倫の事実を認めないまま、公の場で不倫相手と「ただの友人」と言ってしまった点です。
もしもこの時、ベッキーさんが不倫の事実を認めていれば、その後の活動も大きく変わったかもしれません。
もともと好感度が売りであったため、汚れることに抵抗があったのかもしれませんが、実際にはすでに完全に汚れている訳ですから、そこまで心配する必要も無かったでしょう。
乙武洋一さん
政界への進出を前に不倫騒動をスクープされてしまった乙武さんも不倫の謝罪を行っています。
乙武さんの場合は、最近の不倫スクープの連続中で学んだのか、あっさりと不倫の事実を認め、潔く謝罪に応じているのは好ポイントです。
しかし、その謝罪文の中で奥さんにまで謝らせてしまったのは議論を呼んでいます。
こうした文面は良妻アピールをし、すでに家庭内では問題が決着したことをアピールするのは良いのですが、浮気加害者と被害者が同じ立ち位置に居るイメージを与えてしまい、世間の女性たちからは非難が集まっています。
また、乙武氏も都の教育委員会に所属し、障がい者の社会進出を促し続けてきた人ですから、ベッキーさんと同じく好感度の高いキャラクターでした。
それだけに、不倫スキャンダルの対応は慎重を求められるばかりか、謝罪もさらに誠心誠意行う必要があります。
不倫の謝罪は「誠心誠意」と「制裁を受ける」姿勢が大事
不倫の謝罪を行う時には、誠心誠意の謝罪が必要となります。それは、自分のプライドをかなぐりすて、許してもらうならどんな事でもやるという姿勢に他なりません。
例えばカンニングの武山さんの場合は、過去に4回の浮気をしたものの、そのすべてに土下座で答えてきたそうです。
また、真面目に働く姿勢を見せることで許しを得ていたことと、あまりのプライドの無さに奥さんもつい許してしまったのでしょう。
さらに、謝罪をしたから許さるものではなく、きっちりと制裁を受けておくべきです。
例えば峯さんの場合、この一件で奥さんにこっぴどく怒られ、謝罪会見では奥さんの前で謝罪させられるというかなり厳しい制裁が行われています。
こうして制裁を一度受けた事により、普通なら追加の制裁は行われません。特に奥さんは旦那さんを愛しているからこそ制裁を加える訳ですから、きちんと受けきれば再び元の夫婦に戻れることもあります。
謝らなくて成功してしまった人も・・
世の中には不倫をしたとしても、案外すんなりと許されてしまう人たちが存在します。
そうした人達の特徴は、元から好感度が高く無く、さらには愛嬌があるという二つの面を備えている人たちです。
はじめから良い人間でなければ、不倫によるイメージダウンを避けれますし、さらに「しょうがないやつだな」と許されてしまうような愛嬌がある人間だと、不倫のダメージも回避しやすいと言われています。
ただ、この手のタイプは相当な浮気者ばかりです。
結婚はできるだけ避けたいと思うかもしれませんが、不倫位は別に良いという懐の大きな方なら、意外と上手く行くかもしれませんね。
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