英雄色を好むって本当?野心家の浮気はテストステロン説とサイコパス説があり

「英雄色を好む」という言葉に嫌悪感を持つ女性も多いでしょう。

なぜならこれは「英雄的な男性であれば、浮気が許される」という見方も出来るからです。

しかし、そもそも本当に英雄は色を好むのか、その真実についてはあまり知られていません。そこで今回は英雄的人物の特徴と浮気性の関連性について学んでいこうと思います。

テストステロンの値に問題が?

英雄的な行動に出る男性の体内では「テストステロン」と言われるホルモン物質が一般人よりも多く分泌されていると言われます。

また、テストステロンは男性の浮気とも深い関わりを持っているのが特徴です。

テストステロンとは?

テストステロンとは、男性ホルモンの一種であり、男性らしい肉体を形成するために重要なホルモン物質と言われています。そのため、テストステロンが大量に分泌されている男性ほど異性に持てるだけでなく、性欲も高まりやすいと言われています。

テストステロンの分泌量と浮気の関係性について、アメリカで興味深い調査が行わました。

調査チームの発表によれば、4000人の男性のテストステロン値を計測し、その後生活の実態に対するアンケート調査を行いました。

その結果、テストステロン値の低い男性ほど家庭を大切にし、父親としての責任意識があったのに対して、テストステロン値が高い男性ほど浮気経歴が多く、離婚率も高かったのです。

テストステロンが高い男性は社会的に成功しやすい

テストステロン値が高い男性は浮気性ですが、同時に社会的成功を収める確率も高いと言われています。

その理由は、テストステロンの高さとリスクを感じる度合いに強い関連性があるからです。

テストステロンは人間が感じるストレス値を下げる効果があります。

ある研究によれば、被験者のテストステロン値を測定した後、15分間の間被験者に拳銃を持たせた状態でテストステロン値を測定した結果、その濃度が100倍以上にも高まったといわれます。

この結果、テストステロンは人間がリスクを冒してなお行動しなければならない場面において、感じる「危険度合」を下げる働きがあると考えられているのです。

つまり、「テストステロン値が高い」=「性欲が強い」「危険を感じにくい」=「不倫のリスクを意識しない」という説が「英雄色を好む」の正体でもあるのです。

 

サイコパス説

サイコパスとは、反社会的人格を持つに至った脳機能障害、または精神病質と言われています。

日本の法律において、サイコパスは「精神障碍者」として定義されていますが、存在が確認できただけで、今だに研究と論争が続いています。

サイコパスは不倫をしやすい

サイコパスについては「異常な犯罪者」であるという認識が一般的です。恐怖心や罪の意識を感じず、さらには他者への同情心に掛けており、大変利己的な性格を併せ持っていると言われています。

また、サイコパス的特徴を併せ持つ人物は、配偶者を裏切ることにも罪悪感を感じないため、自身の性欲に忠実に行動するがあまり、不倫を繰り返すという特徴を持っています。

つまり、サイコパスと不倫男性は決して無関係ではないのですが、さらに「英雄」と言われる人々とも、サイコパスが深く関係しているという説が存在します。

サイコパスは「英雄」の条件も備えている?

犯罪者の特徴として知られているサイコパスですが、その研究は犯罪者からスタートしたものではありません。

人間的にリスクを意識できず、感情が欠如し、さらには他者からの信頼性が欠如した特異な人々についての研究から、「サイコパス」(精神病質)という言葉が生まれたのです。

初期のサイコパス研究を牽引した心理学教授のキャシー・ヴィドム氏は1977年に、サイコパスと社会的成功者に関するある興味深い研究を行っています。

ヴィドム氏は、誌面の文通コーナーを利用し、文面からサイコパス的な特徴を有する人物を特定し次々と接触していきました。

その結果、ヴィドム氏が出会ったサイコパス的傾向を持つ人物達の中には犯罪歴があるものはおらず、証券マンや銀行マンなどの高い社会的地位を確立する人物も含まれていたのです。

また、偉人とサイコパスに多くの共通点があることを見出すために行われた研究は他にもあります。

2013年に行われた研究では、アメリカの歴代大統領の行動からサイコパス的特徴が見いだせるか調査が行われました。

この調査では、121人の伝記作家と心理学の専門家が各人の詳細な行動データを分析。その結果、リーダシップとなりえる英雄的行動と、危険を認識できず、なおかつ事前的ではない、利益を度外視した利他的行動が、サイコパスの特徴が大変似通ったものであると結論付けられたのです。

 

英雄的特徴がある人間は、異性に持てる?

テストテロンの値やサイコパス的特徴によって「英雄色を好む」の正体について説明できる可能性はあります。

しかし、ここで見落としてはいけないのは「英雄的特徴」を備えた人間ほど女性にモテやすいという特徴です。

まず、テストステロンの上昇では、男性的な外見が形成されるため、異性へのアピール力が高まります。また、精力的性格であるため、社会的に成功しやすく、経歴や資産などによって女性にアピールすることもできます。

また、サイコパス的性格の人物である場合、嘘が上手く愛嬌がある上、利他的な行動も平然と出来てしまうため、女性からの信頼を得やすいです。

もちろん、この様な男性の特徴に惹かれる女性ばかりではありませんが、もし女性が男性に求める原始的欲求を優先させたならば、英雄的特徴を備える男性は、それ以外の男性に比べて遥かにモテるのです。

 

まとめ

「英雄色を好む」という言葉の正体は科学的見地から解明されようとしています。

しかし、その全容が解明されたころには、すでに英雄的人物が色を好むことが無くなっているかもしれません。

なぜなら、現代社会は昔よりも遥かに不倫や浮気に対して厳しい姿勢を見せているからです。政治家や芸能人だけでなく、不倫や浮気によって社会的成功を失う人の数は年々増えているのが実情です。

こうした現状を踏まえてみると、若い世代の人たちから見れば、すでに英雄色を好むという言葉は「死語」に近いものであるとも言えるでしょう。

しかし、男性がその性質を根本的に変えない限り、表向きにはクリーンであっても、社会的成功者である「英雄」は、その裏で常に多くの異性トラブルを抱え続けていくはず。

また、その裏で探偵も浮気症の英雄達を追い続け、不貞行為の証拠を取り続けていくのかもしれません。