認知の歪み?浮気をする人間は常に自分に言い訳を繰り返す

浮気をされるのは辛いことですが、浮気をする人間もまったくストレスに晒されていない訳ではありません。

特につい魔がさしたレベルで浮気や不倫をしてしまった人は、必ずと言って良いほど自分自身を強く攻めています。

しかし、そうした人の中には、罪悪感を感じながらも、延々と同じことを繰り返す人間がいるのは不思議ですよね?

そこで、今回は浮気をしている人間が、いかに自分の罪悪感を処理しながら行為に及んでいるのかを詳しく見て行こうと思います。

浮気では、必ず認知的不協和が起きる

浮気をしている人間は、自分の中で必ず認知的不協和が起きています。

認知的不協和とは、人間の思考の中で起きる「思考の矛盾」によっておきる不快感を示すことばです。心理学者であるレオン・フェスティンガーによって提唱されました。

認知的不協和が発生する原因は、その人間の行動に選択を迫るためです。矛盾する二つの行動を続けることは難しいですし、その結果、両方を一片に失ってしまう可能性があるからです。

 

浮気をする人間は不快感を感じている

例えば、浮気における認知的不協和とは以下の様な状態を指します。

【例】

認知1:浮気相手とデートをしたい

認知2:浮気をすることは良くない

この二つの認知(思考)は、お互いに否定しあう関係にあるのが分かるでしょうた。

例えば、浮気相手とデートをしている最中に、認知2の「浮気をすることは良くない」という思考を頭に描いたら、ストレスとなるような不快感が生まれてしまいます。

反対に、浮気をせずにいる間に、認知2の「浮気相手とデートをしたい」という思考が発生すれば、同時にストレスが生まれますよね。

つまり、浮気を実行しなくとも、浮気を考えた時点で人は必ず認知的不協和に襲われるのです。

 

浮気をやめることは出来ても、認知的不協和はしばらく消えない

認知的不協和が発生する理由は、どちらか一方の行動を選択させるためです。もし選択をしなければ、延々と認知的不協和が発生し続けてしまうのです。

【例】

認知1:浮気相手とデートをしたい

認知2:浮気をするのは良くない

認知3:どちらか一方を選ぶ

この二つの認知に、三つ目の選択を加えることで、人はどちらか一つの行動を選びます。

もしも貴方の名誉を守るなら、ぜひ認知2を選ぶことをお勧めします。しかい、認知2を選んだとしても、脳内から「浮気相手とデートをしたい」という欲求が消えるわけではありません。

それに、人間が欲求に抗うことは常に苦痛が伴います。この例であれば、認知2を選ぶよりも、認知1を選んだ方が、貴方は一時的な苦しみから逃れられるはずです。

 

欲望に従い、なおかつ認知の不協和を消す

認知1である「浮気相手とデートをしたい」という強い欲求を伴う行動を優先するには、なんとかして認知2の道徳的思考を消し去らなければなりません。

しかし、上記の通り、どちらの行動を選んでも残された認知は消えません。そこで、人はここに新たな認知を加えることにより、自分の選択を補強していくのです。

【認知の補強の例】

認知1:浮気相手とデートをしたい

認知4:バレなければ傷つかない

認知5:浮気なんて誰でもしている

この様に、次々と認知を付け加えることにより、認知1の行動を「正しい」と思いこもうとします。

人はこれを「言い訳」と解釈するでしょう。確かに、私自身も、この行動は言い訳だと感じます。

しかし、実際には認知1を選ぼうが、認知2を選ぼうが同じです。

正しい認知をしている以上は、どちらの選択を取っても認知的不協和は起こり続けるので、必ず認知を付けたし、自分の選んだ行動を補強しなくてはならないのです。

 

浮気の新たな認知(思い込みの材料)のパターン

浮気をしている人間が、自分の行動を正当化させるための認知は以下の様なものが多いです。

  • 浮気は誰でもやっている
  • バレなければ浮気は良い
  • 浮気をすることで、人生が豊かになる
  • 浮気ではなく、婚外恋愛である
  • 浮気も恋愛の一つである
  • 遊びの浮気だから許される
  • 愛しているのは配偶者だけだ

これらの認知は、どれも単体では矛盾はしません。しかし、その全てが「浮気相手とデートをする」ことを補強しながら「浮気をしてはいけない」という認知を弱める働きを持っています。

 

現実を直視させるには?

数々の認知を付け加え、自分の行動を正当化している人間は、浮気の事実を素直に突き付けても、なかなか自身の非を認めせん。

その理由は、自分自身が付け加えた補強認知があまりにも強力だからです。

しかし、補強した認知を相手が無意識に付け足しているので、その一つ一つを「浮気をするため」に自分が加えたものであることを認めさ、最後の認知である「浮気相手とデートをしたかった」という言葉を相手から引き出せれば、おのずと自らの比を認めるでしょう。

ただ、そのためには、相手が浮気を正当化するためにどの様な認知を付け加えたのかを知る必要があります。

しかし、その認知は相手の口から「言い訳」として登場するはずです。その一つ一つを指摘しながら、相手に再び認知的不協和を起こさせる様に仕向けていけば、やがては相手の口から、最後に残された認知が飛び出してくるはずです。

 

常に冷静に、相手を観察する

相手が補強した認知を知るためには、まずは相手に喋らせる必要があります。こちらが一方的に攻め立てれば、あいてはさらに自分の認知の補強を行うだけなので、非を認めさせることが出来ません。

そこで、まずは相手を責めずに、冷静に「浮気をしたという証拠があるんだけど」と切り出し、手に入れた証拠を見せましょう。

 

その上で、「何か言いたいことはある?」と、相手に弁明の機会を与えるのが大切です。すると、相手が恐れていれば恐れているほど、補強してきた認知が口から飛び出してくるでしょうから、あとは補強のために作られた認知を一つ一つ拾いながら、不協和を引き起こすための認知を植え付ければ良いだけです。

(例:相手「浮気をすれば人生が豊かになる」自分「裏切られた私の人生は不幸になり、あなたは配偶者を裏切った過去が出来る」といった具合に)

 

まとめ

浮気性の人間は、身勝手な認知の補強を行ってしまう人が多いです。そのため、冷静に対応しなければ、相手に浮気を認めさせることは出来ません。

浮気と認知の仕組みを理解して、丁寧に相手を突き崩すための技術を覚えましょう。