理由も無く浮気を疑いたくないときに知っておきたい5つのポイント

探偵という職業人はとにかく人の疑う癖が付いています。それは探偵のみならず、警察関者や法律関係者、または厳しいビジネスの世界で生きる人も同じかもしれません。

ただ、人を疑うということは、多くの方にとっては気分の良いものでは無いでしょう。天性の探偵的素質がある人でない限り、浮気を疑うこと自体に強いストレスを覚えてしまうものです。

そこで、今回は浮気を疑うのではなく、浮気を疑わないために出来ることについて詳しく説明させて頂きます。

疑心暗鬼にならずにすむには?

浮気について完璧に疑わずに生きることは不可能です。

人間は本能として配偶者の浮気に危機感を覚えるように出来ています。その結果、本来は浮気を疑わずにすむポイントですら「浮気をしているの!?」と過剰な反応を示してしまい、パートナーを困らせてしまいます。

疑念を持ちすぎ、一体何が本物で偽物か分からなくなる状態を「疑心暗鬼」と呼びます。

疑心暗鬼に陥ることは、プロである探偵にとっては致命的です。探偵は事実のみに注視しなくてはなりません。疑心暗鬼に陥ると、どこから調査を行って良いのか分からなくなります。

しかし、もっとも致命的なのは探偵ではなく依頼者が疑心暗鬼に陥ることです。

多くの依頼者は疑心暗鬼に陥っている?

探偵社に浮気調査を依頼される方の多くは、当然、浮気の疑いを持っているからこそ依頼してきます。

しかし、その中には探偵目線から見ても「これは疑心暗鬼に陥っているな」とすぐに判断できる方が存在します。そして、残念なことに、疑心暗鬼に駆られている依頼者ほど自らを客観視することを忘れて大きな損をしてしまっているのです。

疑心暗鬼にかられた依頼者の特徴

浮気の証拠がいつまでも出てこない

浮気調査を何度も行うものの、どの調査においても不貞行為の証拠が得られない方の多くは疑心暗鬼に駆られています。

こうした方は探偵社にとっては良いリピーターとなりますが、良心的な探偵社であればあるほど、何度も依頼を繰り返しても証拠が取れない方には「恐らく浮気はしていませんよ?」といった忠告をします。

しかし、疑心暗鬼になってしまった依頼者は、その様な意見すらも「そんな訳がない、必ず浮気はしているはずだ!」と、別の探偵社に依頼を繰り返すのです。

様々な探偵社に依頼を繰り返す

前述の通り、浮気調査を何度行っても結果が出ない人は、探偵社から依頼を断られ続けながらも費用が尽きるまで沢山の探偵社に依頼を繰り返します。

浮気調査の費用は安くはありません。相場として20~30万円ものお金を何度も出していたら、あっという間に費用が尽きてしまいます。

しかし、それでも疑念が尽きない方は借金をしてしまったり、無茶なローンを組んでも探偵に依頼されます。

探偵社としては費用を踏み倒されない限り、良いリピーター客になるかもしれませんが、浮気をしていないのにお金ばかり出て行くのは健全とは言えません。

この様に、疑心暗鬼は浮気調査を行う上で依頼者に多大な負担を与えてしまいます。

疑心暗鬼に陥らないためには?

疑心暗鬼に陥らず、冷静に浮気調査を行うためには、プロである探偵の手法を学ぶのが一番です。

前述の通り、探偵は事実のみを調査しなくてはならないので、常に余計な疑心暗鬼を持たないように訓練しています。

そこで、探偵がいかにして事実のみを見るために訓練をしているのかご紹介させて頂きます。

確証バイアスを捨てる

「確証バイアス」とは、認知心理学などにおける専門用語で、ある仮説を立てた場合に、その仮説を支持する情報のみを収集してしまう人間の習性を指す言葉です。

確証バイアスは仮説を立てて事実を検証する職業人全てが持っています。探偵。警察。検察。学者などは事実のみを追わなくてはならない職業でありながら、常に確証バイアスに悩まされています。

しかし、確証バイアスは訓練次第で簡単に排除することが出来ます。

例えば、他人の意見を良く聞くことも確証バイアスの排除に繋がります。自分一人の意見が思い込みに過ぎないと気が付くためには、別の仮説を聞いたり、自分の仮説に対する反応を回りに求めることで解消できます。

また、バイアスを排除するためには、常に「事実」のみを優先する姿勢が必要です。自分が打ち立てた仮説が常にあやふやなものであると意識すれば、情報を集める中で仮説が揺らいだ時に別の仮説を打ち立てることが出来ます。

反証情報を先に調べる

探偵はある一つの「疑念」を持った時、その疑念が正しいかどうか調べる時には必ず「反証情報」から探り出します。

反証情報とは、自分が打ち立てた仮説を打ち壊せるだけの決定打を持った情報です。

例えば、ある人物の居所を探そうと思った時、とある情報から「B市」という場所に居る可能性があると分かったとします。

しかし、ここでB市内にすぐに飛んで居所を探すのではなく、一旦落ち着いて、インターネットや手元にある資料を良く調べ「B市内に居ない可能性」から探ります。

なぜこんな回りくどいことをするのか?と思う方もいるでしょう。

しかし、B市内に対象者を探して現地に赴き、聞き込みを何度も繰り返すだけで何日も掛かります。もしもB市内に居なければ大幅なタイムロスに繋がってしまうので、効率的に調査を行う上では欠かせない作業なのです。

浮気調査は効率と事実を重視する

上記2つのポイントを見てもらえば分かる通り、探偵は常に「事実」と「効率」を重視して調査を行います。

この考え方は依頼者から疑心暗鬼を抜くためにも効果的です。

例えば「事実」とは、自分の持っている疑念ではありません。現実としてこの世の中に起きており、客観的に見ても分かる現象のみを事実です。

また「効率」は疑心暗鬼のすえに費用ばかり掛かってしまう依頼者には是非意識してもらいたいポイントです。根拠の無い疑いばかりに身を焦がしているのは大変非効率な行いだと自覚しましょう。

まとめ

浮気を疑う人は恐怖や不安のあまり、浮気の証拠は目に見えても、浮気をしていない証拠は目に見えないことがとても多いです。

真実のみを見る目を養い、無駄な調査費用を支払わない癖を身に着けましょう。