浮気調査は、実際にはその多くが対象者のミスによって成功しています。
完璧に警戒している対象者の浮気調査は行えません。
そもそも、調査に対象者が気が付いていたら、浮気相手との接触を控えるだけで、簡単に探偵の調査を躱せるのです。
ところが、対象者にそのような情報が伝わることは殆どありません。また、対象者が探偵の尾行に気が付くこともなく、その結果、浮気調査の多くは成功しているのです。
この法則は探偵だけでなく、依頼者が行うセルフ調査にも当てはまります。いかに対象者を油断させてミスを作るのかを考えて調査を行えば、かなり重要な浮気の証拠が手に入るかもしれません。
手に入れたい浮気の証拠
相手に隙を作らせるまえに、まずは手に入れておきたい浮気の証拠を確認しておきましょう。
携帯電話の中
携帯電話の中身には、当然のように浮気相手との秘密のメッセージが隠されています。このメッセージを本人の了承なく勝手に覗き見ることはプライバシーの侵害に該当します。
さらに、ロックが掛かっているアプリの中身を見るために、不正な方法でセキュリティーを解除すると不正アクセス禁止法違反に問われる可能性もあります。
いずれにしてもリスキーな調査であり、あくまで個人の責任に全てを任せる外ありません。
しかし、浮気調査をするとして、携帯電話の中身をスルーすることは出来ません。
この点はとにかく注意しながら、携帯電話の中には相当重要な証拠が眠っていると思い調査を進めるのが一番でしょう。
レシート類
財布の中にレシートを貯めている人はかなり多いですが、そのレシートから浮気が発覚することも珍しくありません。
レシートには購入した商品名と金額、利用した店舗の名前や住所、さらには時間までもが必ず記載されています。
もしも、昨晩は仕事で遅くなると言っていたのにも関わらず、その夜にレストランなどで2人分と思われる飲食をしていた形跡がレシートが残されていたのなら、その時間に浮気相手とデートに出かけていた可能性も考えられます。
プレゼント等を送ったカードの明細
浮気相手には必ずと言って良いほどプレゼントを贈るものです。
しかし、現金でプレゼントを購入すると、お金の流れがバレやすいもの。そこで、カードを使ってお金の流れをごまかそうとする人が多いのです。
特に、普段からカードを使用し、なおかつその会計も夫婦別々なら、カードを利用して浮気相手へのプレゼント代金をごまかしている可能性が高いです。
しかし、相手のカードの明細を確認するのは難しいでしょう。
郵便物を勝ってに開けて中身を見るのも嫌がる人も多いですから、相手が中身を開封したあと、カードの明細を確認しなくてはなりません。
相手の隙を作る
自分で浮気調査を行う時、大抵の人は相手が隙を作るタイミングを延々と待っているかもしれません。しかし、これからすぐにでも浮気調査をしたいと思っている時、誰もがそんなじれったことをしていられないでしょう。
また、早く浮気の事実を調べたいと焦ってしまい、待っているつもりが、かなり挙動不審な動きに繋がってしまうかもしれません。
待つのではなく、攻めの浮気調査を
じっと相手の隙が出るまで待てる「スナイパー」タイプの人間は、下手な動きは極力避けて、隙が生まれた瞬間にすぐさま行動に出て、一瞬で浮気の証拠を攫えるかもしれません。
しかし、そうではない「突撃」タイプの人は、感情をこらえることが出来ないので、とにかく早く行動しようとあせり、浮気調査が失敗におわりがちです。
そこで、こうした突撃タイプの人はまず、浮気調査を行うための隙を作るアクションを起こすことをおすすめします。
じっと待っているよりも、作戦を練り、すぐに行動したほうがより効果があることが多いのです。
携帯電話を長時間手放す隙を作る
浮気をしている人間は、誰でも自分の携帯電話を除かれないかと気が気ではありません。
特に配偶者が自分の見ていない所で携帯電話を覗きはしないか心配なので、いつでも携帯電話を手元に置いておくでしょう。
こんな相手が携帯電話を手放すタイミングを待っていても仕方ありません。とにかくアクションをおこし、相手が油断する隙を作るのです。
携帯電話を貸してもらい、そのまま何もせず返す
「携帯電話を貸して」
と言われると、浮気をしている人間はまず貸すのをしぶります。
しかし、ここで諦めてはいけません。相手が携帯を貸さないなら
「もしかして、浮気とかしてるの?」
とカマをかけてゆさぶりをかけましょう。ここで少し知恵の回る人間(警戒心が高い人間)なら、重要なトーク履歴やメッセージを削除して見せるでしょう。また、アプリにロックをかけてから手渡すかもしれません。
ここで普通なら、寝入りに浮気調査をして、相手にプレッシャーを与えるはず。
しかしそれでは隙を作る意味にはならないので、あえて何もせず、関係の無いウェブブラウザを開いたりして、そのまま返してあげてください。
こうした行動を2度、3度と繰り返すと、相手はどうしても油断してしまうものです。
誰だって緊張や警戒には大きなストレスが掛かります。相手が油断しており、こちらを詮索するつもりが無いなら、緊張を時、すこしゆるんだ携帯操作をしはじめます。
そのタイミングを狙い、相手が油断したら、今度は一気に浮気調査に走りましょう。その頃にはすでに携帯電話を借りる必要もなく、テーブルの上に置いてトイレに行ったり、風呂場に行ったりするかもしれません。
そのタイミングで、ゆっくりと中身を確認すれば良いだけ。油断を誘うには、まずはこちらが完全に油断している演技をする必要があるのです。
レシートをあえて集めず、財布の中身も公然とチェックしない
浮気相手とのデートのレシートを必ず捨てる人は、財布の中を覗かれる可能性を恐れているからです。
また、時折相手が会計を確認するからで、もしもレシートもチェックせず、財布の中身も見られないような人なら、油断してうっかり財布にレシートを残してしまうでしょう。
もしもレシートに浮気の証拠が残っていそうなら、相手に財布を出させてレシートを出させたり、家計簿を厳しくつけるのは止めたほうがいいです。とにかくお金の流れには頓着しない姿勢をみせ、相手が油断してレシートを財布に残すように仕向けるのです。
これはカードの明細も同じです。
明細の中身をチェックしない。まったく頓着などない姿勢をみせておけば、配偶者の部屋のテーブルに置かれたままになっていたり、ゴミバコにシュレッダーも掛けられずに残されている可能性が高まるのです。
浮気調査は狩りと同じ
浮気調査は狩りと非常に似たアクションです。
動物界における狩りは2種類です。
一つは、相手に隙が出来るまで待ち続け、そのタイミングに一気に襲い掛かるハンタータイプ。
そしてもう一つは、偽装や自らが敵意が無いふりをして相手に近づき、もしくは近寄らせ、油断をさそってから一気に襲う方法です。
自分がどちらのハンティングに向いているのか、見極めてから浮気調査を行うのも悪くないでしょう。
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